長男が突然
と訊いてきた。
そんなのわたしが知りたいわ!といいながら、二人で考えてみた。
まず、『あたまがいい』とはどういうことか?
そして、『あたまがよくなって』何がしたいのか?
という点で考えてみたい。
あたまがよくなっても、幸せになれないこともあるし、あたまがいいからといって誰からも尊敬されない場合もある。
でもやっぱり『あたまがいい』といいことがたくさんあるような気がしてならない。
そう思いませんか? わたしはそう思います!
『あたまがいい』とはどういう状態を示すのか?
基本的に『あたまがいい』と『学校のお勉強ができる』と『仕事ができる』というのは別問題であると考える。
『あたまがいい』人は往々にしてお勉強ができるはずではあるが、『学校の』お勉強ができるということとはまた話が違う。
『あたまがいい』人は仕事もできるはずではあるが、一概に大企業に勤めることができるとか、出世するわけでもない。
では『あたまがいい』とはどういう状態なのか?
人の話をよく訊き、なにを言っているのかを即座に理解できる人
であると思う。ただ単純に言えばの話である。
これができる人は、お勉強もできるようになるし、仕事もうまくいくだろう。
ただ、性格や環境にも寄るので、これができたからと言ってすべてがうまくいくとは限らない。
そして、努力すればそうなれるか?という問題もある。その人の持っている気質や、ポテンシャル能力も重要だからである。
では、小学校1年生が『あたまがよくなりたい』場合なにをすべきなのか?
はい、そこが重要だね!!
わたしもあたまがいい方ではないし、長男も「あら~この子かしこいわ~」と思ったことも、言われたこともない。
ぼうず上はとにかく『面白い坊主』である。
基本的にはあたまがよくなるためには、訓練が必要であると考える。そこでわたしの提案は…
1.人の話をよく聞くこと
2.本をよく読むこと
3.自分の頭で考え、その考えを人に話してみること
この3つである。
すると長男がこう返してきた。
ああ、そうだ。日ごろから長男に「お金持ちになるにはどうしたらいいか?」という質問の答えを似通っている。
でも、まあそういうことだ。なんでも『良く』なりたかったら、インプット/熟考/アウトプットを繰り返した方がいいのだ。
で、あたまがよくなって何がしたいの?
唐突にあたまがよくなりたいと言われた気がして、改めて訊いてみた。
あっそうだよね!小学1年生だもんね。そういうことだよね!!
計算はね、なんどもなんどもなんども繰り返しやるとできるようになるよ!!あたまがよくなくても計算はできるようになるから安心して!長男が計算がいまだできないのは、やらないからであって、『あたまがわるいせい』じゃないから!!よろしく!!
でもやっぱり『あたまがいい』といいよね
『あたまがいいひと』っていいなと思うけれども、やっぱり、生まれ持った才能とか、気質とかでそうはなれない人もたくさんいて(もちろんわたしもその一人)、そうなれないことにストレスを感じてしまうかもしれないけれど…
生きていて重要なのはそこじゃないから!!
あたまがよくなってもストレスが軽減されるわけでもないし、幸せになれるわけでもない。
やっぱりこの一言に限るね。
『いいじゃないの、幸せならば』
あたまがよくなったら…と思うと、やっぱりこの小説思い出すよね。
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