今日の千葉は雨。実は私にとってはうれしい雨です。
世間一般でいう『いいお天気』ではないわけ。やっぱり太陽がサンサンと輝いて、さわやかな風が吹いていたほうが気持ちのいい天気であることは間違いないだけど、庭の小さな芽たちにとっては、雨が必要だから。水が必要だから。
そこそこ成長するまで毎日せっせと水をあげます。根付くまでっていうのかな。そこそこ成長したら土中の水分だけで大体OKなんだけど、やっぱり子どもの頃は手をかけてあげないとだめなんだよね。
だから、ホースをあっちこっち捌いて水をあげる手間が1日ないだけで、ちょっぴりラクチンで「雨サンキュー!」ってなる。
梅雨時といえば紫陽花。
我が家の庭のガクアジサイも満開です。
ご存知の方も多かろうと思いますが、紫陽花は土中の酸性度によって色が変わるお花。
土が酸性に傾いていると青色に寄り、アルカリ性に傾くとピンク色に寄るんだよね。
元々青い紫陽花がアルカリ性によると青紫になるし、元々ピンクの紫陽花が酸性の土壌で咲くと紫になる。
土の状態で目に見える花の色が変わる。
また土の話になっちゃうんだけど、目に見える土の上の部分はやっぱりそれが成果だし、見えるものだからそっちにばっかり目が行っちゃうんだけど…。
土の中の状態がとても大切だと思っていて。
石がゴロゴロあったり、固い土だったり、砂だったり、古い根っこがごちゃごちゃとあったりすると、花も作物も育つけれどいまいちだったりする。
目に見えるところが気になりがちだから、そこを手入れする。きれいに咲かせるために、たわわに実らせるために。
でも、そのうち気づく。土が大切だって。
まずは水をあげるよね。これはとっても大切。
石ころとか、古い根っこを取り除くよね。
そして肥料をいれるよね。
肥料にもいろいろあって、骨粉とか化成肥料とか牛糞とか…。
リンとチッソとカリが肥料の三大要素っていわれるんだけど。
はっきりいって目に見えない物質。(顕微鏡とかで見れば見えるだろうけど)
そんな目に見えないものが、目に見えるものを左右するんだよ。
なんかすごい話だよね。
心も同じだなぁって思うのね。(相変わらず唐突w)
はっきりわからないながら、心が作用して、行動している。
なにも考えずに行動していて、辛いなとか楽しいなとか感じている。
心を整えると、目に見えるところもきれいになっていくと思うんだよね。
紫陽花に話が戻ります。
土はどうしても酸性に傾くものなの。
なぜかって言うと、雨は空気中の二酸化端を含んで土に染み込むので、どうしても雨が降る限り土は酸性に偏るものなの。
土が酸性に傾いていたら、苦土石灰をいれると中和されて、アルカリ性に寄るものなんだよ。
そうやってね、操作するのもいいと思う。
でも、自然に任せて今は心が酸性寄りだから、青っぽい花色になったんだなって自然に任せて、その花色を楽しむのもいいと思うんだよね。
コントロールできることもある。
そうやって心を整えるためにコントロールすることはできる。
ただね、感情はコントロールしないほうがいい。というか、コントロールできないものって思った方がいいと思う。
酸性に傾けたくないから、雨を降らせない。
これが感情のコントロール。
感情は天気みたいなものと心理学ではよくいわれること。
雨が降ったら、むりやり止めることはできない。
感情はその時の心が必要だから起きていること。
土が雨を欲するように。その雨が土に影響を与えるように。
日照りが続いたら、いけにえを捧げて雨ごいをすることもできるだろうけど、カラカラに乾いてしまったら、天気を変えるんじゃなくて、雨が降らなくても育つなにかを植えてみればいいと思う。
感情はそのままに。
感情に良い悪いもないから。
わいてきた感情はそのまま感じておく。
そうやって、土が潤っていく。
なにかしらの作用が目に見えないところでおきている。
それに身を任せてみるものいいんじゃない?
辛い感情もそのままにしておく。
その感情がなにかしらの肥料になるはずだから。
土を整えるように、心を整えて、きれいな花を咲かせて、たわわに実がなりますように。
*********
ただいま、LINEでお友達追加していただけると、無料で1往復無料お悩み相談承り中です!
「かっこいいこと言いたくなった」時に「かっこいい風」の言葉が送られてくることも!?