最近、というか前からだったかもしれませんが、夫が家に帰ってくるなり、ずーーーーーっと文句を言っているのが気になります。
会社の上司に毒づき、部下をコテンパンにし、テレビの政治家や芸能人にいちゃもんをつけ、あげくに自分がやっているサッカーゲームの選手たちを罵ります。
どれだけ鬱憤が溜まっているんでしょうね? お疲れさまです。
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さて、今回は『ココロノマルシェ』に寄せられたご相談にお答えいたします。
冷めたらしい旦那と笑って暮らせる日々に戻りたい
結婚して8年、年子の幼稚園児2人の転勤家族で、自他共に認める一回も喧嘩などしたこと無い仲の良い家族でした。
2019年5月のGW明けまでは…
旦那を注意がてらちょっと怒って、そんなに公園行きたく無いなら家で寝てて良いよと初めて旦那を家に置いて子供達と出掛けて帰って来た頃から、ずっと不機嫌で無視される様になりました。
何回か理由を聞いても何も答えず、最後にこのままはイヤだからちゃんと話したいと要っても、ただ私の顔を見つめるだけでどちらが先に目を反らすかの我慢比べみたいな4時間。
次の日の朝、絶望感で家を出ました。
結局、適当に海に向かって歩いてたどり着いた氏神神社に救われ
戻って来いとのメールと子供達の電話で、迎えに来てくれて帰りました。
次の日に、旦那より今後について話し合いしますと言われ、そこで初めて
冷めたから興味が無い。ただ、子供達の母親ってだけだ。と言われました。
夜帰って来てご飯出して30分以上携帯のニュース見て放置してから食べたりしてたから、折角温かいの出してるんやから、ニュースは後で先に食べて欲しいと言ったら、次の日からご飯拒否が始まり
休みの日は1人でパチンコやネットカフェに行く様になり(旦那は、友達は誰もいません)、最近はコロナの影響で仕事が終わると寄り道せずに直帰してるらしく早く帰って来る様になりました。
いつも、子供達が寝る頃や寝た後に帰ってきてたので帰って来て子供と会話したりゲームしたりって触れ合って欲しい理想は叶ってます。
心理学や、スピリチュアルなど少し勉強し、冷たい目で見られて話しかけるのが、怖かったけど、いってらっしゃいや有難うを、意識して言うようにしてから、自分の気持ちに余裕が出来る様になり、家のピリピリ感が和らいで来たなぁ~とは思ってました。
先日、海辺のイルカが居る所に家族で出掛けて良い雰囲気で楽しんだ帰りに、近くの大きな公園で子供達を遊ばせ、旦那と息子が、草スキーを始めて草の無い場所を旦那が何度か滑って転んでジーンズの、おしりや膝に土がついてたので、家に帰って洗濯するからお願いだから着替えてと何回か言うと、いいです。って言うので、家が汚れるからと言うと、家を出て行き、次の日子供達が気にしてるので電話してもいつも通り出なくて、メールで連絡すると30分後ぐらいに帰って来て、ずっとベランダでスマホゲーム。
汚れ気にしないから、子供達も、変に思ってるからと中に入ってもらて、夜シャワーを、浴びたなと思ってたら使ってないゴミ箱に洋服を、いれ出して…
今までは洗濯カゴの中に入れなくて横に明らかに分けて置いてるって、状態があったけど関係なく洗ってたら、今回はゴミ箱にため出してたから、普通にゴミ箱から洗濯して、ゴミ箱は元の倉庫にお片付けして、夜仕事で11時頃遅く帰って来た時に寝た降りしてたら、倉庫からゴミ箱出して、またためてるみたいな…
折角、少し上向きになって気だした?と、思ってたら、私の着替えてのひとごとで、また悪くなって…
しつこく言われるのが嫌いで、ほっといて欲しいと言われるのですが、どうしたら良くなっていきますか?
何か良いアドバスあったらお願いします!!!
