「どうせ○○なんだから、結局あなたはこう思っているんだよ。それわかっちゃうんだよね」っていう思い込みは誰にでもある。
これ、鈍感力が高すぎる私自身を肯定するために声高言っている気がしないでもないが、人の考えていることがわかりすぎる人は、やっぱり、それが本当か否かにかかわらず、人の言動をどう解釈するかも、自分が心地よくなる選択をした方がいいと思うんだよね。
なかなかそれは難しいのもわかっているし、こんなこと言うと「バカじゃないの?」とか「それってただの痛い人ですよ」と言われることが多いけれど…
バカだって、痛い人だって、いいじゃないの幸せならばと思う。
いずれにしても、他人の言葉の裏にある『本当の気持ち』を慮るのは、ほどほどが一番、というお話。
子どものためを思って…
朝起きたら、夫がスマホでamazon primeを観ていた。音からすると夫の大好きな『金田一耕助シリーズ』の映画の何か。
と言ってみた。正直どっちでもいいのだけれど、一応親切心だったと思う。親切の押し売りではないと信じたい。
すると夫はこう答えた。
と言った。
と答えた後、ちょうど言葉の裏について考えていたので、この夫の言葉の裏側の候補を考えてみた。
- とにかく妻の言うことに反論したい
- 本当に子どもの情緒を考えているといういい父親のフリをしたい
- テレビでも観られることを忘れていた自分が恥ずかしい
- そんなことも気づかなかった自分を認めたくない
- 実は何かを隠している
まぁ、今思いつくことはこんなところかな。
さて、あなたはどれが正解だと思いますか?
そしてその『正解』を確認する方法はありますか?
正解はこちら側だけの正解
長年連れ添った夫婦だから、相手の思っていることは大体わかるということはあるとは思う。
こちらの思っていることも察してほしいと思っていたら、相手の言っていることの裏も察するものだから、察しないといけないから、察することができたと思いたい。
↑すみません、私独自の持論です。
そして、鈍感力がエベレスト級の私はたぶん相手の気持ちを察することができないので、自分が感じたことがすべてとなるので、夫の行動の正解は私が思ったことが正解です。
となると、その時の『私の心情』で夫の本意はどうであれ、私の心情が正解となる。
意味わかんないよね?
つまりはこう言うこと。
かつてはずっと「夫は私が何を言っても否定する」と信じて疑わなかった。だからあの時にこの会話があったとしたら、きっと私の正解は①であったと思うのだ。
私の提案を無下にしやがった!!と腹を立てていたことだろう。
夫は「子育てには協力もしないし、子どものことなんて考えちゃいない」と思っていた時期がある。これは結構時期は短かったような気がするけれども、この時期にこれを聞いたら正解は②だろう。
今、そんなこと言ったってただのフリだし、なに?それで免罪符とても思ってんの?と腹を立てたことだろう。
③と④は、夫ととにかく競争をして、バカにしたかった頃の私が考えそうなことだけれども、でもそう思ったとしてもその後私がどう考えるかによって、私の心の平安は大きく変わってくる。
バカじゃないの?で終わっていたら、自分の正しさを勝ち取ったような気はするけれど、潜在意識にはやっぱり罪悪感を募らせることになるんだよね。
相手がどう思っているかなんてわかりゃしない
結局相手がどう思ってそういったかなんてわかりゃしないし、下手したら言った本人だってそんなこと分析しやしないだろう。
となると、言葉の裏を読むことは不毛…と言いたいところだけれども、そうでもない。(どっちだ?笑)
相手がこう考えているからこうなんだ!!と思った時点で、実は自分の心に跳ね返ってきているということはある。
いわゆる『投影』ってやつかな。
あ~やだやだ。いつもこれだよ。
言われてやられて腹の立つ相手と言うのはそれだけ自分を投影できる相手ってことになるんだろうね。
あ~いやだいやだ。
つまりは似ているってこと。
あ~やだやだ。
こう思っているんだ!と思うと言うことは、自分の心にも同じようなことがあるってことなんだろうな。
正義の競争…。自分のしていることに自信がないから「私は正しい!!」ということを、誰かとの比較を使って証明しようとしているんだろうな。
いつまでも『正義の競争』をしたかった私は、仮想敵を夫と定めてずっと煽っていたことは間違いない。
私はプライドも高く、特別意識を持っていて、競争心も強い(なぜか夫に対してだけ)。そんな私を分析すると…結局…
「劣等感(コンプレックス)」「自信のなさ」「自己肯定感の低さ」「心の痛みからくる頑固さ」「もう傷つきたくない、という思いが作る自己防衛」「他者への不信感」「無価値感」「罪悪感」「被害者意識」などで、そうしたネガティブな思いを感じたくないがゆえに、自分をよく見せようとするものが「プライド」であり、他者との「競争心」です。「劣等感(コンプレックス)」「自信のなさ」「自己肯定感の低さ」「心の痛みからくる頑固さ」「もう傷つきたくない、という思いが作る自己防衛」「他者への不信感」「無価値感」「罪悪感」「被害者意識」などで、そうしたネガティブな思いを感じたくないがゆえに、自分をよく見せようとするものが「プライド」であり、他者との「競争心」です。
というわけで、問題はこちらの心の中にあるってことなんだよね~。トホホ…。
- 「負けを認める」「白旗を上げる」コレガ有効的ナンデスヨ。
- 相手の長所や価値、魅力を見つけることもヨイデショウ。
- その相手に感謝できることを見つけることもヨシデスネ。
どうしても夫の言動行動の裏を読んで腹を立てている奥さま方…。一番大切なのはあなたの心の平安です!!
いやだいやだと思いながら上記のワークをしてみると、イイコトアルヨ。
自己肯定感も上がって、幸せ度が増すよん。