とてもいい陽気の今日。色々できるな~と思いながらとても気持ちよく昼寝をしました。
罪悪感を感じながら、それでも心地よかったからヨシとしようと自分に甘くゆるく生きています…。
「それもほどほどにしないとダメ人間になるよ!!」という肩に乗るちっちゃい鬼軍曹が騒いでおりますが、簡単に無視しております。
さて、今日は【ココロノマルシェ】に寄せられたご相談にお答えしたいと思います。
私も夫も30代(共働き)、4歳の子供がいます。
付き合って十数年、結婚して8年です。
私は長女で、責任感も気も強く、でも本当は甘えたいのに甘え方がわからず、嫌われたくないので外面はいいようなタイプです。
夫は末っ子で、誰にでも優しくて、気が利いて、でも自ら発信するタイプではなく穏やかさを重視し、不満をため込んでしまうタイプです。
そんな夫が、7月に半年間の不倫をしていることがわかりました。
私は正常さを失い、不倫相手に会って、二度と会わないように示談交渉をしてしまいました。
その後、夫婦関係を改善しよう、離婚はしないで、という前提でしばらく生活していましたが、
半月ほどで、夫が「いろいろ考えたけど無理だ。あなたもがんばってくれていることはわかる。でももう何年先も変わらないと思うから、離婚してくれ」と言いました。
私は、関係性回復には何年もかかるものだと思っていたので、
思いのほか早い決断に、狼狽しました。
毎日毎日、いろいろ試しています。
自分が何に執着しているのか考えたり
相手に振り回されないよう心を落ち着けようとしてみたり
過剰に負荷をかけない程度で、夫が喜ぶであろうことをしてみたり
どうにか自己肯定感を持てるように本を読んでみたり。
そんな中、離婚はどうしても受け入れる準備ができておらず
でも夫を苦しめたくないというのと
ずるいですが譲歩の意味あいを込めて
別居を受け入れるということを伝えました。
夫は感謝しながら1か月ほど考えた様子で
その後、別居の取り決めを先日話すことになりました。
そこで、改めて離婚したい理由と、別居は離婚のためにやることであり、一切戻る気はないということを改めて言われました。
できれば別居しても意味ないので早く離婚したいと言われています。
離婚したい理由で、私の欠点が挙げられ
どんどん気持ちが落ちていきました。
私が苦手なことで、彼を苦しめていました。
例えば、愛情表現が苦手、細かい気遣いができない、アンガーマネージメントができてない、性的欲求が弱いなど。
図星で、何の反論もできません。
しかも夫は、それはあなたの良さだから変える必要はないけど
自分はもういろいろ疲れたから、別れたいだけだ
と言って、突き放されてしまいました。
私は、どうにか自分を変えたいという気持ちと、変えられないから彼を失ってしまってもしょうがないと思う気持ちとで
激しく後悔と罪悪感に苛まれてしまっています。
夫は完璧なのに、そんな夫を苦しめてしまったのです。
夫を苦しめるのであれば別れた方がいい。
もしかしたら、自分のためにも距離を取った方がいいのかもしれない。
でも、子供のためにも別れたくない。
と思っています。
そしてだんだん、私は夫を愛していて他に愛せる人なんていないと思っていたのに、考えれば考えるだけ、夫を愛しているのかもわからなくなってきました。
仮にもし夫が不倫相手とまだ続いていて、飽きて戻ってくるのであれば
温かく迎えたいと思いながらも
こんな私はもう愛されないし、と思うと、もうこんな辛い思いはしたくないと、正直感じています。
長くなりましたが、そして乱文となりましたが、
・私が夫を愛しているのかがわかる方法
・罪悪感から抜け出す方法
・私の欠点をなくす方法と、気持ちの持ちよう
以上を中心に、アドバイスいただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
(なつさんよりご相談)
ココロノマルシェにご相談をお寄せいただきましてありがとうございます。
僭越ながら、怒りで生活を回している山本春野が回答させていただきます。
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なつさん、ココロノマルシェにご相談をお寄せいただきありがとうございます。
いろいろなことが続いてつらかったですね。ご相談文を読んで、心が痛くなりました。
そんな状況下でも、いろいろなことを学んで、チャンレンジして、できることをしているなつさんを私はとても尊敬します。諦めなかったことは未来への自信にもつながると思います。それが今は目に見える成功をみなかったとしても。
今はご自分を責めてしまっているようですね。そういう時期なんだと思います。そうやって自分責めをするのは、それだけ今の状況に向き合って、なにか解決の糸口を探す途上にいるからだと思います。自分自身に問題があるのであればどうにかできるという思いなんでしょうね。
