ココロノマルシェ

何から片付けて行くべきがもう自分で判断かつきません【ココロノマルシェ】

もじゃもじゃ頭のカウンセラー 山本春野です。どうぞお見知りおきを。人間距離(じんかんきょり)を程よく守って、沈めてしまった本当のあなたを見つけるお手伝いをしています。

定植したそら豆がくたっとなってしまって、枯れてしまうのではないか?と毎日ヤキモキしています。でも、まぁ枯れてしまったら枯れてしまったで、そうなることになっていたんだろうと思うことにします。

さて、今日はココロノマルシェに寄せられたご相談にお答えしました。

※インスタもアップしています。一番最後に貼りついています。♡よろしくお願いします。

1年ちょっと付き合っている彼氏がいます。私の家に転がり込むようになって4ヶ月くらいが経っており、特に家賃等はもらっていない、彼に対してお金も貸しているという状況です。ただデートや一緒に買い物した時は全額出してくれたりと全てを私に頼っているという感じではありません。

その彼と月に一度大きな喧嘩をしてしまいます。彼は喧嘩になると私を無視するので、それに対して私がヒートアップしてしまい、過去の話や借金の話などいつも引き伸ばされ続けてる問題も持ち出してしまいます。その感情的な私のことを「もううんざりだ」とか「これだからこの家に帰ってくるのが嫌になる」「別れる」「どうでもいい」というような言葉をなげてきます。

ここ数ヶ月、すぐ別れるというような言葉を言われることの恐怖や不安、一緒の空間にいるのに無視されることで心が痛くて耐えられなくなり腕を切りつけたり、頭を壁に打ちつけて体の痛みに変換することの方が楽だと感じ、そういったことをするようになってしまいました。

私自身も客観的にみたらそんなことするなんてと思うのですがそれが止められないんです。それを見た彼氏は「頭がおかしい」「俺の手には負えないから自分の母親と相談してどうにかしてくれ」とより怒る始末で、、。

次の日や数日後には私に「謝ることは?」とにやにや言ってきたり、別れるって言ってたことを言っても「そんなこと言ってないよ〜証拠は?」とけろっとした顔で普通に接してきます。その度に解決していない課題が積もっていき私の頃との中でドロドロになって、次の喧嘩の時に爆発するというのの繰り返しです。彼自身は謝ってほしいと私が伝えても素直に謝れないし、、

普通の時はいいけど、彼自身が自分でいっぱいの時、少しでも気に障ることを私がした時、私に対してとても攻撃的になる彼。それに影響を受けてしまっている自分がいる。その現実が理解できているのに私が何もできないのは、彼以外に自分を愛してくれる人なんていないという自己肯定感の低さや、別れたと家族や周りの人に知られることに対する不安、普通の彼を心から大好きだという事実からだなということまでは自分でも理解できています。

でもどうしたらいいかわからないんです。何から片付けていけばいいんでしょうか。

(ゆうさんよりご相談)

 

ゆうさん

勇気を出してココロノマルシェにご相談お寄せくださってありがとうございます。

自傷行為があるということですので、とても心配です。自傷行為は自分を責める行為ですよね。とにかく「こんなダメな自分を罰したくなっている」状態です。

なぜそんなに自分を責めるのでしょう? ゆうさんは彼から「愛されている」という感覚はありますか?彼からだけでなく身近な人から「愛されている」という感覚はありますか?

