子育て応援

学習障害のある次男、困っていないのが問題??ではない【ただの日記】

もじゃもじゃ頭のカウンセラー 山本春野です。どうぞお見知りおきを。人間距離(じんかんきょり)を程よく守って、沈めてしまった本当のあなたを見つけるお手伝いをしています。

今日は雨降り。雨が降るとどうしてもやる気にならない。気圧の問題なのかな~?

会社員時代は『やること』があったから無理してでもやっていたんだろうか?よくわからないけど。

次男の『ひらがな読めない問題』。学習障害、いわゆるLDであろうということなんだけど、実はまだ『診断』されていない。

一般的に言う『療育』に通うためには医師の『診断』がいる。障害名をつけてほしかったら(なんか変な言い方だけど)、いわゆる小児精神内科とか、小児心療内科にかかって『診断』してもらう。別に『障害名』が必要でなければ(これもまた変な言い方だな)、医療相談で「療育が必要なレベル」というお墨付き(?)をもらえば療育に通うことができる。

大人の発達障害でもよくいうけど、『診断』されることで「ああ、私は発達障害があったんだ」と納得して、すっきりしたという方は多い。逆にショックを受ける人もいるだろう。

ひとそれぞれだからなんとも言えないけれど、私の場合『診断」されれば、人に説明しやすいのかな?とも思うところもあった。でも別に「ひらがなが読めないんです」でわかるかなと。

困るか困らないか

『診断』されることは重要ではない。私にとっては。

でも、次男にとってはどうだろう?

もちろん、これも心持ち次第なんだよね。

大人の発達障害がある人もたぶん「ずっと困っている」。なにがしかに「困っていた」と思う。

でも、どうしていいかわからない。ぱっと見普通だから周りも「できるもの」として接する。だけど、違和感がある。

もめごとも少なくなかっただろう。勘違いやいさかいもあっただろう。

なんでできないのかわからない…ということだよね。今となっては『大人の発達障害』も市民権を得たから理解ある人も増えたとは思うけど。

それでも、普通はできることができない人がいることにイラつく人は多いだろうね。バカなんじゃないの?って思うこともあるだろうし。

人は皆、自分の価値感や自分の『普通』ですべてを判断するから。

で、学校の療育の先生と話していてまたもや「はっ!!」と思うことがあった。

それは…

「次男が困っている様子がないことが問題なのでは?」と私が思っていたこと。

思いません?困っていないから一生懸命やらないんだって。困ればひらがなの勉強も一生懸命やるだろうって?

私だけかな?

要は「次男は困った方がいい」と思っていたのよ。

えっ?悪魔かな?

全然困っていないし、自分がお友だちよりひらがなができないってことに気づいているかどうかもわからない。別にへっちゃら。

そんな話を先生にしたら…

それは『手立て』が成功しているってことです。できたらその『困っていない状態』でずっといってもらいたいと思います。できないことをわざわざ認識させて、「オレはできない子だ」と思わせることはあまりよくないと思いますよ。まぁ、学年が上がれば気づきます。だけど「ひらがなができなくても他の子と理解は同じだけできる。方法があれば」ということを今のうちにしっかりと根づかせてください。

と…泣きそうになった。

ハングリー精神とか、ど根性とかの時代で育ってきた。体罰もバリバリだった。それでもがんばって来たという自負があった。

だから、自分の価値感で、自分の普通でそう思っちゃったのかな。

確かに『困らない状態』でいければ幸せかもね。自己肯定感も下げないことも大切。

その困らない状態にするために、誰かに「やらせる」のではない。それは自己中心だろうね。

できないことを認識した時に「自分はこういう特性があり、手立てが必要です」と自分から言えるようになることもとても大切。

相互依存だね。

できないことを人の100倍努力するのもいいと思う。だけど、やっぱりできないその穴埋めを『手立て』する方法を見つけていくのもとても大切だと思うんだよね。

学びだらけ

面談をしているとやっぱり現実を見させられるということはある。

2年後くらいに他の子と同じになれるんじゃないかと、心のどこかで思っているところはある。

だけど「そうはならない」ということを再認識させられる。

『普通』にはならない。きっと次男は『普通』はしないであろう『苦労』や『悩み』を持つだろう。

頭では理解している。顔では平静を装っている。でもやっぱり心臓がぎゅっとなる瞬間がある。

『普通』なんてないってわかっていても、やっぱり『普通』がよかったなって思っちゃうんだよね。

それでもね、学びが多いことも確か。学びだらけ。

天使のような次男の笑顔を見て、癒されているのは私だな~。

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大人でも子どもでも、発達障害があってもなくても、人それぞれの価値観で『普通』で生きている。

それがいいとか悪いとかじゃなくてね。

あなたはそうなんだ。私はこうなんだ。

お互いを認めて、自分を認めて、補って、手立てして、助けてって言える。

そんな世界を見たい。そんな世界で生きていたいと思えば、そんな世界が見えてくる。

私たちは見たい世界を見ていて、ききたいことだけきいているんだから。

自分の世界は自分で創る。

どんな問題も、どんな悩みも、私たちが見たいと思ったからそこに現れた。

だったら、そこから何かを受け取る準備をしておいた方がいいんじゃないかな。

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