そういう思考は私は結構好きです。誰かが悪い、この場合では「夫が悪い!!」と被害者になっている状態では、問題を主体的にみられなくなるので、問題は解決には向かいません。
ただ、被害者で居続けるのは問題解決には決して向かわないのですが、また『加害者』であっても、問題解決に向かうことはありません。
なぜかというと、被害者と加害者は一緒だからです。
夫さんの不倫が発覚した時、なつさんは『被害者』だったはずです。なのに、その不倫を責めるという行動をした瞬間に『加害者』になってしまいました。そしてご自分が加害者になってしまったことで、自分責めを始めてしまったと思うんです。被害者の立場ではいられなかったのかもしれません。
『だれかを責めている』という状況は、被害者⇔加害者状態を繰り返すだけになってしまいます。この『だれか』には『自分』も入っています。
なるべきポジションは『無害者』です。
誰が悪いわけでもない。というポジションです。そうすると、問題の渦中に身を投じて「何が問題なのかもわからないし、もうなにがなんだかわからない」という状態から抜けることができます。
そのためには、自分の持っている罪悪感を受け入れて、自分の持っている愛の大きさに気づいて、自分軸を確立していくことがいいと思います。
目の前でおきていることはただそのまま起きていることであって、どうにかできたのではないか?とか、自分のせいだからとか、一人でどうにかしなければいけないもの、ではないんですよね。
目の前で起きていることを見て「わたしはどうしたいのか?」を問い続けていくことがいいのではないかなと思います。
>>・私が夫を愛しているのかがわかる方法
>>・罪悪感から抜け出す方法
>>・私の欠点をなくす方法と、気持ちの持ちよう
>>以上を中心に、アドバイスいただけませんでしょうか。
についてお答えします。
私が夫を愛しているのかがわかる方法
は、ご相談文を読んだだけだと「愛しているんだな」と私は思います。そもそも『愛』って何だろうな~と思うところから始まると長くなりますけれど、ここまで夫さんのことを考えて「どうにかしたい」と思っていること自体『愛』だと思います。
でもそこで、期待や犠牲、取引が出てしまうと、この『愛』がちょっとよじれてしまうということはあると思います。
相手にこうして欲しいからと行動するのは取引です。
相手に嫌われるのが怖いから、やりたくないけどすることが犠牲です。
どんな行動でも、恐れからではなく、「愛」からの行動ができるようになるといいですね。
子どものためを思って大きな声で叱る母親も、本来は子どもを愛しているからなんだけれど、叱られている子どもにとっては「きっとお母さんは私のこと嫌いなんだ」と思ってしまうことがあるように、わかりやすい愛とわかりにくい愛はありますよね。
恐れから出る行動は分かりにくい愛の表現方法につながるし、愛から出る行動は、わかりやすい愛の表現方法につながると思います。
今、なつさんが「夫を愛しているのかもわからない」ということは、ちょっと感じている『愛』がよじれてしまっているのかもしれません。自分の心が本当に感じている思いにそっと耳を傾けてみるのもいいと思います。
そしてその感じられた感情なり愛なりをわかりやすい方法で、犠牲も取引もない状態で夫さんに見せてみるのもいいかなと思います。
そうやって自分の感じている感情に従って、自分の心地よい方へ行くと、幸せの選択ができるようになると思います。
罪悪感から抜け出す方法
罪悪感が大きいほど愛も大きいと言います。私は本当にその通りだと思っています。みんな罪悪感は持っているものです。なくなることはないと思います。
でも、罪悪感は感じたくないですよね。この罪悪感を感じたくないために私たちは、感情に蓋をすることをしますし、罪悪感を感じる原因になることや人から逃げ出したくなります。
夫さんの今の状態ですよね。不倫をした夫さんが完全に悪い。そしてそれを夫さんは身にしみてわかっているけれど、こんなに大きなネガティブ感情を感じるのには辛すぎる…だから。逃げたり、怒りで蓋をしたり、他に悪い人や悪いことを探したり、作り出したりします。
罪悪感が悪いものと思っているからですね。
だけど、罪悪感をただ静かに「そういうものだ」と受け入れてしまえば、また違う化学変化が起きます。
だから、「罪悪感から抜け出す」ためには、まずは罪悪感を持っている自分を受け入れて、許して癒して行くことからだと思います。
私の欠点をなくす方法と、気持ちの持ちよう
最後にこれですが、欠点は無くさなくていいと思います。夫さんも「それは良さでもある」とおっしゃっているんですよね。
「欠点を無くさないと愛されない」と思っているのですね。
具体的にいう欠点とは
>>愛情表現が苦手、細かい気遣いができない、アンガーマネージメントができてない、性的欲求が弱いなど
ということなんですよね?
