夫婦関係

夫は宇宙人だから分かり合うことをするのは難しいし、私も宇宙人だ。

人間、突き抜けるとアホになって、いいことづくめなのではないかと思い始めている。

我ながら最近ちょっと様子がおかしい。なんだか何もしなくても楽しい日々が続いている。それと共に変な頭痛にもなっているのだが、これはこれでなにかのメッセージなのか否がは完全無視することにした。

夫は宇宙人であると完全認識したころからそれは始まっていたのかもしれない。
そして、私が突き抜けたのは「私も宇宙人かもしれない」と思い始めた頃だった。

宇宙人同士だけれども、たぶん住んでいる星は別々だろう。だけれども、この異星である地球で生きていくには、たぶん近いDNAを持ち合わせていたため、こいつがベストだと認識し、地球上の契約である『結婚』の選択をしたのだ。

そうに違いない。

だから、結婚前も、その後も「なんでそんな人と結婚するのかわからない」といろんな人に言われても結婚しちゃったんだろうな。確かに「なんでこんな借金があって、すぐに親と同居で、文句ばかり言う本人と、またその父親と暮らそうと思った理由」が思い当たらないのである。

人は見たいものを見て、受け取りたいものを受け取る。全ては自作自演。

あの時の最善の選択だったということを、10数年経った今年、腑に落ちた感じがする。

そんな人とは私だったら結婚しない

結婚前に共通の知り合いにしても、夫を全然知らない人にしても、私が夫の話をすると「なんで結婚しようと思ったの?」とか、「私だったらちょっと結婚できないな」とか言われた。しかも一人ではない。

大人な人は、こんなことを思っても口にしないことの方が多いだろう。「春野の決めた人だからこうはいってもきっといいところもあるんだろう」くらいに思って、ニッコリ笑って「おめでとう」と言っていた可能性もある。

『そんな人』の定義は100人いれば100通りであって、正直あてにはならないものだけれども、やはり言われると傷ついたり、「辞めた方がいいのかな?」と思ったりもした。

結婚後もさんざん、義父と夫の悪口を友だちにしていた。「なんで離婚しないの?」「私だったら離婚する」「春野の話を聞いていると結婚したくなくなる」とか言われた。

世間一般でも「結婚はがまんするもの」とか「結婚は墓場だ」とかいうから、まぁ私の状況はそう珍しいものでもないのかな?と思ったり、やっぱりおかしいと思ったりしていた。

いつか絶対離婚してやる!!と息巻いていたけれど、それでも離婚しないのは理由があったのだろう。

あの頃は、きっと物理的で、他人軸な理由「子どものため」「世間的に離婚はダメ」「親を悲しませる」「恥ずかしい」「祝福してくれた人に申し訳ない」「離婚の手続きがめんどくさい」等々の理由と、「離婚する」を天秤にかけて、「とりあえず離婚しない」という選択に至っていた。

この天秤に私の『感情』は入っていなかった。

離婚を考えるのをやめようと思ったのは

離婚を考えるのをやめようと思ったのは、負の感情と、復讐心で支配されている自分に気づいて、「なんでこんなんなっちゃった?」を考えて、突き詰めて、自分の感情を掘り起こして「これは離婚しても解決しない問題」ということに気づいたからだと思う。

他の人間関係の問題で気づかされたということもある。

復讐心という負のエネルギーは悪いものでもない。こういう負のエネルギーがあるからこそ動けるということもある。嫉妬心とか、羞恥心とか、競争心をエネルギーにしていろんなことに立ち向かい、勝ちを取っていくことは悪ではない。

そう、あの頃の自分にはあのエネルギーが必要だったのだと思う。がんばらないとできない日常。それに忙殺されて自分がどう感じているかなどかまっている暇がなかった。だからこそ復讐心というエネルギーで生活を、その時の人生を回していただけ。

だから、そういう時代があったことはむしろ誇りに思う。

今となっては…だけどね。

離婚をしないことにした時から、自分の幸せについて考えるようになった。

見たいものを見て、受け取りたいものをを受け取るでいい

ずっと見たいものだけ見て来た。負のエネルギーが必要だったので、夫の腹の立つところだけ見て、それをエネルギーとして蓄え回してきた。

だからそんなところばかり目につき、そして腹を立てる。

(因みに私は結婚前はもっと穏やかで面白い人だったと思う。実際友にも「結婚して人が変わった」と言われたことがある)

しょうがないよね。だってそれがごはんだったんだから。

だからね、そんなことも後悔しないの。そして夫は宇宙人だからね、すげーーーーやり返されたりしたけれど、しょうがないよね、宇宙の人だから。

事象だけみればたぶん『モラ夫』とか「オレ様」とか「暴君」とか「ヒモ」という部類に入る人だけれども(ひどいな)、私がそう見ているんだけど、夫は社会性はあると思う。毎日文句しかいわないけれど会社にも行っているし。

やさしさとか、愛情表現の仕方も宇宙人だから私には認識できないやり方だったんだろうね。

しらんけど~。

感情は私だけのもの

結婚するとなんでも共有して、共感して、なんでも話し合い、向き合い、そして手を取って進んでいくものという理想があると思う。

たぶん私にもあった。

それがなんだか上手くいかない。だからイラつく。誰に?自分に。

自分にイラつくから、それを共有すべき人間につまり夫と共有しようとする。でもあちらも自分の感情でいっぱい。受け取らない。あちらは受け取れないことに罪悪感。こちらは受け取ってもらえないことに腹をたて、そんなことに腹を立てる自分に罪悪感。

はい、罪悪感夫婦のできあがり。

で、唐突だけど、そもそもお互い宇宙人だからわからない。そもそも別の人だったことに気がつく。宇宙人同士が、異星であるこの地球で生きていくにはどうするか…。戦争している場合じゃないんだよね。お互いが違う星から来たことを認識し、見るところ、つまり視点を変えていくということ。

私は私、あなたはあなた。お互い幸せにやっていく。この地球で。

というわけのわからないアファメーションにたどり着く。

そして、自分が宇宙人だと認識したので、生きづらさからも解放された。

『私は私』でいい。この地球で認められなくても私には帰るところがある。

 

頭が痛いせいか、突き抜けちゃったせいか、また変な記事になったぞ!

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