夫に子どもを預けることができないけど、それがなんとなく納得できないあなた。すこし考え方の方向を変えると気持ちが楽になるよ~
夫に子どもを預けたら、逆に預けなかった方が良かったし、それだったら自分が我慢すればいいと思うことってある。でもその我慢が不満に変わると、どんどん気分も悪くなって子どもに当たっちゃったりして・・・ますます自己嫌悪が進むなんてことも・・・
「夫は夫でなんかいろいろあるらしい」と、理解はできなくても線引きをすることによって、自分に意識を向けて、あなたが気持ちのいいことをする、好きなもので周りを囲むと気持ちが楽になるんだよね。
夫にばかり怒りが向いて、そのとばっちりを子どもに向けている自分に違和感を感じているなら…
相手を理解するのではなく、自分がどうしてそう思うのかに目を向けてみると、おのずと気持ちが楽になってくる。
ヤツはヤツ。私は私と境界線を引くことで、見えなかった自分をご機嫌にさせることが一番だってことに気がつくよ。
なぜ夫に子どもを預けないか?事象と心理
問題は誰が起こしているのか?それがなぜ問題になるのかがキーポイントだ。
twitterの過去の投稿を見ていたらこんなのが出てきて笑った。
子どもが1才位の時、思いきって夫にお願いして初美容院。帰ってきたら子どもが階段の下にひっくり返っていて大泣き。当時在宅介護していた車椅子の義父に聞いたら階段から落ちたとのこと。夫に聞いたら「落ちた方が悪い」子どもまだ歩き始めの1才ですが?以来、私の髪はずっとジョンレノン状態
— カウンセラー 山本春野 (@WgVmd2CbybjgejV) December 9, 2018
そうそう、ジョンレノン~だったわ。ぼっさぼさで、自分で切っていたこともあった。いつまで続いたんだっけな?長男が1年生、次男が年少になった時に本当に久しぶりに美容院に行ったんだっけな~。懐かしい。
皆さんはどうしていますか?美容院。だれかに預けているのかな?それとも美容院に連れて行っているのかな?
あの時、恐怖も感じたけれど夫に対する失望感の方が大きかった気がする。これだけではなくて、ほんとに色々あった。子どもを預けられないと思う事象が…盛りだくさん。
心理学的に言えば…すべては自作自演という言葉がある。起きたことが問題になるかならないかは自分次第だということ。つまりは夫に子どもを預けたら毎回ろくでもないことが起きるという問題は、私が問題にしているから問題なんだという考え方。
起きた事象を見ると「子どもが階段から落ちて泣いた」ということだけなのだけれど、ここで私の潜在意識はこう認識したのではないか?
元々、子どもを預けて美容院に行く(自分のためであり不要不急)ことに罪悪感があり、”たまたま”預けている間にこんなことが起きて、大問題と認識した。そしてそれを起こしたのは夫であり、夫に怒りの矛先が向いてしまっているようで、実は自分を責めている…なぜなら、私が私に「自分のために時間を使うこと」を禁止しているから。
自分が美容院に行って『気持ちのいいこと』をすることを許可していれば、こんな事象が起きたとしても、ここまで大問題にせずに「やだ~ごめんね!痛かったよね~。こんどから柵つけようね~。一緒に美容院行こうね~」って簡単に済ますことができたのではないかなと今になっては思うのだ。
『ヤツはヤツ』『私は私』と境界線を張る
きっとね、夫には夫の事情があるんだと思う。しらんけど(笑)
ちゃんと子どもを見られなかった罪悪感とか、「ちゃんとしとてよ!」という私のコントロールへの抵抗とか、なんだりかんだり…。
でもそれはそれでこちらが考えることでもなくて、
夫はそう思うんだな、私は思わないけど。
夫はそうするんだな、私はしないけど。
って一定の境界線を引くことが、お互いを尊重しあうことにつながっていくんだよね。
夫婦なんだから同じような価値観を持って、同じように共有し合っていく”べき”と思った時点で軋轢が生まれる。
そうやって、見方のベクトルを変えていくとこちらが楽になっていくもんだ。
時には時が解決することも、あなたが気持ちのいいことをする
結局、私は「夫に子どもを預けない」と決めて数年間過ごしてきた。
※この間、一切夫に頼らなかったので、今思えば夫の自尊心『妻に頼られたい』という思いをコテンパンに踏みつぶしていたと今になって思うが。
たぶん、私は我慢や犠牲を払っていたのではないかなと思うけれど、あの頃は必死で、ただ必死で日々の業務をこなすことで精いっぱいだったと、あの頃の自分をねぎらいまくっている。
あの頃は、これがいつまで続くのだ?と途方に暮れていたが、ありがたいことに子どもは成長する。
子どもは成長する!!
あの頃の自分にこれは伝えたい!!
※今は、長男に頼りすぎている自分にちょっと待ったとかけている。
いくら忙しくても、誰にも頼れなくて辛くても、物理的に自分のために時間を割くことができなかったとしても、一日にほんの少しでいいから「気持ちのいいこと」をすることをお勧めしたい。
自分の心と体を大切にする時間。
好きなマグカップでゆっくり紅茶を飲むでもいいし、好きな香りをかぐでもいいし、ぼーーーーっと青空を眺めるでもいいし、月の光を浴びるでもいい。自分を感じる時間はとても大切だ。
お礼はとりあえず言っておけ
私が言うのはなんだが…夫になにかしてもらった時に、とりあえずお礼は言った方がいいと思う。
言いたくないよね~(笑)
でも、結果はどうであれ、こちらの期待通りでなかったとはいえ、なにかをしてくれたことには変わりはなく、あっちがどうであれ『その思いを受け取る』ことが大切なのだということが言いたい。
夫には言えないかもしれないけれど、スーパーのレジの方とか、コンビニの店員さん今までに対して「すみません」と言っていたことを「ありがとう」に変えるだけでもずいぶん気分がいいもんですよ~。
こんなtwitterもあった(笑)
旦那に「ありがとう」と言った方がいいのはわかってる。でも言えない、言いたくない心情がある。そんなときは「アリガトンボ」とか「サンキューベロマッチョ」と言っている。
一応お礼は言っている。
— カウンセラー 山本春野 (@WgVmd2CbybjgejV) June 20, 2019
今は、心から夫に「ありがとう」が言えるようになった。笑えるが「ありがとう♡」みたいにあたかもぶりっ子風に言っている自分もいる。
もちろん夫からの反応は「キモっ」であるが(笑)