原因に、私が旦那の仕事に影響無いように、自分の両親を頼り過ぎて、旦那に相談する前に両親と話して、旦那には決定事項しか言って来なかったから、必要とされてない気がしたんじゃないかな?と最近思う様になってきました。
話し合いの時に、ポロっと必要とされてないみたいな事をいっていたので…
仕事の事なしで、もっと声に出して助けてと言わなくちゃいけなかった気がします。
相談者:KOKOroさん
KOKOroさん
こんにちは!
ご相談ありがとうございます。山本春野が回答させていただきます。
相談文からKOKOroさんのがんばりが伝わってきました。旦那さんのことをとても大切に思っていらっしゃるんですね。とても素敵だと思います。
転勤族って大変ですよね。慣れない土地で人間関係も一からつくらなきゃいけないだろうし、色々気を使ったと思います。そんな中、旦那さんと協力しあって結婚生活を送られていたのでしょう。だからこその自他共に認める円満夫婦だったんだと思います。
それなのに、突然こんなことになってしまって、もしかしたらご自分を責めてはいませんか?「私があの時ああ言わなかったら?」とか「あの時もっと他にできることはあったんじゃないか?」とか…。
間違っていたらごめんなさい。ご自分を責めるのはいいアイデアではありません。
突然の旦那さんの反乱(?)に驚いて、悲しんで、寂しい思いをして、きっと関係修復のために沢山努力してこられたのだと思います。
>>心理学や、スピリチュアルなど少し勉強し、冷たい目で見られて話しかけるのが、怖かったけど、いってらっしゃいや有難うを、意識して言うようにしてから、自分の気持ちに余裕が出来る様になり、家のピリピリ感が和らいで来たなぁ~とは思ってました。
すごいですね!!なかなかできないことだと思います。愛があふれています。素敵です。
夫軸→自分軸
今回のご相談文を読ませていただいて、旦那さんのことを強く想うがあまり、旦那さんのことばかり考えてしまって、いわゆる旦那軸になってしまっているのではないかな?と思います。
旦那軸になってしまうと、自分の足元がフラフラしてしまいます。旦那さんの行動に言動に振り回されてしまって、着地できなくなってしまうんですよね。
ちょっと手厳しいかもしれませんが、KOKOroさんは少し『取引』している傾向があるようです。
「私がこれだけやっているのだから、あなたもこうするべき」
と言うのが『取引』です。
『取引』をやめて、自分軸で自分の選択で自分がやりたいことだけをやっていくと、とても気持ちが楽になります。
「私が温かい食事をだしているんだから今、温かいうちに食べるべきだ」
「洋服が汚れたら家が汚くなるんだから、旦那は今すぐ脱ぐべきだ」
と思っていませんでしたか?そう思うのはあたりまえです。そう思いますよ、私も。
でもそれは『取引』で、返されないとこっちの心が痛みます。「私の気持ちを大切にしてくれなかった」と思いますもんね。
でもそれって、自分軸ではないんです。相手の反応で一喜一憂し、こちらの思う通りの反応をしてくれないことに傷つきます。
自分軸だと「これをしたかったのは私であり、それを相手がどうとるか、どう行動するかは相手の都合」と思えるようになるのです。
30分以上経ってから食事をするのも、洋服を着替えないでその後拗ねるのも、旦那さんの都合です。
私は私、旦那は旦那
と鏡に向かって毎日つぶやいてみましょう。切り離してみましょう。気持ちが楽になると思いますよ。
なんで旦那さんは突然こんなことに?
