昨日、傘を持って行かなかった次男が、グズグズと泣きながら帰宅。理由を聞いてもなかなか言わない。ようやっと言った言葉が「雨に濡れた」と。
要は、雨が降ってきて「きっとかかが傘を持って迎えに来てくれる！」と期待したのに、来なかったから悲しくなったらしい。
「期待は裏切られる」身をもって体験しちゃったね。
小雨降る中、トボトボと歩いて帰ってくる切なさ…寂しさ…わかります。
さて、今日はココロノマルシェに寄せられたご相談にお答えしました。
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はじめまして、ぽんきちと申します。
自分の仕事や今後について、どうしていったらいいのか考える日々が続いており…毎日モヤモヤしております。
みなさまのお力をお借りしたく、ご相談いたします。
最近業界を変えて転職をしたのですが、業務内容なども含めて自分に合っていない気がして「失敗したかな…」と思ってしまってます。
具体的な不満点としては、
・業界が違うと人種？といいますか人の雰囲気が違う
・ベース年収が下がることは承知で入ったものの、ボーナスがでなかったため収入が少ない
・人と関わるのは好きだけど、営業として数字を追うのはやはり合わない(というより興味がない？)
・これまで自身でやりがいだと思っていたことに、想定していたほどの喜びを感じなくなった
もしまた転職するのではあれば年齢的にも早めに動いたほうが…と思うものの、自分が何がやりたいのか答えがでないです。
年収を考えると以前の業界に戻りたいのですが、そもそも興味を持たなかったこともあり今回業界を変えたので、戻ったとしてもまた同じことの繰り返しになるのでは？と思ったり…
そして今の職場でも何かをやりきったわけではないというところも、本格的に動き出せない理由のひとつだと思います。
正解も不正解もないのでしょうが、今回の転職が失敗だったと思いたくないのかもしれません。。
そろそろ堂々巡りから抜け出したいのですが、何から手をつけたらいいのかわからず…
アドバイスをいただけますと幸いです。
（ぽんきちさんよりご相談）
ぽんきちさん
ご相談ありがとうございます。
仕事って毎日するものだし、生活の中で多くの時間をしめるものだからどうしたって、考えるものですよね。そして考えすぎちゃうものです。あたりまえです。
今回のご相談のキーワードは『直感を取り戻す』だと思います。
ぽんきちさんにとって、仕事ってとても大切なものなんだと思います。だからこそ真剣に悩むし、向き合う・・・ だからこその今回のご相談ですよね。
ひとつ、ぽんきちさんに質問です。
○○を埋めてください。
『仕事とは○○である』
この○○に入る文字をできるだけ沢山書き出してみてください。
仕事とはお金を得るためのものである。
仕事とはやりがいである。
仕事とは我慢するものである。
仕事とは楽しいものである。
どんな言葉が入るのかは、ひとそれぞれで無限大あると思います。
これが、ぽんきちさんの思い込みや、自分ルールだったりもします。
ネガティブなこととポジティブなこと、どちらが多いですか？
自分で書き出したこの○○をみてどう感じますか？
これこれ！！これで私は生きているのよね（ハート）と感じますか？
今まで長いこと生きてきて得た大切な価値観ではあると思います。もしそれがネガティブな思い込みであったとしても。だけれども、今、ぽんきちさんはなにか『違和感』を感じている。
ということは、次のステップに進む時がきたってことですよね。
因みに私は去年の3月末に正社員だった仕事を辞めました。遡ること2年前に一回退職願を出しています。だけれども、その時に思ったんです。「辞める理由が薄っぺらだな」って。仕事にやりがいはあったけれど、人間関係でつまずいて、ちょうど小1の壁にもぶつかった。辞める理由を外に求めていたんです。それに気づいた時、誰のせいにもせず、状況のせいにもしないで、すべてに「ありがとう」と言えるようになってから辞めようと。覚悟を決めたんです。このままでは「○○のせいでこうなった」と何度も思い返してしまうだろうと思ったんですよね。
だから、ライフワークを見つけることに集中したんです。2年かかりました。だけれども、この2年間で自分を知ることになって、自分が大切にしたいこともわかって来ました。もうアラフィフですし、遅い子どもなのでこれから教育費もかかります。だけど不思議と「私は大丈夫」という思いがあります。
ぽんきちさんが本当に大切にしたいことは何なのかを、ちょっと掘り下げてみるのがいいのではないかと思います。
大切にしたいこと、本来の自分が感じたい感情、心奥底に閉じ込めてしまった思い…そんなものを掘り出してみましょう。
今は、すこし思考を使って考えすぎているような気がします。個人的には『考えすぎ』も悪くないと思うのですが・・・
>>そろそろ堂々巡りから抜け出したいのですが、何から手をつけたらいいのかわからず…
とおっしゃっているので、おそらくこの『考えすぎ』からの、次の一歩、もしくはとっかかりを求めているのであれば、一旦、考えるのをやめて『直感』を育ててみてはいかがでしょうか？
本来、私たちは皆「本当はなにをしたいのかわかっている」んです。ただ、それを感じる感覚が鈍ってしまっているんですよね。
それを取り戻す方法はいろいろありますが、今回はとことん心地よいことをやってみることを提案します。
周りの好きなもので溢れさせる。
体が心地よいと思うことをしてあげる。
ウキウキすることを始めてみる。
とことん、自分の中に意識を向けていく。自分の中にある「本当にしたいこと」を感じてみる。
喜びを感じることはなんですか？
一緒にいて心地よい人は誰ですか？
子どもの頃、何時間やっても飽きなかったことはなんですか？
そんなことを書き出してみるのもいいと思います。
もし、ぽんきちさんと話す機会があったら、こんなことを聞いてみたいと思います。
「仕事は○○である」のその○○はどこから来たのかな？
一番理想のライフスタイルはどういうもの？ それはどうしたら手に入る？
喜びを感じることはなに？
苦手なこと、嫌いなことはなに？
誰かに与えられることはなに？
誰かに植え付けられた『価値観』ではなく、本来の自分が持っている『価値観』を探ってみたいと思います。
年齢的に焦るということはあると思います。
でも、意外にね『自分軸』で生きていると、なんとかなるもんだと思えるようになるんです。
とことんリラックスして、心地よいことをしていると『直感』を取り戻してきて、「本当にしたいこと」「本当に大切にしたいこと」が湧き上がってくると思います。
土の上に素足で立ってみてください。
生きているって感じてみてください。
吸って吐いてを繰り返してみてください。
胸に手を当てて、鼓動に集中してみてください。
その体で今まで生きてきて、これからも生きていくんです。
一回、頭の中を空っぽにしてみてください。
思考を手放すことで、新しい感覚がインストールされますよ。
肩の力を抜いて、リラックスして
参考になれば幸いです。
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