とても仲良いのママ友に突然こんなことを言われた。
「私、次女だけは愛せないんだよね」と。
彼女は4人子どもがいて、はたから見ると愛情深く育てている。兄弟間でえこひいきしているようにも見えないし、次女ちゃんだけ冷たい態度をとっているようにも見えない。
でも、彼女はこういう。
「次女はなんか距離を詰めてくるんだよね。なんかベタベタしてくるっていうか…。かまってほしいみたいな態度がイライラして拒否しちゃう。でもそんな自分が嫌でね…」と。
ああ、そういうことかと思った。
「愛せないと思っているのはしょうがないよね。自分と違うもしくは自分に似すぎているせいかもしれないし、自分が子どもの頃にやりたかったのにできなかったことをしていることに嫌悪感があるのかもしれないしね。いずれにしても「愛せない自分」は別に悪いことじゃないよ。それにそうやって「子どものうち一人だけ愛せない」と悩んでいること自体が『愛』だと思うよ」
と一説ぶってみたら、「はるさんが今「この壺を買うといいよ」って言ったらすぐ買うわ」と言われた(笑)宗教はじめよかっかな~。
自分の子を愛せないと悩んでいること自体が…
私は下の子を40歳の時に授かった。言ってみれば世のお母さんの平均年齢より若干上となる。そのせいか『お悩み』を相談されることがちょいちょいある。
子どもを怒鳴ってしまう。
子どものしていることが気に食わない。
何をしてもうちの子はうまくできない。
褒めた方がいいっていうけど、褒めるところがどこもない。
とにかくイラつく
笑いながら言うお母さん。
本当に辛そうなお母さん。
怒りながら言うお母さん。
言い方も程度も色々なんだろうけど、いずれにしても痛いよね。心が痛がっているよね。
だって、他人の私に、普通の人の私にいうくらいなんだから。
そんな話を聞いていると、どのお母さんも愛にあふれているなと思う。
過干渉だって、過保護だって、怒っていたって、泣いていたって、なんてそんなことをするのかって言ったら…。
子どもを愛しているからだよね?
他になにか理由がある?
愛せないからじゃなくて、愛しているからそういう気持ちになるんだよね?
でも、そう…それに気がついていないとか、気がつく術をしらないとか、気がつくことが怖いとか…そんなことなんだよね。
世のお母さんにはもっと楽に幸せに生きてほしい。
ありのままでいいってエルザも歌ってたけどね
理想があったんだと思う。こういう子でいてほしい。こういうお母さんになりたいっていう。
♪理想で作った道を 現実が塗り替えていくよ♪ BUMP OF CHICKEN 『ray』より
確固たる理想はなかったかもしれないけれど、やっぱり人生長く生きてくると「こういうもんだ」「こうしなきゃいけないんだ」って思うものなんだよね。潜在的にも思考的にも。
で、そうはいかなかった現実がある。
そして自分の体から出てきた自分の子は、自分の一部のように感じてしまうのも無理はない。
わかる、ちょっと自分が言われているような、自分が経験しているような気がする感覚。
でもあなたはあなた、子どもは子ども。
あなたはあなたの人生を生きればそれでいいのだよ。
子どもはその子自身の人生を生きればいいのだよ。
お互い共感したり、しなかったり、それでも愛を与えたり受け取ったりしながら。
その方法を見つけるお手伝いを始めます。あなたの人生の道に目印の旗をたてるお手伝いをします。
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あやしげな壺の販売はないのでご安心ください。
今日の長男の名言
心があるから大丈夫。
体があるから生きている。
ニッパーがあるからガンプラが作れる。