きっと「今まで円満だったのになんでこんなことになったのだろう?」と沢山考えましたよね? その気持ちとてもよくわかります。知りたいですよね、旦那さんの気持ちや心理を。
それを理解するのはとても難しいです。でも、KOKOroさんが言う通り、もしかしたら「頼ってほしかった」のかもしれません。
男性心理を分析するつもりはないですが、男性というものは『頼られたい生物』らしいです。
KOKOroさんは忙しい旦那さんを気づかって、あまり頼ってこなかったとおっしゃっていますよね。そしてもしかしたらそれが原因かも?と思っていらっしゃる。
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
人の心を深く知るのはとても難しいし、相手の言葉を受け取る時に、こちらが言いたいことを100%同じように受け取ることはないです。どこかに自分の主観が入ります。
それは、私もKOKOroさんも、旦那さんも一緒です。
だから、公園の一件も、汚れた洋服の一件も、KOKOroさんが言った言葉通り、その思い通りに旦那さんは受け取っていないということになります。
それは、その後の旦那さんの態度でわかるんじゃないかな?と思います。
KOKOroさんは「そんなつもりはなかった」んですから。
KOKOroさんはただ温かいうちに食べた方が美味しいからそう言っただけ
だけど、旦那さんはこの事実から「そういってオレを責めている。ガミガミ口うるさく言ってコントロールしようとしている」という旦那さんだけの真実を作り出しているかもしれません(あくまでの想像です)。
KOKOroさんは汚い服を着替えてほしかっただけ。
だけど、旦那さんは「汚いって、もしかして俺自身が汚いとでも思っているのか?そんな汚いっていうのならこんな服捨てればいいだろ!!洗濯するのも嫌だろうしな!!」と思ってしまったのかもしれません(あくまで想像です)。
なので、自分の口から出た言葉がどうなるかを心配するのはキリがないんですよね。相手がどうとるかをコントロールすることはできません。どんなに気を使っても傷つくときは傷つきます。こちらがそんなつもりがなかったとしても。
じゃぁどうすればいいの?ってことになりますが…。
自分の気持ちと大切にしてみましょう。旦那さんの気持ちではないです。KOKOroさんの気持ちです。
>>しつこく言われるのが嫌いで、ほっといて欲しいと言われるのですが、
と言われているので、ほっといてみましょうか?(笑)
その空いた時間でKOKOroさん自身を喜ばせることをどんどんしていってください。
趣味はありますか?これやっている時が楽しい~!!ということはありますか?夢中になれることはありますか?自分を磨くことをしましょう!!
夫軸ではなく、自分軸で行動してみましょう!!
これは私がやりたいこと?夫軸になっていないよね?と確認しつつ、主語は常に「私」で。
頼ったり頼られたり…共生していくということ
>>原因に、私が旦那の仕事に影響無いように、自分の両親を頼り過ぎて、旦那に相談する前に両親と話して、旦那には決定事項しか言って来なかったから、必要とされてない気がしたんじゃないかな?と最近思う様になってきました。
話し合いの時に、ポロっと必要とされてないみたいな事をいっていたので…
仕事の事なしで、もっと声に出して助けてと言わなくちゃいけなかった気がします。
KOKOroさんは、なぜご主人に相談せずに、ご両親に相談されていたのでしょう?
これは直接訊かないとその心はわかりませんが、ご主人の手を煩わせたくなかったのですかね?それとも他に理由があるのでしょうか?
いずれにしても、夫婦というものは、私たちが初めて自ら形成する共同体です。しかも全く違う環境で育った二人が、相違をすり合わせながらやって生きていくものですよね。
なかなか100%信頼して頼り切ることは難しかったかもしれませんが、頼るというよりは、共に生きていく感が欲しかったのかもしれません。
だから、そう考えると、『頼られていない感』=『一緒に生きていない感』は原因のひとつかもしれません。
じゃ、元の関係に戻るためには闇雲に頼ればいいの?思われるかもしれませんが、それもちょっと違います。
キーワードは『愛』です。
愛させてあげてください。
愛するだけでなく、愛されてください。
きっと今までも愛されていたのだと思います。それを感じていましたか?
きっとわかっていましたよね。
あ~私愛されている!!と体すべてで、心に染み入るまで感じてみてください。
最初は難しいかもしれないので、メモに書くのもいいかもしれません。
もし、KOKOroさんに宿題を出すとしたら…
- 自分の価値、長所を30個見つけて書く。(自己肯定感を上げる)
- ご主人から愛されている証拠を30個見つけて書く。(愛されていることに気づく)
そしてイメージワークで過去のご主人と向かい合うというワークをしてみたいなと思います。
関係が前と同じに元に戻ることはないと思います。それは絶望することではありません。
今までに起こったことは然るべきして起こったことです。
新しい関係を、もっと素敵な関係を築くために必要だったことです。
期待はしないで、希望をみてください。
これから「どうするか?」ではなく「どうしたいか?」に目を向けてみてください。
応援しています。