うちの夫は基本的に『働きたくない人』です。かつてのコントロール大好き、正しさの競争は負ける気がしない状態だった私はこの『働きたくない』というのに腹を立てていました。
怒りの層は何層にもなっていますが、一枚ペロリとめくると「私がもっと働かなくては!」が出てきました。
その下には「私は働かなくては価値がない」が潜んでいたんだよね~。
夫は「働きたくない」と言うくせにハードワーカーなんです。
がんばって!(ハート)
パートナーだからといって私が一緒に背負わなくてもいいのよねと今は思っています。これも夫婦構築のプロセスの途中なのでしょう。
さて、今回も前回から引き続き『7つの罪悪感』のお話です。罪悪感の正体を探っていきましょう!そして罪悪感を手放して解放されましょうね!
罪悪感でいっぱい同士に届きますように~。
前回までのお話はこちらから
第6回『親やパートナーから受け継いだ罪悪感』
大好きだから、代わりに背負って
笑顔になってもらいたい心
春野:こんにちは!熟妻カウンセラーの山本春野です。
ふぁーこ:新妻コーチのふぁーこです
熟妻カウンセラーの心理学授業~
今日はタイプ⑥ですね。7つある罪悪感のうちいよいよタイプ⑥まで来ました。
これは親やパートナーから受け継いだ罪悪感と言われる罪悪感ですね。
私が愛する人、親とかパートナーですね。助けたいっていう気持ちが強いから、その人が持っている罪悪感を代わりに背負ってしまうっていうことによって、その人の罪悪感が移ってきてしまう、コピーしてしまうっていうふうに言われている罪悪感ですね。
何となく人の感情を自分の感情のように感じてしまう人というのは多いと思うんだけれどね。これから生まれる罪悪感。
人の感情を感じてしまって苦しいという人が、結構世の中に多いってことを、私は心理学を学んで気づいたことのひとつですね。
例えば、お母さん。大好きですね。みんなどんなことがあろうと大好きなんだけど、お母さんもねやっぱり人なので、辛いこととかもあって、罪悪感を抱えたていたとする。自分が汚れた存在だとお母さんは思ってたとする。
そうすると「ごめんね」って何度も何度も謝る。「私のせいでこんなことになっちゃって。ごめんね」って言われる。
でも娘、息子、子どもはお母さんが大好きだから、何ていうか?
「そんなことないよ。違う。私が悪い。私のせいでこんななっちゃったの」って言いたくなるよね。
だって、お母さんに笑顔になって欲しいし、大好きだから。
でね、お母さんの罪悪感を背負おうとする。荷物を背負おうとする。
そういうところから、誰かの自分のものじゃなかった罪悪感を引き受けてしまう。
これが行動や思考のパターンに繋がっていって、大好きな両親から言葉とか所作とか価値観とかいうものをコピーして持ってくるうちのひとつ。
お母さんがこうだから私もきっとこうなんだという風にコピーしてね。
例えば、お母さんだけじゃなくてパートナーも同じことで。
ちょっと罪悪感に苦しんでいるパートナーがいたとしたら、やっぱり愛してるからね、助けたいと思って。同じように罪悪感を背負おうとするから、例えばハードワークですごく働いてるパートナーを見て、自分も同じようにハードワークをしちゃったりしている。
そうやってお互いの罪悪感で繋がろうとするっていうことにつながってくる。
どうですか?ふぁーこさん。誰かの罪悪感を引き受けてしまうタイプのようにも見えなくもなくもないけれど。
ふぁーこ:そうですね~。自分では分からないとこがありますけど、やっぱり第三者からみてもらわないとわからないとこがありますけれど。多少そういうところはあるのかなぁと思っていて。お母さんのこととか、やっぱ自分が背負ってしまったところがあるので、何かちゃんと切り分けが大事だなって思いましたね。
春野:罪悪感が根深いとね。
ふぁーこ:それこそ『私は私』『お母さんはお母さん』『彼は彼』『旦那さんは旦那さん』というふうに。分けていいってことなんでしょうかね。
春野:そうそうそう。そういうこと。これにいいのはリーダーシップを取っていくこともいいんじゃないかなと思います
お母さんが罪悪感をもっているのなら、じゃあ私が先に幸せになって、お母さんの罪悪感を同じように変えていくってこともできますよね。
まずはやっぱり自分になってくるね。
自分の自分軸を整えて、自分の心を整えていくっていうことで、まず自分が笑顔になれば周りも笑顔になる。
誰かの負の感情や、痛みを背負ったからといって、誰も幸せにはならないんじゃないかなと、私は思います。
今日はここまでにします。
罪悪感のタイプ⑥をお話ししました
あと残すのひとつになります。
今日も最後まで授業を受けていただいてありがとうございます。
今日はこの辺にしたいと思います。
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次回は7つの罪悪感の7つ目『その他(宗教など)の罪悪感』についてのお話です。
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