ココロノマルシェ

今は娘の存在が怖くストレスになっています【ココロノマルシェ】

もじゃもじゃ頭のカウンセラー 山本春野です。どうぞお見知りおきを。

昨日は友だちとスタバでお茶をしました。友のひとりがココアを頼んだけれど、飲んでみたら「コーヒーの味がする」と言い出しました。みんなで一口ずつ飲んでみたもののよくわからず…。カフェモカのような気もするし、ココアのような気もする…。

友ひとりが店員さんに言おうと言い出しました。もちろん賛成派と反対派に分かれますよね。恥ずかしいとかクレーマーみたいとか、もしかしたらちゃんとココアだったらかっこ悪いとか、いろんな意見が出ましたが、結局店員さんに申し出ました。

さすがはスタバの店員さん、気持ちよく対応してくれて、新しいココアを持ってきてくれました。

そして一口飲んだら…全員で「あああああ~これがココアの味だ~」と。
そう、最初のはやっぱりカフェモカだったんですよね~。
大笑い。超盛り上がりました(笑)

もし、最初のがココアであったとしてもなかったとしても、スタバ間違えやがったとなんとなく疑いつつ終わらせるのは、あまり気分のいいことではないかなと。故意でなかったとしてもそう思われてしまうスタバにとっても、ちょっとおかしいな?と思ったら声に出して言ってみるのはいいことだと思った次第。

正しさの主張ではなく、みんな気持ちよくなれる申し出だったらそれはとても素敵なことだと思いました。

さて、今日はココロノマルシェに寄せられたご相談にお答えしました。

もうすぐ19歳になる娘のことで御相談させてください。

娘はこの春から専門学校へ入学しましたがほとんど通うことなく退学しました。

3月頃から外泊が増え自傷行為などもあり心療内科に通ったりもしましたが

後々原因が付き合っていた男性にあることがわかりました。

その男性との間に妊娠し中絶もしました。

その男性とはもう会わない会いたくないと言い私が男性と話をしたこともありました。

ですがそれ以降もまだその男性と会ったりしていて

男性と喧嘩をしたりすると様子がおかしくなります。

何度となく同じことを繰り返す娘に正直とてもうんざりすると同時にとても情けなく悲しくなります。

娘が中学生の頃に離婚しひとり親として自分なりにやってきたつもりですが

娘にとってわたしはなんなんだろうと

自分がしてきたことは全て間違いだったのかととても苦しいです。

子育てに全力投球してきた人生でしたが残りの人生は自分も幸せになりたいと思う私は欲深いのでしょうか。

今は娘の存在が怖くストレスになっています。

少しでも心穏やかに過ごせる気持ちのもちようを教えていただきたいです。

(かすみんさんよりご相談)

かすみんさん

ココロノマルシェにご相談をお寄せいただきましてありがとうございます。

ご相談文から娘さんに対する大きな愛情が伝わってきました。とても大切に育てて来られたのですね。素敵です。

かすみんさんも今までにきっと色々な経験があって、そうやって必死に子育てしてきたんですよね。

そもそも子育てに正解はないと私は思っています。
だから声を大にして言いたいです。

>>自分がしてきたことは全て間違いだったのかととても苦しいです。 

ひとつも間違いはありません。大丈夫。間違っていません。

かすみんさんがなにが間違いで何が正解と思っていらっしゃるのかは、直接お話してみないと分からないですけれども、おそらく「娘さんが幸せであること」ということが「子育ての正解」としているのかな?と思います(間違っていたらすみません)。

親だったら誰しも、子の幸せを願います。だからこそ心配します。手も貸してあげたくなりますし、口も出したくなります。それも全て親の愛だと思います。

子の幸せを願うあまりに「ここがダメなんじゃないか?」とか「あんなことをしたのが悪かったのじゃないか?」と良くなかった探しをしてしまうことはあると思います。

お子さんが辛そうな状態にある時には自分を責めてしまいますよね。
かすみんさんのような状況だと、ますますそう思うことは増えると思います。

でもね、もう娘さんも19歳です。大人です。突き放すことはもちろんしない方がいいですが、境界線を張った方がいいと思います。

娘さんとの距離が近すぎるのではないかと。かすみんさんと娘さんが重なり合っている部分がとても広いです。

>>何度となく同じことを繰り返す娘に正直とてもうんざりすると同時にとても情けなく悲しくなります。

娘さんに起きている問題を自分の問題としてとらえていませんか? 娘さんの問題は娘さんの問題です。代わりにそれをどうにかすることはできないんですよね。

そこは線引きが必要です。

「娘は娘、私は私」です。

親子であったとしても、娘さんの痛みを背負ってそれを代わりに感じて解決することはできません。そこはスッキリと線を引いて『信頼』してみるのはいかがでしょうか?

