夫婦関係

「私は悪くない!と思いたい自分をまずは可愛いと思え!」という教え

ねぇ?私は悪くないよね?ね?と長い間確認して生きてきたと思う。

こんなことされた
あんなことされた
嫌だった
ああいうことするあいつが悪い
ちょっと私も悪かったかもしれないけど…

と、「ちょっと私が悪いかも?」と薄々思っていることは特に「いや、あっちが悪いんだ!私は悪くない!!」と過剰に反応してしまうことってある。

まぁ~『罪悪感』のなせる業でございますが。

誰に言われたかにもよると思う。例えば私の場合、両親や実姉に対してはさほど罪悪感が無いせいか、何か私がミスをして迷惑をかけてしまったとしても「ごめん!!ほんとゴメン!!!!」というだけでコトが済む場合が多い。

ところがだ…親愛なるわがブログの読者様ならお分かりいただけると思うが…

夫に対してはそういうわけにはいかない。

「ヤバイ…やらかした…」ということが起きた時に…どうしてもよぎる。

いや、でも…これはあっちも悪いよね?私が100%悪いわけじゃないよね…?という「あっちの方が悪い」ことを必死に探し、そして…そう!!得意技!!

先に腹を立てておく。

こういうことってないかなぁ~?

これが罪悪感ポイントの一つだと思っておる。

元々の罪悪感が大きいと、ちょっとした「やっちゃった感」があることでも、すぐに満タンになり、溢れてしまうので、その「私が悪い」という感情を受け取ることが辛くなってしまうため、この罪悪感を押しつける相手を探し始める。なので、罪悪感が強い人は「あいつが悪い」とか「会社が悪い」とか周りに『悪いヤツ」を探すことをする。時には「私が一番悪い」と自分を責め続けるという、謎の行動に出たりもする。

夫のガンプラを壊してしまった

夫の趣味は色々あるが、その一つがガンプラ。コンテストに出すくらいだからたぶん本格的なのだと思う。シューーーーって塗料が出る機械みたいなのもあるし。なんとかコンプレッサー?

で、とても丁寧に扱っているし、ガラスのショーケースもある。

なのに、出来上がったばかりのガンプラを食卓において、眺めながら食事をして、それを放置する。

さっさとしまえば?と思うけれど、なんだか知らないが置きっぱなしにする。

で、食卓を拭いたりしているときにうっかり倒してしまって、あの頭の部分のツノ?アンテナ?が折れてしまったことがある。

私のミスである。

でも、ここで私は思うのである。

「そもそも、ここに置きっぱなしにしている夫が悪いよね?」と。そういう心持でいるけれど、やっぱり私が悪いかなと思って謝る。

そこはたぶんこう言ってくれるんじゃないなかと期待する。

「ああ、置きっぱなしにしたオレも悪いし、その部分だけ買えるから大丈夫だよ、気にしないで」

みたいな感じの返事を期待する。

でも、そう、期待は裏切られるんですよ。

実際は「ええええ~?ああ、ほんとだ。ああ、これはもう直せないな~。これだけ取り寄せるのもなんだしな。これはもうだめだな。まぁしょうがないな」

それに付け加えて夫は大抵子どもたちに言う。

「これ、かか折っちゃったんだよ~。直せないよ~」

と私の罪悪感を煽る。いつもそう。

で、「夫も悪いよね?」とどっかで思っている私はどうするか。もちろん反撃に出る。「私は悪くない。悪いのは夫だ」という思いをぶつける。

ここからは…そう正しさの競争が始まる。

夫婦喧嘩が多いご夫婦ならわかってくれると思う。この件ではない過去の事例まで持ち出し「どっちが正しいか」の闘争が始まるのだ~!!

罪悪感の量で聞こえ方がわかる

いつもガミガミ怒っている人って、今までの経験で色々あって『罪悪感』が強い人なんだろうなと思う。

だから、ちょっとしたきっかけで罪悪感タンクがいっぱいになって爆発して『悪い人探し』を始める。そんな時に一番のターゲットになるのは一番近しい人、どんなに当たり散らしてもいいだろうと、ある意味信頼をおいている人になるんだろうね。

例にもれず、私も罪悪感のタンクがまあまあいっぱいなので、少し言われただけ「やっぱり私はダメなんだ」という感情が溢れそうになるので、慌てて怒りで蓋をしようと『夫が悪い』という感情でなんとかやりくりをしようとする。

元々、心に余裕があって、自己肯定感も高く、自分軸で生きていれば、ちょっとしたことで爆発なんてしないのだろう。

罪悪感が強いから、なにをどう言われようと「責められている」としか聞こえないんだよね~。

そんな時は…

最近はここに落ち着くことが多い気がするが…

「私は悪くない!と思いたい自分をまずは可愛いと思え!」ということ。

罪悪感は0にはならない。だったら罪悪感とうまく付き合っていくしかない。

そもそも『罪悪感が強い』ということは、持てる愛も大きいのだから。

「愛の量と罪悪感の量は比例する」

わが師匠根本裕幸氏の言葉であります!詳しくはこちら↓

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持っている罪悪感を抱きしめてこそ、自分の愛の大きさに気づかされたり、パートナーの愛に気づいたりするもんなんだろうな~(ちょっとまだ他人事 笑)

でもさ、やっぱり「壊されたくないガンプラ」は私たちが手の届かないところに置いておいた方がいいと思うんだよね?(←正しさの主張しておきます)」

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