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自分の世界は自分が作っている/すべての問題は自作自演②

もじゃもじゃ頭のカウンセラー 山本春野です。どうぞお見知りおきを。

自作自演シリーズ②。

つくづく思うのだけれど、この『自作自演』っていう単語のイメージがあまりよろしくないと思っている。もっといい言葉があるんじゃないかと調べているのだけれど、まったくいい言葉がない。どうしても『自作自演」が一番近い。

ただ!ひとつ言いたいのは、ここで言う「すべての問題は自作自演」という時は、一般的なイメージと一線を介したいということ。

 の解説
[名](スル)

 自分が作った台本や楽曲を、自分自身で演じたり演奏したりすること。
 計画から実行までをすべて自分だけで行うこと。特に、自分の利益のために作り事を仕組むこと。「自作自演の誘拐劇」

goo辞書より

 

この1の意味で使いたいのだけれど、どうしても一般的には2のイメージが強い。でも、まあ言ってみれば、2のイメージの方が近いっちゃー近いのだが…

言いたいのは、いいも悪いも「自分が作っている」ということなんだが…。”作りごと”というところに引っかかるのは否めない。

マッチポンプの意味合い

心理学的に言えば、問題を起こしているのは、潜在意識も含めて「自分の(ある意味)利益になることを目的として行動している」からかもしれない。”利益”の定義がちょっとむずかしいけれど。

そう聞くと、いわゆる『マッチポンプ」とか『炎上マーケティング」のような、偽善とかずるいという感じがあると思う。

代理ミュンヒハウゼン症候群という言葉をご存知だろうか? 児童虐待の一種。

子どもに病気を作り、かいがいしく面倒をみることにより自らの心の安定をはかる、子どもの虐待における特殊型です。加害者は母親が多く、医師がその子どもに様々な検査や治療が必要であると誤診するような、巧妙な虚偽や症状を捏造します。

公益社団法人 日本小児科学会HPより

 

私は決して専門家ではないので、これに関してあーだこーだは言えないのだけれど、この加害者である保護者の中には『無意識』に、あるいは潜在意識がその行動をとらせていて、本人も自分自身にだまされているところがあるんじゃないかと思う。

そうしなきゃ『心の安定がはかれない」という過去や経験があったのだと思う。

だからといって「これをしていい」ということにはならないけれども。

これは攻撃が外に向いているけれど、自分自身に攻撃を向けていることはよくあることだと思う。

自分自身を責めるために
自分を被害者にするために
自分はやっぱり愛されないと思うために

問題を起こす…。ある意味『心の安定』を図るために。「こうしておいたほうが傷つかないよ」というエゴの声に従うために。本来の自分自身に戻さないようにするために。

だから、必ずしもここでいう『自作自演」は顕在的に「自分が望んでそうしてきた」という意味合いではない。あくまでも潜在意識下で起きていることと思ってもらえたらありがたい。

その問題を外から見るか内から見るか

同じ事象を見ても、その時やシチュエーションによって、それが『問題」になるかどうかは変わるし、そもそも人それぞれでそれが『問題」になるかどうかも変わってくる。

例えば、夫婦円満だと思っていた旦那さんから突然『離婚』を突きつけられた奥さんにとっては『大きな問題』であるけれど、実は奥さんも他に好きな人がいたとしたら『大きなラッキー』だったりするわけで、人それぞれ、状況ごとにその『事象』が問題になるか否かは変わってくる。

となると、その事象を問題化させているのは誰か?ということになってくる。そしてどうやってその問題化された事象をクリアにしていくか。

起きている事象をどの角度で見ていくかということなんじゃないかなと思う。

起きている問題を『外』から見てしまうと、自分ではどうにもできないことになる。

つまりは「○○のせいで起きた」という見方だから。そうなるとあちらがどうにかしないと、変わらないと、問題は解決しない。自分じゃなにもできない。

起きている問題を『内』から見るときの考え方は…

「なぜ私はこの問題を起こしたのか?」と自分発信で見ていく。すると誰かにどうにかしてもらわないと…という受身ではなく、自分で何ができるという自己発信ができていく。

受け身だと問題解決にたどり着くのに時間がかかる…というか、自分では解決できないことになる。誰かがどうにかしてくれないとだから、ただ待つしかない。そしてそれは誰かに自分の何かを預けてしまっていることにはならないだろうか?

そんなこと言ったって、起きている事象は不可抗力だし、やっぱり自分じゃどうしようもないことの方が多いし、そもそもやっぱりそんなこと望んじゃいないし、やっぱり無理だ!!と思うかもしれない。

それは「まだその時ではない」のかもしれない。

では、明日は…

そもそも問題とは何か?
今その問題に向き合う時なのか?

について考察したいと思う。

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