夫婦関係

自立が溢れて一点集中で依存したら玉砕した私の話、理想の夫婦とは?

今朝、窓から出勤する夫に向けて「愛してるよ~」と声をかけたところ…

キモっ!!!キモっ!!!!としばらくかなり大きめの声で言い続けていた。(路上)

よっぽど気持ち悪かったんだな(笑)1日に1回は「キモっ!」と言われるようなことをしている私です。

さて、根本派でよく言われる『自立系武闘派女子』にカテゴライズされると思われる私だが(本当はそうじゃないと思いたい)、夫に対しては実は『超依存』していたのではないかという疑いが出てきたので検証してみたいと思う。

まず、用語の説明として、『自立系武闘派女子』とは…

こちらをご参照ください。↓

私が当てはまるなと思う項目は…

・執念深いので、恨みのある奴には死んだら化けて出ようと思っている。
・おしとやかという言葉に憧れるが、3分ほどしかその演技は続かない。
・姉さん、とか、男らしい、とか言われることがある。
・たいていの問題は自分ひとりで解決してきた。
・けれど、友達や仲間に恵まれていると思うことも少なくない。
・周りも自立系武闘派女子ばかりなので、自分がそうだという自覚はない。
・でも、ふつうの女の子とはちょっと違うかな?と思っている。
・困った人、傷ついた人、影のある人を見ると放っておけない。
・よってついついダメンズに手を出してしまう。
・専業主婦にはなれないと思っている。
・専業主婦は2日で十分だと思っている。
・でも、意外と専業主婦でもいけるかも、という淡い期待がある。

こんなもんにしておこうかな~。でも、あらためて見るとやっぱり私は『自立系武闘派女子』ではない気もする。まぁどっちでもいいか。

ともかく、なんでも自分でやってきたと思っている。早く自立したという思いもある。誰かに頼るのもあまり上手じゃないと思っている。

だけど、今の夫と結婚するとき「この人なら何でも言うことをきいてくれると思ったから」結婚した。

これをうっかり両親に言ったら、本気で潮干狩りができるんじゃないか?と思うくらいささささーーーーーっと引いたのが見てとれて「おぅ…これはかなりヤバイ発言だったか?」と反省した。

依存したかったのかも?

超自立している人というのは、過去に誰かに頼ろうとしたり、助けてもらおうとしたらそ断られたとか、迷惑そうにされたとか、もっと幼少期にすげなく親に断られたとか、ムリクリ自立しなければならない状況にだったとかで、『依存はダメ』という思いがついてしまった状態。

少しずつ出して、甘えて、頼ればよかったのだけれど、『依存』することを自分に禁止してきた状態だから、ただため込んでいく。誰にも頼らないで「ひとりでがんばらなければならない」という思いで、どんどんその感情を体の中にためていく…。それを放出することもなく、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ状態。

これが続くと、いわゆる強制終了が起きる。燃え尽き症候群とかね。

多分、ため込んだ状態で私は夫に出会ったのかも?と思い至った。依存させてくれる人を探して見つけた。

こういう状態で「この人になら甘えてもいいかも?」と心許したもんだから…一気に依存の窓が開いて…今まで貯め込みまくった感情をドバーーーーーーっと夫に浴びせかけたのではないかと?

だって、結婚ってそういうもんだろ?っていう『夫婦の理想像』があったような気がする。

ため込んだ量が尋常じゃなかったのだろう。多少頼られるのはうれしいだろうが、ここまでかぶさってくるとたぶん、溺れたんだと思う。そこまで背負いきれないとお断りしたんだろう。

で、そうなるとこちらはこう思うのだ。

ほら!!やっぱり!!!頼ったって助けてくれない!!自分ひとりでやるしかないんでしょ!!!

で、私のウラミツラミ劇場の始まりだ。

「どうせ私なんか…」という自己否定が膨れ上がる。そして「誰のせいか」という犯人探しも始まる。それは自分だったり、夫だったり、環境だったり、世界すべてだったり…。

罪悪感や無価値観も大いなるお手伝いをしてくれて、まぁ完全武装の自立女子極まれり!と相成ったんだろうな。

どうすればよかったのか?は考えない

「あの時はああするしかなかった」のだから、「じゃぁどうすればよかったの?」は考えない。

「かわいそうな私」から脱して
「悪いあの人」もなしにして
「これからどうするか」を考えるしかない。

被害者/加害者から、無害者になることを望む。

きっと、夫だって助けたかったかもしれない。それでも私のおんぶおばけの威力が強すぎで、受け止めきれなかったのかもしれない。

そんな自分を責めたこともあったかもしれない。そうやって罪悪感を募らせて「オレは悪くない」という思いで、オレ様発言が増えていったのかもしれないなぁ~。

これからどうするか…といえば、調整して『依存』を出していくということになるのだろう。

ちょっとずつ…ちょっとずつ…

あの頃は調整がわからなかった。だけど、あの頃とは違う。いろいろ学んで調整もできるようになった。

ちょっとずつ…ちょっとずつ…を増やしていって…

全部私のいうことをきかせてやろう!!←あれ、間違えちゃった。
共に生きていく、相互依存、共生ができたらいいなぁと思っている。

夫から差し出されたものも、勇気をもって受け取ろう、受け止めよう。今だったらそれがきっとできるから。

夫だけじゃなくて、目を開けば周りには助けてくれる人がたくさんいる。

目を開くだけでいいんだろうな。怖くて開けないこともあるけれど、世界は思ったより優しいと思う。

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