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『嫉妬について』。詳しい事情やなぜこのテーマなのかは聞いてはいないのですが、おそらく「嫉妬されるのが怖い」ではなく「嫉妬してしまう自分が嫌だ」ということなのではないかと思います。(あくまで推測)
嫉妬という感情は「感じたくないネガティブなもの」だと思う。嫉妬して気分のいいわけがない。
心のどこかで『攻撃的」になってしまう。そのベクトルが相手に向くか、自分に向くかの違い。
そもそも、嫉妬はよくない感情という思い込みがあるからだと思う。確かに感じてしまったら気分が悪い。でもその『気分が悪い」と思った時点で、その次のステップに進むことはできる。
それを越えた先に見えるのは『本当の自分」だから。
そもそも何で嫉妬してしまうの?
同じ事象だったとしても、嫉妬する人としない人がいる。誰もが嫉妬する人というのは存在しない。
もし「いやいや、いるよそういう人』と思うのであれば、それはあなたが見ている世界だけの話。
あなたが嫉妬する人というのは、だいたいが「自分と近しい人」か「自分でも手に届く位置にいる人」なのは間違いない。
例えば、私は「パリコレ」に出ている人に嫉妬することはない。だけど、日本のトップモデルだったら、パリコレに出ているモデルに嫉妬することもあるだろう。
そういうこと。なんとか手に届きそうなのに手が届かないから嫉妬してしまうもの。
そして、もし全然知らない人だったら嫉妬もしない。
モーレツに結婚したいと思っている人の同僚が「結婚しまーす」と言えば、嫉妬の対象になるだろうけれど、いとこの友だちの幼馴染が「結婚するんだって」と聞いても「へぇ、そりゃめでたいね」で終わりだと思う。
ということは、嫉妬するというのは「私はその人に親近感を感じていて、その人がしていることを自分もしたいと思っている」ということ。
だからね、嫉妬を感じた時にはまず「ほうほう、私はこの人に近しい感情をもっていて、そして、ともすればそうなれると思っているってことだ」と思っておけばよろしいかと。
嫉妬は感じちゃいけないものではなく「私が何を欲しているのか」と教えてくれるありがたい感情ってこと。
嫉妬の種類について
嫉妬していることに気づくだけで儲けものだと私は思う。
嫉妬していることに気づかないってこともある。気づかないというよりは「嫉妬してはいけない」という強い思いから、その感情を押し殺してしまうということの方が多いかも。
嫉妬というのは、負の目線で見るとなんかブラックに感じるけれど、「いいなぁ~それいいな~私もそうなりたーーーーい。どうすればそうなれるの~?」という感じに表すこともできる。
嫉妬しているということは「本当は自分にもそれができるはずなのに、それができていない」ことに関しては、とても強い嫉妬心が沸くもの。
もう一つは「今の自分にはできないことなんだけれども、やりたいと思っていたり、やらなきゃいけないという義務感をもっていること」にも嫉妬が沸くもの。
いずれにしても「今できることと、できないこと」の区別がうまいことできていないと沸き起こる感情ということになる。
できることとできないことの区別をつけるって結構むずかしい。
自立心や、プライド、競争心なんかも邪魔をして「ベストを尽くせばそれでよし」「それができないのであればチャンレンジし続ければいい」という基本的なところに腑を落とせないということになる。
嫉妬心というものは、いま自分がどの位置にいるのかを教えてくれる大切な感情ということ。
嫉妬に気づいたらどうするか
私たちは完璧な存在ではないわけだから、大なり小なり『嫉妬』はするもんだと私は思う。
嫉妬してしまった時は
「私はその人のようになりたいんだな。憧れて尊敬しているんだな」
「だったら、今の私になにができるかな」
「その人を目標にしてみよう」
とまずは思ってみる。
それでも心になにか引っかかりがあるのであれば
「競争していないかな」
「負けを認めるのが嫌なんだな」
「自分がベストを尽くしていないと認めたくないんだな」
「自分を認めてあげよう」
「劣等感があるのかな」
「自分もその位置にいけるってことだな」
と、ひとつひとつ心に聞いてみるのもよろしいかと。
いずれにしても、自分の心の声に耳を傾けて
「今の自分にできること」に目を向けて
誰かを見て嫉妬してしまうのなら
次のステージに向かうための感情だと思ってみる
ことだと思う。
嫉妬心は自分の心を見直すチャンス!
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