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モラハラ夫の子をモラハラ子にしないための3つの心得を伝授します!

経済DV夫という人種は、大体がモラ夫の可能性が高いんです。自分に権威を持たせるために、子どもの前であなたを貶めたりしませんか? 子どもまでわたしのことをバカにし始めるのではないかとドキドキしていませんか?

「ほんとにママはバカだな。なぁお前もそう思うだろ?」

と同意させようとしたりして…それに乗っかる子どもをみてショックを受けることありませんか?

最初はわたしも嫌でした。「わたしはバカじゃないし、むしろ頭いい方だし」と言い返していました。「たまにママバカ~」と言われると、キッとムキになってしまったり…

夫が間違っていることを刷り込まなくては!と焦って、夫のいないところで夫の悪口を言ってみたり…。

はっきり言ってこれ逆効果です。むしろ絶対やっちゃいけない禁止事項。

今、あなたにできることは

1.夫の悪口を子どもの前で決して言わないこと
2.人を馬鹿にするのは感心できないことを伝えること
3.ふんだんな愛情を注ぐこと

この3つにつきます。

あなたのお子さんはあなたのことが大好きです。大好きな母親でいつまでもいましょう。

そのための心得を詳しく見て行きましょう。

夫の悪口を言うのは絶対ダメ

自分がいる前で、子どもに自分の悪口を刷り込もうとする夫に腹がたち、仕返しをしてやろうと、夫がいないところで、「お父さんはダメな人なのよ。お金もくれなくてお母さんたいへんなんだから。あういう人になっちゃだめよ」というような悪口を言いたくなりますよね~。

ここまではっきりじゃないかったとしても、遠まわしに「お父さんはダメな人」ということを子どもに思ってもらって、こっちの味方につけたい。

そう思いますよね~。

でも、残念ながらこれはあまりいい効果を出しません。っていうかこれってモラ夫を同じレベルに下がっちゃってますよ。

夫は子どもにはとってもいい父親

あなたにはお金をコントロールし、支配下に置き、何を買うのにもあれこれ文句をつけるくせに、子どもにはなんでも買ってあげる。そんな父親はよくいます。

はっきりいって、それでしか子どもの気を引けないんでしょうね。

何かを買ってやればいうことをきくだろうと思っている。
なにも買ってあげられない母親をバカにするネタ作りのため。

ということも考えられます。

そこで、まんまとモラ夫の策略にはまり、プチモラ夫になってしまう場合もあるようです。

なぜそうなってしまうのでしょう?

良くも悪くも子どもは親の背中を見て育ちます。

あなた

じゃ、うちの子は夫の姿をみてやっぱりモラ子になっちゃうの?

と心配になりますよね。

そんなことはありません。子どもだってちゃんと見ています。盲目的に父親と同じになるべきだとは思いません。子どもの世界は家だけではなく、幼稚園だったり、学校だったり他の社会にも所属していますから、他にいいモデルはたくさんいます。100%父親をモデルにすることはありません。

夫が子どもにすることは気にしない。自分が子どもに何ができるのかを考えましょう

ありがたいことに、あなたの経済DV夫は外であなたが働くのを好みません。ということは子どもといる時間が多いのです。これは子どもにいい影響を与えます。

そのあなたがモラ夫と同じように、人を見下したり、バカにしたり、突然威圧するように怒ったり、管理するためだけに指示をしたりしたら、子どもはストレスばかりかかります。

モラハラを受けている母親が、自分に同じことをしていると本能的にわかります。

気の強い子だったら、同じように他の子にもするでしょう。自分の家の慣習は『普通』だと子どもは思っていますから。

気の弱い子だったら、ストレスになり、なにか症状が出てきてしまうかもしれません。たとえば『笑わなくなる』『わけもなくベタベタしてくる』『学校や幼稚園に行きたがらない』ということもあるでしょう。

