夫婦関係

精神的DVがつらい モラ夫をどうにかしたいと思っているあなたへ

モラハラ夫…通称モラ夫。周りにはわかりにくいこの現象。

「なんだよ!くそ!!」と思っているあなた!!大丈夫、その強気をいい方向に向けていきましょう!

「ええ。。。確かにひどいこと言われるけど、でもやっぱり私がちゃんとしていないから…」と思っているあなた!!そんなことはないです。夫婦というのは同等であり、そもそもどんな関係であっても誰かが誰かを罵ったり、否定していいという関係はないんです。

友だちに相談すると決まって言われる…

そんなのさ、うまいこと持ち上げてやればいいんだよ(あなたが悪い説)

離婚すればいいじゃん、わたしならすぐに離婚しちゃう(短絡的なご意見)

我慢しなさい。結婚とはそういうもんです(幸せな結婚はない説)

等々…なんとなく、相談したのに逆に打ちのめされるという経験…。ありますよね~。

そんなに簡単にいったらなにも悩むことはないんですよ。

そりゃさっさと離婚できればいいですよ。でもそれができないから悩んでいるんですよね!!

子どものこととか、お金のこととか、仕事のこととか…

当事者になってみないとわかりません。

でもね、やっぱり精神衛生上、今の生活を続けていってはいけないと思うんです。どうにかしなくちゃいけないんです。

あなたの未来ために!!

人は全員幸せになる権利があるし、幸せになれない事情がある人はいないんです。

人は生まれたその瞬間から不平等で不公平…これは変わりません。だからと言って幸せになれない人がいるということはないんです…。

じゃぁどうすれば幸せになれるの?と思いますよね?

私も知りたいです。幸せになりたいし、毎日イライラストレス満載の日々からおさらばしたいです。今その方法をずっと探しています。今も継続中です。

そんな中「これかも?」と思った方法があるのでぜひ紹介したいと思います。

それは…アドラーです。

なぜモラ夫はモラ夫なのか

『モラハラ』『モラ夫』という言葉が世間に周知されて久しいと思います。それまで「なんかおかしいけど、わたしがおかしいから…?」と思わされていたけど、モラハラという言葉をきいて「これ…わたし!!」と気持ちが楽になった方も多いと思います。

そんな人たちが悩みや愚痴を言い合う場、例えばtwitter等でよくある話ですが、どのモラ夫の話をしても、まるでテンプレートかのように同じ事例があるということなんです。

なんででしょうね?モラハラをするような男は思考回路も似ているんでしょうかね。

まずはモラ夫を理解するためにできるかどうかはわかりませんが『モラ夫考察』をしてみましょう。

その心理とは

なんでモラハラなんてするんでしょうね?人が嫌がることをして気分がよかったり、楽しかったりするんですかね?

それってたいぶ嫌な奴です。会社にそんな人がいたら近づきたくないです…。でもなんですかね、この感覚…夫だからちょっと大丈夫だったりするんですよ。よく言うのはいつもモラっているわけでもないし…というやつ。ハネムーン期になると「あっ大丈夫だ。よかった~このままこの状態が続きますように…」と願っちゃうあなた!!

そりゃそうですよ…願いますよ。

でもね、なんでそんな変なことをモラ夫はするんですかね?

その心理はこんなところだと思います。

・自分自身に劣等コンプレックスがあり、それを隠したい
・あなたを貶めることで自分の劣等コンプレックスをあなたに押し付けたい
・怒りと暴言であなたと支配、コントロールし、自分はえらいと思いたい
・自分はいつでも正しいのであなたの間違いを正さないといけない
・自分が正義であり、ルールである(←本気)

まぁ、モラ夫に言ったらすべて全否定するとは思いますが、こんなところでしょう。

どうしたいのか

じゃあ、モラ夫はそんなことしてどうしたいのか?と思いませんか?

自分の妻を貶めて、人格否定して、おかしくさせてなにか楽しいことでもあるのか?それで劣等コンプレックスが解消されるとでも思っているのか??