ゆうさんは必ず誰かに愛されています。

すぐに話を聞いてくれる人はいますか?友だちでも、家族でも、知り合いでも誰でもいいです。ただただ話を聞いてくれる人に話を聞いてもらってください。

ゆうさん自身もうどうしていいかわからない状態ですよね。とにかく誰かに話をして、ゆうさんの中で詰まっているものを出してください。

そうやって話を聞いてくれる人から、愛を受け取ってみてください。

ゆうさんは悪くないです。自分を責めることは何一つないです。一生懸命生きています。誰かに傷つけられることは何一つないです。

「彼にしか愛されない」なんてことはありません。ありません、絶対に。

ゆうさんがそう思うようになったのは、きっと過去に辛い経験があったのだとは思います。

そう思いたくなる事象があったのでしょう。そう思わざるを得ない事情があったのだとは思います。

でも、こうやって相談を寄せてくださいました。

これを私は「助けて」というサインだと思います。心からのSOSのサインです。

このサインを外に出せたということは、この「自分を責める世界」「自分が悪いという世界」から抜け出すための鍵を手に入れたのだと思うのです。

「自分が悪い」と思っていると、より悪いと思う世界に入っていこうとします。いわゆる『罪悪感』がそうさせるんです。

これは無意識にそうしているので「そんなことはない私だって幸せになりたい」とゆうさんは思っているかもしれません。

でも、そうはさせない何かが、ゆうさんの心の奥底にべったりと貼りついているんですよね。

この心の奥底にべったりと貼りついている『罪悪感』を少しずつ剥がしていきましょう。

時間はかかるかもしれませんが、大丈夫です。ゆうさんは幸せになっていいんです。自分が悪いなんて思わなくていいんです。辛いことばかりを引き寄せなくてもいいんです。自分を傷つけなくていいんです。

ゆうさん、自分に幸せになる許可を与えてください。

>>でもどうしたらいいかわからないんです。何から片付けていけばいいんでしょうか。

ということなので、私からの提案をさせてくださいね。
まずはゆうさん自身の中に目を向けていくことから始めてください。

今、ゆうさんは『彼との付き合い方』を考えていると思いますが、一旦彼との関係に境界線を引いてみましょう。

彼の言葉のひとつひとつに反応してしまっていると思うんです。自分が責められていると思う言葉ばかりが聞こえてしまう。それを聞くとゆうさんの心も辛いですから「でも私は悪くない」ということを探し出します。それが”引き延ばされている問題”を持ち出すこということですよね。

「私が悪い」「私は悪くない」が心の中に交互に生まれます。

でも、こうやって「私は悪くない」ということを持ち出してしまうと、またゆうさんの心に『罪悪感』が積まれます。

こうやって、加害者と被害者を行ったり来たりし続けて、ただただ罪悪感ばかりが心の底に層になっていくんです。

自分の心にこれ以上の『罪悪感』を積まないために、無害者になりましょう。

あなたはそう思うのね。
私はこう思うの。

という境界線です。

でもね、これって結構むずかしいの。心に余裕がないとなかなかできない。

だからね、ゆうさん、まずはゆうさんの心に余裕を持たせてみましょう。

誰からも愛されない=自分で自分を愛せない

と言うことだと思うのです。
自傷行為もそういうことだと思うのです。

自分の体を大切にする。
自分の体をいたわる。
自分の体にやさしくする。

ここから始めてみてください。

ゆうさんにとってとても難しいことかもしれないけれど、少しずつやってみてはいかがでしょうか?

〇自分を愛するという意識を持って、自分の体に触れてみてください。
お風呂にゆっくりつかる/丁寧に体を洗う/風呂上りに丁寧にクリームを塗る

〇食べたいものを丁寧に食べる。
体にやさしいものを選んでくださいね!激辛はやめてね(笑)
口から入るもので自分が作られていることをゆっくりと感じてみてください。

〇1日1回は「はぁ~気持ちいい~」ということをやる。
何でもいいと思います。太陽にあたるでも、フワフワのお布団にくるまるでも。
思わず「あああ~気持ちいい~」と声が出ちゃうものがいいです。

自分の体が気持ちいいと思うことをやってみてくださいね。

もしかしたら、ゆうさんが欲していた回答とは、ずれているかもしれません。
それでも私は、ゆうさんの自傷行為がとても気になるし、心配です。

もし、ゆうさんとお話ができるとしたら、実際にこんなことを一緒にしたいなと思います。

〇 愛されていることに気づくワーク
〇 罪悪感を流すワーク
〇 自己肯定感をあげるワーク

今は、彼氏と『恐怖』でつながっている状態ですよね。これが、今の彼氏であってもなくても、誰かと『愛』でつながっていかれるように。まずは自分自身と『愛』でつながれますように。

ゆうさんが少しでも楽になれることを、心から願っています。

参考になれば幸いです。

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