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ママ友って必要?自分の友だちと子どもの友だちは別

ママ友って言葉面白いよね。子どもを通して出会って、仲良くなった人たちのことを言うんだと認識しているが、合っているだろうか?

『ママ友』と検索すると…なんだか「ママ友とトラブル!」とか「ママ友ってちょっと面倒」とかなんとな~くネガティブな響きの割合の方が高そう。と思ってしまう…。

そもそも、中高生時代にあの「トイレに一緒に行く仲」が面倒だと思っていた人は、ママ友も面倒だと思うだろうし、やっぱりその時々の仲間がいた方がなにかと楽しいし、気持ちがいいという人もいる。

これをいっちゃぁおしまいだろうけど、「ママ友が欲しけりゃつくればいいし、いらなきゃそれまで」となるんだよね。

とは言っても、そうも言っていられない人たちもいるのよ。かわいそうなことに…。

でもさ、あれだよね。結局は子どもを通して出会ったというだけで、結局は普通の友だちになれるかなれないかは、本人同士の問題であって、「ママ友だから」という問題ではないと思う。

ママ友に大いに助けられたわたし

長男が1年生に上がった時、朝カギっ子問題が発生した。

それはそれはどうしようもない事態に陥り、そんな時助けてくれたのはママ友だった。

保育園というものは、おそらく幼稚園ほど『ママ友』システムが確立されない環境と思われる。なぜならお迎え時間がバラバラで、さして話す機会がないからだ。
フレンドリーなお母さんとや、毎日同じ時間に送り迎えをすれば顔見知りになり、話すことが増えてなんとなく仲良くなるということはある。

ちょっと話せば気が合うかどうかってわかるから、その先仲良くなるかどうかはそれ次第だと思うんだよね。

子ども同士は保育園時代からずーーーーっと一緒だったが、母親同士はただの顔見知り程度で連絡先も知らないし、住んでいる場所も知らなかった。わたしが困っている時に、その子どもだちとたまたま道で出会って、連絡先を交換し、助けてもらうようになった。これってママ友ってことでいいのかな?

このママ友3人そろってはカラカラにドライ。にもかかわらず、わたしが「助けて~」と声をあげたら、ばばばばば~と助けてくれた。

大丈夫だよ!朝預かってあげる!とあっさり言ってくれたお母さんからは、個人のラインはブロックされている。

わかりやすい!

お互い様だからこういうときは助けてあげるけど、プライベートはお互い壁を作りましょう!というスタンス。こういうのが一番やりやすい。そういうお母さんが4人集まったんだと思う。

そう!そういうカラカラにドライな人たちだからなんとなく集まったんだと思う。ウェットな付き合いがしたいと思っている人は、われわれのようなドライなチームには近づかないのだろう。

未だに必要な時にしがラインはしないが、先日のこの事件の時も連絡先を知っていて助かった。

気質と性格の違いで育て方を変える…しかない。だって気質は変えられないんだから性格は変えられるが、気質は変えられない。 http://plusnews100.com/mame/1564/ 『性格と気質の...

子どもが仲いいからって親も仲良くしなければならない理由はない。

子どもは子ども。自分は自分。

ママ友が問題なのではない。たまたま子どもを通して知り合っただけで、それは友だちではない。ママ友という言葉がよくないのかもしれない。

義妹でさえ悩んだと言っていた、幼稚園のママ友なしの孤独感

義妹はだいぶドライ。あえてママ友を作らない主義で、子どもの習い事もママ友づきあいが増えそうだから嫌だという理由で何も習わせない主義。

徹底的だから、一人でも大丈夫という人なのかと思っていた。実際そうだと言っていたが、やはり『母の会』の行事でバスに乗るときとか、なにかの係を決めるときとか、緊張すると言っていた。蓋を開けてみたら、自分だけ隣の席がいないとか、だれからも誘われないという事態になったらどうしようと思うらしいのである。

それももう10年も前の話。そして、12歳差の二人目が生まれた。

またあのママ友問題が起きちゃうの?と訊いたら…

「あの時はまだ若くて、同年代の人たちだったからいろいろどうしようって思ったけど、今は断然年齢が上だから気にならないんだよね。回りも「ちょっとお姉さん」扱いだから、一人でいてもかわいそうと思われてないと思うから全然一人でも大丈夫だった」

と。なるほど~。

かわいそうに思われているんじゃないかって思うのも辛いよね。気を使われるっていうか。

自分から話しかけられないという性格もある。あの人はあのグループだし、あの人は気が合わなさそうだし…。とかいろいろ考えちゃう。なかなかこういう性格というか考え方ってかえられないよね。

徒党を組んで、きゃいきゃいやるのは女子が集まればどこでも見られる光景…。学生時代にもあったはずなのに、それとはまたちょっと違う事情…。

それは子どもがいるってこと。子ども同士が仲いいけど、そのお母さんからはなぜか無視されるとか、自分だけ誘われないとか…。それを子どもから「なんでお母さんはいかないの?」と無邪気に訊かれて返答に困るとか…。

ありそう…。

でもね、子どもは子ども。親は親。そんな変なことしてくる親とは付き合わなくてよろしい。「でも子どもが遊びたがっているし…」と思うのも無理はない。子ども同士は楽しく遊んだらよろしい。ただ、幼稚園(保育園)の間だけになってしまうが。

そして子どもには「○○ちゃんと遊んじゃダメ」とか「お母さんは○○ちゃんのお母さんに嫌われているから遊べない」とかこちらの都合を子どもに押し付けるのはやめよう。子どもは関係ないんだから。ましてや、○○ちゃんのお母さんの悪口のようなことも言ってはいけない。

子どもはお母さんが大好きだから、その言葉をまるっとうのみして他の子に言ってしまうからね。子どもながらに「うちは正しい」主張をするから。

友だちいないとか、独りってかわいそうじゃないから

付き合いが面倒だとグチグチ言うくらいだったら、付き合わなければいいの。グチグチいっている方がつまらない。

わざとかわいそうな状況を作っているママ友がいるのであれば、それはいじわるだから。
そして、そういう徒党を組まない人たちはどこに行っても一定数いるから。
独りでいることはかわいそうなことではないから。
子どもはお母さん大好きだから。

その中にドはまりしていると回りが見えなくなっておかしくなっちゃうから、5歩ぐらい後ろに下がって状況を眺めてみるといい。

あたらしい発見があるはず。

がんばって!

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