*******

子どもはいつでも親に喜んでもらいたいと思っています。昔子どもだったかすみんさんも同じだったと思います。

お母さんに喜んでもらいたい。でもそうはなれないこともあります。

お母さんが悲しんでいる時、辛い時、どうにかしてあげたいと思っていたけれど、自分は子どもでうまくできなかったと、思っているものです。

そんな思いを潜在意識の中に閉じ込めて、無価値観を募らせます。

私は役には立たなかったと思い込んでいると、それを繰り返そうとします。
そして問題を起こして「ほら、やっぱり役にはたたないでしょ?」と自分に思い込ませようとする『心の癖』ができてしまうことがあります。

それでも娘さんは娘さんでその問題を自分でどうにかしなくてはなりません。

周りはただそこにいることしかできません。でも側にいることはできます。

それだけで十分だと思います。

ここにいていいんだと思える安心感と、誰かの喜びになれるという充足感を感じられたらそれでいいんだと思います。

>>子育てに全力投球してきた人生でしたが残りの人生は自分も幸せになりたいと思う私は欲深いのでしょうか。

これは欲ではないと思いますよ。だれだって幸せになりたいですし、私はかすみんさんに幸せになって欲しいです。

幸せになることは、私は『義務』だと思っています。幸せな人が周りにいると幸せが伝染します。自分も幸せになりたいと思うようになります。だからみんな幸せになる『義務』があると思っています。

娘さんが幸せじゃないと、私も幸せになってはいけないと思っていませんか?なぜそう思うのでしょう?

まずは、かすみんさんが幸せになりましょう。

お母さんが幸せそうにしていたら、娘さんにもその幸せが伝染すると思います。

今は娘さんと気持ちがくっついてしまっている状態ですよね。娘さんの痛みがまるで自分のことのように感じるし、自分がどうにかしないといけないと思っていらっしゃる。

以下の言葉を声に出して言ってみてください。

『私は私 娘は娘
私は私で幸せになれるし、
娘は娘で幸せになれる』

言いにくいですか?

これを毎日声出して言ってみてください。アファメーションです。

こうやってご相談をお寄せいただいたということは、その時が来たんだと思います。娘さんの人生は娘さんのものです。そしてかすみんさんの人生はかすみんさんのものです。

線を引きましょう。娘さんの問題は娘さんにお返ししましょう。同じ感情を味わうことはしなくていいんです。

今まで、ピタ―――っとまるで自分のことのように感じていた娘さんとこうやって線を引いていくと、とても辛いような、寂しいような気持になるかもしれません。やっぱり線は引けないかも…と元に引っ張られてしまうこともあるかもしれません。

「そんなことは思っちゃダメ!!」ときつくならず「そうだよね~寂しいよね~」とその気持ちを大切にしつつ「それでも私は私で幸せになる」と唱えてみてください。

アファメーションを進めるのと同時に、かすみんさんが心地よいと思うこともやってみてくださいね。

リラックスできること、ときめくこと、ワクワクすること。そんなことをどんどんやってみてください。

かすみんさんにやってみて欲しいこと2つ

① アファメーション

『私は私 娘は娘
私は私で幸せになれるし、
娘は娘で幸せになれる』

毎日唱えてみてください。

② 日記をつける

アファメーションで「私は私」という意識ができるようになったら、自分がどんな気持ちを持っているかを日記に書いてみてください。

「私が好きなもの」
「私が笑顔になったこと」
「私がリラックスできた時間」

そんなことを書いてみてくださいね。

かすみんさんとお話しできることがあったら、かすみんさんがなぜ娘さんとそんなにもくっついてしまったのかの理由を一緒に探してみたいと思います。

それがわかったら、ひとつずつ手放していくそんなワークを提案できると思います。

かすみんさんの今までに『間違い』はひとつもありません。

もしかしたら『後悔』していることがあるかもしれませんが、そんな『後悔』も今をどう生きるかで見え方が変わってきます。

過去の事象は変えられないですが、その事象が持つ意味はいくらでも変えられるんです。

かすみんさんの幸せを全力で願っています。

ご相談をありがとうございました。

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