自分掘り

罪悪感からの怒りと自分責めへの対処法【ただの日記】

もじゃもじゃ頭の熟妻カウンセラーの山本春野です。どうぞお見知りおきを。

昨日長男が学校から帰ってきて、遠慮深げに「今日オレだけプールは入れなかった」と。

数少ないプールチャンス。今日は晴れたので「入れる!!」とあんなに喜んでいたのになぜ??と思ったら、こともあろうに…

「かか、プール確認表にサインもハンコもなかったよ」と。

不覚!!熱も書いたし、チェックも全部入れたのに、こともあろうに、こともあろうに!!サイン忘れだと…?

ひとりで見学していたそうです。
みんながキャッキャとプールを楽しむ中、ひとりプールサイドで寂し気に見学する長男の姿を想像した。

この申し訳なさ、罪悪感…そう消化すればいいの??

せめて長男が「なんでだよ!!かかのせいだ!!楽しみにしてたのに!!」とか責めてくれればまだいいのに(そうなのか?)、長男は「また夏休み明けにもプールあるし、別にいいよ」と。

ゴメンねを30回くらい繰り返し、自分に対しての腹立たしさでいっぱいになりましたが、さすがは忘れるプロの春野さん。そのうち忘れました。

でも、夕飯後、皿洗いをしながら突然長男が叫びました。

「プール入りたかった!!!」

そうだよね、そうだよね!!しかも私がいないと思って叫んでいるあたり、ますます心が痛みます。

罪悪感を感じると、人はそれを怒りに転化させることがある。

罪悪感を真正面から受け取るのは怖いし、いやだから、怒りを壁にしてそれを感じないようにするということかな。

自分責めをするカラクリは、心の底に貼りつく罪悪感に触れないように、自分を守るために、自分を責めている。

自分を責め続けているとどうなるか…。

幸せになれない。

これに尽きる。

幸せになるためにはどうすれいいか?

短絡的に言えば「自分を許すこと」。

怒りがすごかった

長男がプールに入れなかったことなんて、生きるか死ぬかみたいな大ごとではないだろう。

現に長男だって「入りたかった!」とは言っていたけど、そこまでのことではない。

なのに私の怒りは久しぶりに感じた激しいものだった。

最近、あまりにも平和に過ごしていたせいか、麻痺していた感情が戻った来たせいなのかはわからないけれど、自分でも笑っちゃうくらい動揺した。

キーワードは「私のせいで」だ。

私のせいで長男の楽しみを奪った。
私のせいで長男に悲しい思いをさせた。
私のせいで、私のせいで。

この「私のせい」が耐えられなくなった時、こう思った。

「長男だってもう小5なんだから、登校前に自分でチェックすればよかったよね?」
「学校もさ、毎日提出する健康チェックシートには熱もサインもあるんだから別によくない?」

要は「私だけのせいじゃない」と思いたくなった。
罪悪感に耐えられなくなったから。

「私のせい」も「あいつのせい」も結局は同じこと。

私のせいだと謝りすぎるのも、相手に罪悪感を押しつけようとしているような気がする。
アイツのせいだというのも同じこと。

長男の言う通りなのだ。チャンスは今日だけではない。
「残念だったな」という気持ちを大切にして、次を見ればいいこと。

なのに、過剰に反応したのは何故か。

はい『愛』です。

長男に楽しい思いをして欲しかっただけなのだよ。

罪悪感に押す潰されそうになったら

自分責めをしてしまったり、他人責めをしてしまったり、なんだかわからない怒りに支配されてしまった時には、まずは「自分をいたわる」ことから。

自分を責めるということは「自分はダメだ」とか「理想から程遠い」とか「完璧であるべき」という「ベキ論」や「普通論」から来ていることが多い。

私は日常的に「正しい普通の母親」になりたいと思っているのに、なれない自分を責めているところがあるのは自覚している。

今の私は…

フルタイムの仕事を辞め、時間と心に余裕ができた。
草花を世話しながら、のんびりすごしている。
夫を頼れるようになり、素直に感謝できるようになった。
それを言葉にできるようになった。

そして、ありのままの自分を許せるようになってきた。

それでもやっぱり罪悪感の渦に飲み込まれて、自分責めをしてしまうことはある。

でも、対処法がわかってきたので、負のループからの脱却も早くなってきた。

対処法は…

1.リラックスする時間をつくる。
日光に当たることと、目を閉じて音楽を聴くこと。

2.自分に対して優しことを言ったりやったりする。
「よくがんばりました」「私は幸せです」「私は悩みから解放され楽になります」と言う。丁寧に自分のための食事を作る(残り物ばかり食べない)。

3.生きとし生けるものに関心を寄せる。
自分を大切にできたら、その対象を周りにも広げていく。草花を愛でたり、手入れしたりする。周りに感謝し、言葉にして言う。

これは私の方法。

あなたにもあなたらしい、負のループからの脱却方法があるはずです。

それを一緒に探してみませんか?

あなたの悩みや痛みはあなただけのものだから、それも大切なもの。
だから、あなただけの方法があるはずだから。

いつでもカウンセリングセッションは受け付けています。

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