クーラーが苦手な私ですが、今夏休みで子どもたちが家にいるので、クーラーをつけない訳にはいきません。
生命の危機にかかわるかもしれないから。
なので、私の部屋だけぴしゃっとドアを閉めています。
うちの飼い猫もクーラーが苦手らしく、ずっと私の机に乗っかってダラー――っとしています。
ダラー――っと万歳。
さて、今日はココロノマルシェに寄せられたご相談にお答えしました。
はじめまして。30代の兼業主婦です。6歳と3歳の子どもがいます。
ずーっとイライラもやもやする気持ちから抜け出せず、毎朝「また朝が来てしまった」「いっそ目覚めなければラクになれるのに」といった鬱々とした気持ちになります。休日は少しはマシですが母親業があるので「やったー！休みだー！」という気持ちからは程遠いです。
こう書くと「一人で頑張りすぎていませんか」「人に頼ってもいいんですよ」ってアドバイスを見かけるのですが、私、休んでるんです。
・平日夜1時間は自分の好きなことをする
・休日午後お昼寝の時間をもらう
・月に一度は整体で身体を整える
・2か月に一度は自分のための有給休暇をとる
これだけ恵まれた環境にいるのになぜ毎日こんなにしんどいのだろう？と不思議ですが、
ひとつ思い当たるとすれば、休んでいても常に頭の片隅に砂時計があって残り時間を突き付けてくることです。
・明日も5時起きだから11時半には寝ないと
・保育園のお迎え〇時だからそろそろ帰らなきゃ
・整体終わったらまた家に帰って家事育児か…
などなど。
このイライラ/しんどいという状態から少しでもラクになれるアドバイスを頂けたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
（むらさきさんよりご相談）
むらさきさん、こんにちは～
仕事家事育児、お疲れさまです！
10歳、7歳の男児母の山本春野が回答いたします。
3歳、6歳…ですか。
そうですね。
まだ続きますね。
怒涛の日々が…
あっごめんなさい。
だたね、終わるから。自動的に。
子どもは成長するから…。
たんだん緩やかになって、ちょっと自分の時間が多くなって…あれ…私寂しい？
犬飼っちゃう？もしくはもう一人…？って思う日が割合早く来るかもしれません。
夫さんが家事育児参加型なのかどうかはわかりませんが、3歳と6歳の子がいて、仕事もあったらイライイラモヤモヤもしますよ。
それは…ごめんなさい。どうしようもないと思います。
ホルモンのせいだから！！
子どもを守りたいというホルモンのせいだから！
愛情の証だから！！
私はよくイライラして子どもに気分次第で怒鳴ったりしていました（反省）
でもさ、どうしようもなかったのよね。
怒鳴りながら「ごめんね！あなたたちが悪いわけじゃないから！！」と言っていました。
要はね、完全なる「恵まれた環境」ではないってこと。
確かに、誰も頼る人がいなくて、いわゆるワンオペ育児で…っていう人たちに比べたら『恵まれた環境』かもしれないけれど、でもむらさきさんは休んだ気がしないんでしょ？
スッキリした～またがんばろう！！って思えないんでしょ？
頭が忙しくて、どうしてもイライラしちゃうんでしょ？
じゃぁ、もうそれはそれで「ドンマイ私」だよね？
「よくがんばっている私！」だよね？
人それぞれイラっとポイントも、休んですっきり！するポイントも違うじゃない？
「これだけ休んでいて、恵まれた環境なんだから」って別に思わなくてもいいじゃないかな。
それでも『恵まれた環境」を感謝できるむらさきさんはすばらしい！
イライラをとっ散らかさないで、自分でどうにかしようとしているむらさきさんは愛に溢れている！
イライラするその感情はとても嫌なものだけど、感じたくないものだけど、むらさきさんの心からの救難信号だと思ったら、どんな助けを求めていると思いますか？
休みが欲しいのかな？
休んでいるのに…と感じているのであれば「休みが欲しい」というわけではないのかも？
ちょーーーーっと心を聞いてみてください。
これだけ恵まれているんだから贅沢は言えないってもしかしたら思っていない？
もっと望んでいいと思う。
がんばりすぎているからイライラする。
○○すべきって思っているからイライラする。（感謝すべきも入っています）
確かに誰かにもっと頼りましょうとかね、自分を褒めましょうとかね、とっても有効だと思う。
褒め日記もいいし、
自己肯定感をあげるワークなんてものオススメですかね～。
ただ私からのご提案は「イライラする自分をまるっと受け入れちゃう！」です。
イライラしているなと思ったら…
「イライラしちゃうよね～だって私がんばってるもん」
と感じる。
♪イライラするわ～って歌っちゃう。
しんどいわ～と思ったら…
「そりゃしんどいわ。子どもたちに対する愛情が深いからね。責任感強い私すごい！」
と感じる。
「あれもこれもやんなきゃ！って、頭の中の砂時計がさらさらと落ち始めたら、巨大な砂時計に置き換える(笑) もう1年くらい持つやつ。
心の余裕は、時間の余裕がなくても持てるものです。
確かに時間の余裕があった方が断然いいけど。
がんばらない前提で、日々の生活で「やってもいいし、やらなくてもいい」を増やしていってみたらどうでしょう？
心の余裕ゲージが０になったら「死ななきゃいい」レベルまで落としてみる。
例えば、絶賛夏休み中の我が家の昼食はいつだって『貧乏ラーメン』。
野菜も出さなきゃとか、副菜も…とか思ったりもするし、そういう『ちゃんとした』食事を出せない自分にイラつくことは…もうないでーす。
だって貧乏ラーメンでも死なないから。
そもそも、ラーメン茹でるだけ私偉くない？
「～すべき」を少し緩める。
本当に自分が「気持ちがいい」と感じることをしている時は「気持ちいい」を感じきる。
体だけに感覚を持って行って、頭は空っぽにする。
とことん「私」を大切にする。
だら～として、思わず「はぁ～気持ちいい…」と体の中のモヤっとが口から全部出きっちゃうみたいなことを是非やってみてね。
参考になれば幸いです。
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