もともと自分を持っている子は「親のようにはならない」と反面教師にする子もいるでしょうが、低学年の子や幼稚園の子にはこれは難しいでしょう。

子育てはひとりでするものではなく、みんなでするものと認識しましょう

夫はあなたにとってはダメ夫ですが、子どもにとってはいい(かどうはわかりませんが)父親です。夫婦は離婚して完全無視をすれば縁を切ることができますが、親子はなかなか難しい現状があります。生活面でも、法律面でも。

父親の悪口を言って、こっちに味方につけようとする行為は長い目でみると、あなたにも子どもにもいい影響はありません。

自分の親同士がいい関係ではないというのは、自分に置き換えて考えてみてもいい影響はありません。

あなたがモラハラを受けているのは、あなたと夫の間の問題で、その問題に子どもを巻き込んではいけません。

例えばシチュエーションを変えて考えてみましょう。

学校で、A子ちゃんとB子ちゃんという友だちがいたとします。A子ちゃんとB子ちゃんとあなたは同じグループでいつも一緒にいます。でも、A子ちゃんはあなたと二人きりになると、二言目には「B子ちゃんてさ、ちょっと頭悪いよね~」といった悪口を言います。しかもいつもA子ちゃんはB子ちゃんに対して意地悪で、女王様のような態度です。一方B子ちゃんは二人きりになっても特にA子ちゃんの悪口を言うこともありません。ある時あなたは気になってB子ちゃんに訊いてみます。「ねぇA子ちゃんをどう思う?」

あなたはきっとB子ちゃんもA子ちゃんの悪口を言うのではないかと思っていたのです。だって、いつもA子ちゃんはB子ちゃんに対して嫌な感じだから。でもその答えは「A子ちゃん?時々上から目線でええええ~?と思うけど、友だちだからね。なんで?」と返してきました。

びっくりしますよね? 鈍感なの?バカなの?と思っちゃいます?

B子ちゃんはいつもニコニコして、親切であなたが困っているときは上から目線で指示をするのではなく、あなたの思いをじっくり聞いてくれます。

でも、あなたはどっちの方がいいな。好きだなと思いますか?

でも、ある時、B子ちゃんはにこにこしながらも「もうA子ちゃんとは仲良くしないことにした。じゃあね」とグループをあっさり脱退します。

その時あなたはどうしますか?時々思いついたように優しくなるA子ちゃん(おそらく嫌われたくないから餌をまく感じ)と、誰の悪口も言わず、あなたの思いをじっくり聞いてくれるB子ちゃん。

答えは簡単ですよね。

子どもはいろいろ考えています。そして子どもは親の持ち物ではありません。子どもは子どもなりに判断します。

自分は悪くない、自分の味方でいてほしい。絶対そうなるべきと考えるのは無理もありません。

でも、残念ながら子ども心を操作することはできません。

あなたにできることは、モラハラ夫の毒牙から子どもを守ること。
子どもの気持ちを尊重すること。

子育ては長い目で見ることが大切です。

いつか来るXデーのためにこの本をご紹介します。

 

夫問わず人を馬鹿にするのはよくないことを淡々と伝えよう

毎日ストレスが溜まる生活できっと余裕がないと思います。わたしも子どもに八つ当たりしちゃうんですよね。

でも落ち着いて考えてみると、その怒りの根源は『夫がお金をくれない』ことにあると気づくことがあります。そして『お金をくれない』くせに常に上から目線。バカにすんじゃないよ!とイライラもしくは落ち込んでいるところに、散らかった部屋をみると…

お前たちまで私をバカにするのかぁぁぁ!!

という気持ちになって、必要以上にカリカリを叱ってしまうという悪循環。

気持ちが抑えられないのはもうね、どうしようもないの!!