きっと、深層心理とか、潜在意識とか、子どもの頃に受けた傷とか…まぁ深く掘っていけばいろいろ出てくるのでしょう。でもそれは、夫の問題であり、あなたが代わりにその痛みを感じる必要も、痛みを積み上げることもしなくていいと思います。

どうしたいのかはあちらの問題なんですよね。

どうなるのか

あなたの夫より、私はあなたが心配です。

完全に無視をする、相手の言っていることをまったく気にしない、耐える妻にどっぷり浸かり悲劇のヒロインを楽しむ…。

といった離れ技をできるのであればいいですよね。でもかなり上級の技です…あのモラ夫のオーラを完全に無視できる人はそうとうな人物だと思います。そしてそういう人物は自分にかなり自信があるので悩まない気がします。

となると、あなたの未来はどうなるのか…。

わたしの親友の話をしましょう。

「私、アダルトチルドレンだから」とT子は言う。肯定も否定もできない。
T子は三人兄弟の末っ子。お兄ちゃんお姉ちゃんそして、T子。

お父さんはかなり変わっていて、モラ夫/モラ父なのだと思う。お母さんにも兄弟にも殴ったり蹴ったりという身体的DVは今までなかったけれど、心理的DVはかなりのものだったらしい。

お姉ちゃんは高校生の時に躁うつ病を発症し、30歳手前で自殺した。
お兄ちゃんはもう家には寄り付かない。
T子は家を出てはしばらくすると実家に戻るを繰り返し。精神的にかなり不安定で職に就けない。

お父さんとお母さんの結婚生活も50年を過ぎて、お母さんは認知症を発症。

T子は「認知症ってさ、理性の壁が壊れて本性が丸出しになるんだよ。お母さん、夜な夜な空き缶を踏みつぶしながらお父さんへの恨みつらみを叫んでいるんだよね」と淡々と言う。

お父さんが暴れて警察を呼んだこともあるし「お前らなんて作らなければよかった」と面と向かって言われたことも1度ではないらしい。

それでもT子は実家に戻ってしまう。男なんてと言いながら。そしてぽつんという。

「私たち家族は脳が傷ついている」と。

「お母さんには離婚すればいいのにと何度も言ったんだよね。でもしなかった。今からでもしちゃえばいいのにって思うけど、もう認知症だからね。結婚して50年…なんなんだろうね?」と。

そんな彼女もやっぱりそんなお父さんと夕飯を一緒にとる。「夕飯終わったら死ねればいいなと毎日思う」

自己肯定感がとても低いT子。「わたし愛人気質だから(笑)」と言ってみたり、「身内に自殺者がいるともう結婚もできないからね」と言ってみたり…。

お母さんが離婚しなかったのにも色々理由があるでしょうし、事情も今とは違うでしょう。でも本人の勇気があればできたはずです。子どもがいるから、自分は能力が低いから、お父さんは怖いけどそれでも食べるものと屋根があるだけ幸せだと思っていたかもしれません。

兄弟三人高等教育まで受けていました。教育費にも困らなかったのでしょう。

でも、脳に傷がついてしまった…。こうなってしまうと幸せになるというイメージすらできなくなり、もはや「幸せになってはいけない」と思い込んでしまうのです。

あなたはどうしたいのか

わたしたちは「もう年だから」とか「子どももいるし」と言った『できない理由』はいくらでも思いつきますが、「じゃあ結局どうしたいの?」と訊かれると言葉に詰まってしまう状況なのではないかな?と思います。

とにかく自分で動かなければなにも変わりません。それは間違いないです。

理由や状況どうこうではなく、「あなたがこの先幸せになるためにどうしたいのか?」を一番先に考えてみてください。

だって、いつ何時私たちはどうなるかわかりませんし、人生あと何年続くかもわかりません。あなたは結婚して何年ですか?そしてあなたは何歳ですか?あなたもヤツもあとどれくらい生きるかもわからない、そしてヤツはこの先何十年だって今のままです。

あなたがもし40才だったとしたら…。日本の平均年齢ってご存知ですか?そう、男性80才、女性87才です。気が付きました?あと半分残っているんです。

あと何十年も今のままでいいのですか?今のままで幸せになれますか?

幸せになってはいけない人はどこにもいません。あなただ幸せになるために「どうすればいいのか」を考えていきましょう。

逃げる方法もあるけど…?

逃げるのは有効です。だって話が通じないのですから話し合ってもうまいこといかないのは分かりきっていますからね。でも、ただ闇雲にあと先考えず子どもと飛び出していく…というのはよろしくないですよね。

信頼できて頼れる実家があるのであればすぐに出ていきましょう。でも住むところも仕事のないという状況であればちょっと待って下準備をしましょう。

もう一日でも待てない!!ということであれば、役所に行ってシェルターを紹介してもらうこともできます。

いずれにしても、逃げるにも準備が必要です。そして諸々スムーズにいくということも考えづらいです。下準備をしながら今の生活をなるべく穏便に過ごしていけるようにしていきましょう。

離婚を避けたいなら我慢すべき?

