食道楽でもないし、食べ物の好き嫌いもなく、小食で、食べることにさほど興味がない傾向がある私ですが、時折ひとつの食べ物を繰り返し食べる期間があることがあります。
それは、コーヒーゼリーだったり、シュークリームだったり、ハイチュウだったりと、甘いものですね。
今は『森永の焼きプリン』を毎日のように食しています。類似する焼きプリンも食べたのですが、『森永の焼きプリン』が一番私の舌が求めている味です。
『森永の焼きプリン』の底値も把握しており、底値で出しているスーパーにわざわざ行って購入します。
だれか私を止めて。
さて、今日は誰かが怒っていると「自分のせい?」と感じてしまう心理について考察してみたいと思います。
私のミスのせいで…
最近、販売員のパートを始めまして、新しい経験にワクワクしたり、ザワザワしたり、ドキドキしたりしているんだけど。
やっぱり一番血の気が引くのはミスをした時。
今まで事務員しかやって来なかったので、お客様が目の前にいる状態で、しでかしたミスを何とかするとか、その場でお客様と言葉でやりとりするという経験が…これはもう心臓が痛い。
しかも、ミスはすれども自分ではそのリカバリーができない辛さ…。
そして昨日、「すみません×100」の状態になってしまったのです。
(内容は実話に基づいていますが脚色してあります)
私の操作ミスでお客様をだいぶお待たせしてしまうことになり、お客様に平謝りと、しりぬぐいをしてくれる社員の方にも平謝りと感謝。
そこにいても役立たずなので、他のお客様の対応をしておりました。
すると、先のお待たせしているお客様と、私にかわって対応してくれている社員さんと、なにかもめているような…。
声を荒げるわけではないけれど、2人から怒のオーラが出ている…!!
「待たせたんだから新しいお茶を開封してお茶を出しなさい」とお客様からの要望があったらしい。
その言い方がちょっと行き過ぎ感があったらしく、その場にいた他の方たちも「それはちょっと…」ムードが漂ったらしい。
(ちゃんと見ても聞いてもいないので後から聞いた話)
誰が悪いとか悪くないとか
他の方の接客が終わってから、飛んで行って「私のせいですみません」とお話をしたら、怒のオーラも放たれず、クレームを言われるわけでもなく、お客様はこういったのです。
「だいぶ待ったから、お茶くらい出してもらってもいいわよね?私悪くないわよね?」と。
そして最終的には「お茶もだしてもらったから何か他にも買うわ」と追加で買い物をしてくれた。
そして対応してくれた社員さんは
「お待たせしたのは悪いけれど、このご時世「接茶はできない」って書いてあるのに、ああいう言い方はどうかと思う。もっと待ってもらっているお客様だっているのに!」
よっぽど腹の立つ言い方をされたらしい。
そして私は「ホントに私のせいですみません」という感情。
誰が悪いわけでもなく、そこに何かの正義があるわけでもない。
みんな自分の責任において、感情を感じているだけのこと。
自己肯定感が低いと
「私はダメだ。だからこうやって誰かに迷惑をかけたり、怒らせたりする」と感じて落ち込む。
きっと2人とも言葉には出さずとも「あいつがミスをしたせいで私が不快になった」と思っているはず。
そもそも、私のせいだ。私がダメだからだ。
と自分責めをくりかえす。
身に覚えはないでしょうか?
この自分責め思考や、自己肯定や自己受容ができていないと、事象を見る時に曇らせてみてしまうもんなんだよね。
とにかく「自分が悪い」「自分のせい」って思っていると、感謝ができなくなる。
感謝ができなくなると、人とのつながりが切れてしまう。
こういう事象が起きた時に何をすればいいのかって話。
今の自分を受容してみる
確かにミスをした。それは受け入れて振り返りをした。
開き直ったり諦めたりはしていない。
だからOK。
今の自分のベストを尽くしたか?
確かに同じミスを前にもしたから、反省はした。でも起きてしまったことは、そこに何かの恩恵があったんだと思うほうがいい。
ただひたすらに「自分責め」をしていると、まるで袋の中に一人で入り込んでいるような状態になる。
誰の声も聞かない。聞こえない。
下手したら「自分責め」をし過ぎて罪悪感がマックスになると…
謝ることもできなくなることもある。
謝っても絶対許されないと思い込む。不安で身動きができなくなる。
そんな時はひとつ深呼吸をして「それくらい私は一生懸命なんだ」と声に出して言ってみる。
責めることをやめるというよりも「自分を責めちゃうくらいがんばっている自分」を褒めてみる。
私は私のままでいい。
誰かの怒りはその人のもの
私は誰かが怒っていると「私のせいではないか」と感じてしまう傾向がある。
今回の事象は元々私のミスから始まったことだけれども、2人の怒りは私に対するものではない。
だから私にはどうすることもできない。
怒りをおさめることもできない。
起きてしまった事象を変えることもできない。
私が私を責めてもなにも変わらない。
だったら、私はすることはなんだろう?と考えた。
誰かをコントロールすることもせず、自分を責めるという非生産的なこともせずにできること。
お客さまには「待ってくださってありがとうございます」
尻ぬぐいをしてくれた社員さんには「対応してくれてありがとうございます」
しかない。
「すみません」の後に「ありがとうございます」。
自分責めが止まらないなら
誰かの怒りを引き受けたくなったり、どうしても「私のせい」の罠から抜け出せなくなったりするなら、少し思いをアウトプットしてみるといい。
頭の中が整理されて、自分で入り込んでしまった袋に穴を開けることができるから。
その穴から感情が抜けていって、外の光が見えてくると思う。
もしかしたら今までの経験がその曇りメガネをかけさせてしまっているかもしれないし、もう二度と傷つかないように頑丈な袋を作ってしまったのかもしれない。
ひとりで悶々とするよりも、カウンセラーと一緒に探してみるものいいものです。
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