お金問題

夫婦の3大離婚危機2 マイホーム購入で夫と意見が合わない

くるくる頭のカウンセラー 山本春野です。どうぞお見知りおきを。

夫婦問題のカウンセラーになろうと決めたきっかけのひとつに、だたの夫の愚痴ブログだったのにもかかわらず、『相談」を寄せて下さった方が数人いたということがある。

その頃は私はただの『夫の愚痴をとにかく言いたい』だけだったのに、その問い合わせ内容が真剣な「どうしたらいいですか?」と言った内容で驚いた。そして私はひどく悩んで当たり障りのない返信をした。

その時の内容で2件ほどあったのが、この『マイホーム購入に関して夫婦の価値観/意見の相違」というものだった。

価値観の違う二人が、人生においておそらく一番大きな買い物をするというプレッシャーは、程度やジャンルは違えどとても大きいものであることには間違いない。

最近思うのは「家を買う」のが『恐れ』から来ているのか、それとも『愛』から来ているのかをちょっと考えて見るのが、2人の相違の着地点につながるのではないかな?と思っている。

もちろんこの人生の大きな決断の根本には『愛』があるはずなんだけれども。

夫婦の一大イベントであり3大離婚危機である「マイホーム購入」を乗り越えるには、なにを恐れているのかを一度見てみて、その下には必ず愛があるということに気づくからだと思う。

男性心理的に家を買うということは

本当だったら「家を買う」なんてとっても楽しいライフイベントなはずだし、ワクワク感しかないはずなのに、男性心理としては『プレッシャー」というものがつきまとう。

ご相談でも「夫が乗り気じゃない」とか「家が欲しいと言っているくせに貯金するつもりがない様子」ということが多い。

潜在意識でこのプレッシャーを感じたくないから、思考では「家を買う」ことに前向きなくせに、行動がそれに反しているということが起きることはある(らしい)。

で、その感情っていうのは

「オレにローンが返せるのか?」とか
「やっぱり無謀か?」とか
「もっと働かなきゃいけない」といった責任感から生まれる。

この責任感の根底には「家族を幸せにしたい」とか「家族の幸せな未来のために」という、男性心理でいうところの「女性の喜びになりたい」という思いがある(らしい)。

「やっぱりオレはだれの喜びにもなれない」という無価値観もあるのかもね。

で、そこで奥さんは「そんなことないよ!あなたは家族のためにいろいろやってくれてる!ありがとう(ハート)」という風に言ってあげればいいらしい。(らしいが多すぎ!w)

その選択は『恐れ』から?『愛』から?

家を買うっていうのは『幸せ』なはずなんだけど、どうしたって『不安』がつきまとう。

それでもその根底には『愛」があるということを忘れないで欲しい。

例えば(いつも自分の話ばかりで本当に恐縮だが)、私のマイホーム購入は大慌てだった。

結婚してすぐ同居の義父が脳梗塞で介護が必要になり、エレベーターのない団地に住んでいた私たちは『介護のできる家』を買うことに決めた。

というか、「私たち」ではなく「私」がだ。

恐れからの行動ばかりの購入ではあったけれど、私はとっても楽しかった。私は自分の家が欲しかった。それが『強制的』に見える方法で背中を押されて決断できたのは、きっと自作自演だったのではないかと未だに思う。

恐れからの行動とは
○ 介護できる家がないと施設利用料を払い続けなければならない
○ 親戚たちに何を言われるかわからない
○ 義父もしつこく「家を買え」と言ってきた
○ 長男の嫁らしく何かしないと認められない

こんな感じの心情だった。楽しくもなんともない「マイホーム購入」のように見える。けれども、私はやっぱり楽しかった。それはきっと『愛からの行動」が「恐れからの行動」にまさっていたからだと思う。

なんでも100か0かはあり得ない。両方の要素があって、それの割合がどうかなんだと思う。

実際、自分で住む土地を決めて、出せる上限を決めて、それでどういう感じの家に住めるのか?戸建てかマンションか、新築か中古か等々を考えて決めていくのはわくわくしたし、家もマンションも、新築も中古も、建売も注文もいろいろ検討した。

これでやっぱりわくわくして幸せだったのは、『家』というものに『家族』をみていたからかもしれない。

ホームとしての家。ハウスではなく。ただの箱ではなく、その中で繰り広げられる幸せの光景をイメージ出来ていたのだと思う。

「周りにどう思われるか」という恐れより「自分の家があることによる安心感や幸福感のイメージ」がはるかに上に行っていた。

あの頃はこんな風に分析したりはしなかったけれど…。もちろんこの家の購入から始まった壮絶な介護生活も、夫婦の危機も、子どもの成長もなにもかも、この家で起きていること。

いいも悪いもこの家は見てきたし、この先もこの家の中で色々な家族の歴史が刻まれていくのだなぁとしみじみ思う。

常に幸せの選択をすること

不安や恐れって0にはならないもの。それを「まぁそりゃそうだよね」と自分自身を労わることから始めてみてはどうだろう。

夫婦ってまぁ色々あるけれど、一緒にいる目的って結局「幸せになる」ことだと思う。その目的のために色々行動して、考えていくとわからなくなったり、見失ったりすることがちょいちょい起こる。

いわゆる迷子になるってことだね。

そんな時は、ふと立ち止まって「どこに向かっていたんだっけ?」と考えてみて、自分の感情と仲良くして、とことん「幸せの選択」をし続けることだと思う。

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