夫婦関係

幸せの定義② 夫が幸せでも私は幸せじゃない…と思ったけどそうでもない

昨日の記事にコメントをもらった。

 

みゆき様いつもありがとうございます。

そうそう、たぶん最高の褒め言葉なんでしょう。夫は「なんで私と結婚したのか?」と訊いたら「面白いから。オレが幸せになれると思ったから」と言った。

これも多分すごい言葉なんだと思う。

で、こう言われても「そりゃそうだろう。私と結婚して幸せに決まっているだろう」と本気で思っている。

でも、それって…マテリアルなことでそう思っていることに気がついた。

要は…

自分はお金を出さずに家がある。
時間にとらわれることもなく自由に好きなことができる。
好きな時に好きなものが食べられる。
威張れる。
子育てをしなくてもかわいい子どもが家にいる。
自分の父親を介護してもらえた。
好きなことに使えるお金がある。

といったことが、夫が幸せに感じていると思われることだった。でも実際は夫はここに幸せを感じているわけではなさそうだ。

たぶん、上記に列記したことは、『私が夫に感謝してもらいたいこと』だ。『してあげている』と思っていることだ。

しかしだ!!昨日の記事でわかる通り、夫はこんなことに幸せを感じてはいない。だから感謝なんてするわけもない。

してもらって当然とは思っていないにしても、こういうことで幸せを直接感じることはないということだ。

オーマイガッ!

そもそも私は「感謝してほしいから」こういうことをしていたのか?と言われれば…そうでもないかな?とも思う。ただがむしゃらに生きて来ただけだ。できたら感謝されたいとは思うけれど。

夫は分かりやすい幸せの感じ方をする

昨日の記事にもちらっと書いたが、夫が『幸せを感じること』は自分の趣味であるトレイルランで、自分の目標とする大会で完走することである。

幸せの定義 夫の幸せ度の高さは妻の功績なのか?それは妻の幸せ?諸事情で家族で実家にいる。昨日購入したハエ取り棒は結局良き働きをせず、まず母がつかまり、そして飼い猫がつかまり、ハエ取り棒は本来の働きを...

そこには、競争も比較もないし、誰かがどうにかしてくれるという他者介入の余地がない。ひとりで努力し、ひとりで挑み、ひとりで達成する。

もちろん、そこには誰かの助けや協力が必要であることは間違いないけれど、そこは過剰な感謝や要求はない。たぶん、何も言わずにありがたく受け取っているのだろう。

だからこそ、この私と一緒にいるのだろう。ヤツは。

たぶん私も最初から分かっていた。私もそうありたいと願っていたけれど、そうなれなかった自分に腹を立てていたのだろう。誰かのせいにして、状況のせいにして、そんなことをものともせずに行動している夫に嫉妬していたのだろう。

それってズルくない?

でもさ、それってズルいよね?と思ってしまう。私はずっと大変だったんだけど?と思ってしまう。

でもさ、ふと思い出したことがあって…

小学4年の時の担任の先生に、30数年ぶりに再開した時に一番最初に訊かれた質問…

「山本さん、今幸せですか?」

この質問に私はなんの躊躇もなく「はい!幸せです!!」と答えていた。

そう、たぶん私は幸せなんだろう。この時に「あははは…まぁいろいろありますよ~」という返事はしなかった。はっきりと「幸せです!」と答えた。

私の感じる幸せはなんだろう?

好きなことができていること。
子どもがいること。
家族が健康でいられること。

毎晩子どもと寝るときに「ああ~幸せだなぁ~」とつぶやいているくらいなんだから。

「一番ダメージの与えられる方法で離婚してやる!!」と息巻いていた時はどうだっただろう?

それでもやっぱり幸せだったんだと思う。好きなことをして、子どもがいて、みんな健康だった。それだけで『幸せ』だったんだ。

ここに夫がいなくても幸せなんじゃね?と1000回は思ったけれど(笑)

私の幸せ満足度と夫の幸せ満足度と

夫の幸せ満足度の尺度に、私も子どもも入っていなかったことに私は違和感を覚えた。

そこにある私の思いは…やっぱり、

これだけしてあげているのに。
家族なのに、なんで自分だけ?

という私の価値観でジャッジしているからなのだろうね。家族なんだから○○だよね?という私の価値観。

いいじゃないの、幸せならば。

と、思えるようになったら最強なんだろうな~。

そうなるためには「私がどうしたいのか?」ということなんだろうね。

世界平和や、みんなの幸せを願っているのに、夫の幸せは願えないのですよ!!
夫が幸せであろうとなかろうと、私の幸せには関係がないってことだな。

「勝手にやってくれ」という諦めではなく、本気で「自由に幸せになってくれ」と思えるようになれるかな~。

モンブランに行くって言われたらそれはやっぱり言葉に詰まるな…。

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