お弟子さん制度第3回目が終了した先週末からどうも様子がおかしくなった。
初めてみる根本師匠のロールプレーイング。とてつもなく驚いた。話には聞いていたがあんなに心の中に入り込んでいくなんて…その上、その場にいる人たちの心まで動かされるとは…。
もちろん私もドップリはまってしまった。でも何をどうという説明もできないし、同情したとか、自分に投影したとかそういった言葉にできることとは違うなにかが起こったような…。
月曜日になって、どうしても気持ちがざわついて、どうでもいい過去のことがふっと思い起こされたり、思考がパタリと停止して真っ白な瞬間がなんども訪れたり、なんとなく記憶障害的なところもあり、なんじゃこりゃ?と思っていた。
お弟子さん仲間が「そういうことがある」と言っていて、そういうものか…とは思ったものの、とにかく思考が動かない。
書けなくなったぞ
文章を書くのは大好きで、書くこと自体はなんの苦もない。スラスラ書けるか?と訊かれれば、そうでもないけど、気分が乗ればタイピングの手は止まらない。頭と手が一体化している感じがある。
それなのに、先週末のお弟子さん制度の後、書きたいことは山ほどあるのに、書こうとすると思考がまとまらない。そして白くなる。白くなって何か心に入ってきているような気がしてしょうがない。だれか他の人の意識が。
あがいてもしょうがないので、書かないことにした。事務的な作業をせっせとこなしていた。
そのおかげてワードプレスのお引越しが終わりそうなのでそれはそれで有意義だったのだが。
BUMP OF CHICKEN ♪パレード
私たちはひとりひとりで生きている。もちろん人格も違うし、考えていることも違う。
でもどこかでつながっている。
心理学では、顕在意識はほんの3%かそれ以下と言われていて、殆どが無意識が潜在意識らしい。
その話を聞いてとても納得した。
時々誰か他の人の思考を通して、その人の痛みを拾ったり、その人の心に沈んでいる澱をすくったりしてしまっていることはないだろうか?
私の愛するBUMP OF CHICKENの楽曲に♪パレードというものがある。
数年前に『寄生獣』という大ヒット漫画が映画化されて、その主題歌だったもの。私も『寄生獣』という漫画が大好きで、若い頃はまって何度も読んだ。
あらすじは地球外生命体が地球にやってきて、人間の脳に寄生し支配し、人間を捕食していく。というお話。主人公の新一はこの生命体が脳ではなく、右手だけに寄生し、自分の脳は自分のものだが、右手に生命体が寄生し、そのミギーと名付けた生命体と共存し、数奇な運命の人生をたどることになったというお話。
この寄生獣のように、誰かが、何かが自分の脳に、心に、思考に入り込んでしまった感。
これが今回の私の感覚。
歌詞はこちら≫≫♪パレード
そんな深い話じゃないかもしれないけど、ただ疲れちゃっていただけだったかもしれないけど、それでもなにか自分ではコントロールできないところでなにか起こっていたんだと思うんだよね。
とは言え、昨日なんとなく元に戻ってきた様子。こうやって書いているしね。
どこかでつながっている
私たちは自分ひとりで生きているわけではない。どこかで誰かと繋がっている。
それは思考かもしれないし、潜在意識の中でかもしれない。それははっきりとはわからない。どう考えてもコントロールできる代物じゃない。
考えたって仕方がない。それでも私たちは考える。だって人間だもの。
何かに焦って、何かに怯えて、それでも前に進んでいくのは、アリだよね。
今までこの♪パレードはそこまで好きな歌ではなかったけれど(PVもなんか怖いし)今回ヘビロテしてしまった。
BUMP様、いつもありがとう。
と、ここまで書いて思いついたけど、入ってきたのは他の誰かではなく、私が沈めた私自身だったのかもしれないな。
しらんけど。