あなたの人生において、自分を犠牲にして我慢のひと言で生きていくことはおすすめしません。がまんする理由はどこにもありません。

なんとなく日本人にとって「がまん」って美徳ですよね。この『がまんが美徳』というのは「これを乗り越えたら素晴らしい明日が待っていると確信している時』にだけ有効なんです。

例えば毎日毎日やりたくもない仕事をしていたとします。やりがいもなければ夢もない。ただその場に行っていればお給料がもらえて生活には困らない。だからやめない。

でも趣味もないし、たまに友だちと飲みに行くくらいでなんの楽しみもない。でも今の生活にがまんするしかない。だって仕事やめたら生活できないし、もうこの年になって仕事を見つけるのも面倒だし。毎日つらくてもがまんするしかない。

こんながまんはなんの美徳でもないです。『やめないこと』も価値もないです。

ただ『がまん』だけしているのであれば、がまんはする必要はないです。でも、子どもが大きくなるまでのがまん…その先には楽しくて幸せな毎日があると確信しているのであれば、今のつらい生活をがまんするのもいいかもしれません。

アドラーはこう言う

アドラー心理学をご存じですか?数年前に『嫌われる勇気』がベストセラーになったことでかなり認知が広がりました。その続編で『幸せになる勇気』も刊行され話題になりました。これは主に教育者に向けての人の考え方のプロセスを書いた本なのですが、「やはりモラ夫はもはや変わることは難しく、ましてや妻が夫を変えることはできない」と確信しました。

問題行動の5段階

子どもの教育について書いたものですが、人の行動が問題になっていく心理を5段階にまとめています。

① 賞賛の欲求⇒ほめられたいと願い、ほめてくれる人がいないと適切な行動をしない。

② 注意喚起⇒いいことをしたのにほめられないのならばとにかく、いいことでも悪いことでも何でもいいから目立ってやろうと考える

③ 権力争い⇒誰にも従わず戦いを挑む。その戦いに勝利することで自らの『力』を誇示しようとし、特権的な地位を得ようとする。

④ 愛の復讐⇒かけがえのない『わたし』を認めてくれなかった人、愛してくれなかった人に愛の復讐をする。たとえばストーカー行為など。

⑤ 無能の証明⇒自分がいかに無能であるか、ありとあらゆる手を使って『証明』しようとする。いわゆる自暴自棄。ニートや「自殺をほのめかす」等。

アドラーは③の段階ですでに専門家でしか解決できないと言っています。モラ夫はどう考えても③以上ですよね…。正直言ってわたしたちにはもうどうすることもできないんですよ。

わたしたちは先生でもないし、カウンセラーでもない。確かに夫婦という共同体を形成している者同士である以上、協力して生きていくべきだとは思います。

ただ、片方が一方的に思いを押し付けてくるようなら、それはやはり専門家の手が入らないとその共同体はうまいこと回らないのです。

あなたにはどうしようもないこと

なぜ人は怒るのか?という疑問に対してアドラーは「怒りには目的がある」と言います。

あなたがモラ夫を怒らせているのではないのです。

モラ夫が怒るのは・・・なにかしらないけど目的があるのでしょう。だからあなたが何をしようとも怒るのです。目的を考えることはないと思います。注意されたことを直したってモラ夫の目的はそこにはないのですから、意味がないんです。

変わるのは誰か?

別居⇒離婚がいいのかもしれません。でも人それぞれ事情があります。やっぱり別れられない…決心するのもあなたの選択です。

それはあなたの選択ですね?誰かの目や世間体を気にしての選択ではないですね?離婚しない、婚姻生活を続行するのであれば100%あなたの選択でなければいつか後悔する時が来る気がします。

婚姻生活を続行すると決めたのであれば、モラ夫に期待するのはやめましょう。少しでも幸せに近づくためには、変わるのはあなたです。

考え方、行動次第では幸せになれますから!

応援してくれる人はたくさんいます。相談する相手がいなければTwitterで#モラハラ#モラ夫で検索してみてください。たくさん仲間がいます。同じ境遇の人がいます。離婚した先輩の心強い声が聞けます。

一人じゃありません。勇気を出して幸せの第一歩を踏み出してください!

まとめ

アヤツは変わらない。幸せになる権利があるのだからそれを追い求めよう!他人は他人。自分は自分。

仕事がないかも…という不安もあると思います。でもね、あなたのできることはあります。恵まれた環境じゃないかもしれないけれど、今より幸せになりたいと願うなら道は開けます。

やってみましょう、応援しています!!

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