私のことかと思って笑っちゃいました。ここを直せばきっと上手くいくと思いますよね。私も思っていました。
特にアンガーマネージメント…。こっちだって怒りたくて怒ってんじゃないよ!!ってそれで怒ったりもして(苦笑)
細かい気遣いだって、自分ではベストを尽くしているんですよ。でもできない…っていうか、相手が思うレベルで、できないんですよね。これ「また期待に応えられなかった。『普通』はできるんだろうな」と落ち込む材料になるんですよね~。
愛情表現だってちょっと恥ずかしいですもんね~(開き直り)。
性的欲求もね・・・もうこれは気質だからしょうがないというかなんというか・・・無理するのもあれですもんね…。
ズバッといいアドバイスはできない気がしますが、私は「このままの私で愛される」という一種の開き直りでクリアにしています。
なつさんの「だってこのせいで愛されなかったんだよ??実際そう言われたし!!」というお怒りの声が聞こえそうです。
嫌われるから無理をするということは、本来の自分からどんどん離れて行ってしまうと思うんですよね。だから私は、「私は誰からも愛されない」と思うのであればまず「だったら少なくともこのままの私を私が愛そう」と決めました。
怒りが出てきたときは怒ります。怒りは他の感情に蓋をするものなので、本当に自分が感じている感情はなんだろう?と頭の片隅に置きながら怒っています。そして怒っている相手には「これは八つ当たりか、更年期だから」と言っています。特に夫と子どもたち。そもそも家族にしか怒らないので。
こうやってとにかく自分を許してきました。この自分許しの根底には…自己肯定感になっちゃうんですけどね。なつさんは色々チャレンジして、ワークなどもやったのかな?
とにかくなんでも「まっいっか」「よし!ベストは尽くした」「あとはなんとかなるだろう」という精神でやってみてください。ここら辺は訓練だと思います。
今は、意識も何もかもすべて夫さんに向かっていると思うんです。だけど、こうやって『自分』の内面を見ていくと、意識が自分自身に向いていくと思います。
「誰がどうのじゃなくて、自分がどうの」です。
「私はどうしたいのか」です。主語も全部「私」で考えてみてください。
おいそれとは変わりません。ある日突然降ってわいたように「私変わった!!」っていうこともありません。気づくと「あれ、私自分軸かも?」と思える瞬間が増えていきます。
そうすると、幸せの選択ができるようになっていると思います。
夫のために
夫さんの気持ちを取り戻すために
夫婦再構築をするために
子どものために
も大切だと思いますが、まずは「私の幸せのために」です。
だれかに幸せにしてもらうのではなく、「私が私を幸せにする」をしてみてください。
なつさんは何も変わらなくていいと思います。ただひとつ変わるとしたらなつさんが鏡に向かった時に「鏡に映ったその人を好きになる」ことだと思います。
その人に笑ってもらえるように…
3年後のなつさんは笑っていますか?
未来のなつさんが笑えるように、今のなつさんができることを探してみてください。
アンガーマネージメントをした方がいいの?
自分を好きになるってどうやるの?
自分の幸せがわからない・・・
といったことがあれば、カウンセリングも検討してみてくださいね。
ご相談ありがとうございました。参考になれば幸いです。
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