でも、アドラーの心理学の理論を考えてみるとちょっと気持ちが変わります。

アドラーの目的論

「全ての感情や行動はある目的を達成するために生み出される」

これが、アドラーの心理学でいう目的論です。

わたしが子を怒る原因は

・夫によるモラハラのせい
・子どもが部屋を片付けないせい

と思いますよね。これは一般的な原因論に基づいています。この原因に立っていたらいつまでたっても問題解決には結びつきません。

アドラー的に考えると『あなたが声を荒げて子を叱る目的はなにか』ということになります。

声を荒げて叱っても夫はお金をくれないし、子どもはびっくりして部屋を片付けるかもしれません。

でも、わたしの本当の目的はなんでしょね?

もしかして、モラ夫と同じなんてことはないですか?恐怖や脅迫で相手を支配しようとしていませんか?こちらの言うことをきかせるためにビビらせるためではありませんか?

あなたは大丈夫ですか?

わたしはこれに気がついてから、あることを子どもに言いました。(子どもは7歳と4歳です)

わたしが時々発狂したように怒鳴り散らすのはホルモンのせいだから。大体はあなたたちはそこまで怒鳴られることをしていないから。

と落ち着いて言いました。わたしはこどもに「いうことをきいてほしい」と多少思いますが、その反面「大人の言うことなんて聞かなくていい。大人だって間違える」と言い聞かせています。

子どもだって淡々と熱心に伝えればわかります

気持ちが落ち着いているときに、夫がいつも自分を馬鹿にしたり、暴言を吐いたりすることを話すこともいいと思います。

「お母さんはああいう風に言われていい気がしないし、言われたくない」

と、自分が嫌であることを伝えてあげてください。子どもだから大人の事情はわからないなんて思わないでください。

大好きなお母さんが嫌だと思っていることがわかればそれでいいのです。

そこで「だからお母さんの味方でいてね」とか「だからお父さんはダメなのよ」といった言葉は絶対に言わないでください。あなたの信用を下げますから。

そして、「お父さんのように人を馬鹿にするのはやめなさい」という言い方もよくないです。自分の親がよくないモデルだというのは、わかっているはずです。そうなりたいと思っていることはないです。

もし、プチモラ子になりつつあるのは、ただ単にあなたの『気を引きたい』だけです。あなたを馬鹿にしているわけではありません。冷静に子どもの様子を見てあげてください。

何と言っても愛情が一番

子どもが夫のようなモラハラ夫やモラハラ妻にならないようにするためには、なんといってもあなたの愛情を注いであげることです。

でも、愛情を注ぐってピンとこないと思いませんか?

♡毎日ハグをする?
♡美味しいごはんを作ってあげる?
♡いろいろお世話をしてあげる?

どれもいいと思います。

あなたを大切に思っていますよアピールはやりすぎることはありません。

ただ過干渉やめましょう。

過保護か過干渉か?過保護は悪くないと思うよ過保護と過干渉…似て非なる言葉。過保護も過干渉もなんとなく良くないイメージがあるが、私的には、過干渉はしてはならぬが、過保護は必要な時が...

そしてことあるごとに「なにがあってもわたしはあなたの味方。なにが起こってもあなたの帰ってくる場所はここにある。いい子じゃなくてもあなたそのままでいい」伝えてあげてください。

自己受容が低いとモラハラ子になっちゃいます。

ただでさえ自分を産んでくれた大好きな母親を、自分の父親が目の前で否定しているのですから、自己受容はだだ下がりしています。

今のあなたには心に余裕がないかもしれない。

でも、ここは踏ん張って子どもの心を育てましょう。

少しずつでも前に進みましょう。心の余裕を取り戻しましょう。

経済的に余裕をもてるように一歩踏み出そう

お金持ちがないと心がすさみます・・・。「お金なんてなくたって幸せになれるよ」と言う人がいますが、まぁそりゃなれますけど・・・あなたほんとうに逼迫したことある?と聞きたくなるのはあなたも一緒ではないでしょうか?

貧乏は嫌だよと私も思います。今はそんな思いも昇華しました。えっ?なんで?と思ったら、カウンセリングさせてください!あなたのお話を聴かせてください。

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