闇の夫婦道を10年以上邁進しきた、心理カウンセラーの山本春野です。
こんにちは!
先日訳あって実家の片づけをした。そうしたら思いがけないものが発掘された!! 私の結婚式の写真データです。多分姉が親に渡したものだと思う。面白くなって見てみた。
そして、この私の泥歴史の結婚式のことが思い出されてきた(笑)参列してくださった皆様には大変申し訳ないとは思う。けれども!やっぱり泥歴史なんだよね。今はまだ。
過去は変えられる。
そう、近いうちにこの泥歴史がバラ歴史に変わることを切に願っている。
なんで泥歴史なのか?夫に不信頼
私は交際0日でプロポーズされた。というか「さぁ、このシチュエーションで告白しないなってことないよね?」という状態に追いつめたので、言わざるを得なかったのかもしれないが、それでも「結婚するからいいよね?」と言ったのは夫だ。
それでも「つきあってください」ではなく「結婚するからいいよね」という言葉には面食らったけど。
だから、プロポーズから結婚式までの約1年、ずっと「こいつほんとに結婚する気あるのか?」と疑っていた。結婚式の朝まで「来ないなんてことないよな…」と本気で思っていた。
当日現れた夫をみて「あ~ドタキャンされなかった」と安堵した感覚と、その時の映像が今も目に浮かぶ。
そしてその1年間の間に、「やっぱり結婚やめようかな」と何度も思った。
いくつも『結婚しないほうがいい理由』を並べ立てた。何度も喧嘩を吹っ掛けた。ことごとく『結婚しない方がいい理由』は潰し、潰されていき、当日を迎えた。
やっぱり他人軸と見栄と世間体
そこまで思っていたんだったら、やめりゃぁいいじゃねえかと思う。でも、わかってくれる人は多いと思うが、一度公表してしまったことをひっくり返すのには異常なまでの体力と強い意志が必要だ。
年も年だったし、環境を変えたい自分もいた。
ここで『結婚した方がいい理由』を並べ立てるのは簡単だが、たぶんあなたが想像する『理由』そのままだと思う。
そう、見栄と世間体に他ならない。
ドタキャンされるのを心配していたのではなく、もしかしたらドタキャンされたかったのかもしれない。結婚が取りやめになったのは私のせいじゃないと思いたかったのかも。そうはならなかったということは、私はやっぱり「結婚をする」を選んだのだろう。
あの時、自分軸でこの『結婚』を考えていたら、どういう結論を出していたのだろうか?今となっては考えることもできないけれど、「やめることもできた」という選択肢を自分で捨てたという事実に気づいていたかいないかは、結構重要度を占めるのではないだろうか?
そう、「選ばざるを得なかった」ではなく「自分で選んだ」ということがその後の結婚生活に影響してくるということだ。
「選ばざるを得なかった」は他人軸だ。「選ばされた」も他人軸。もっと自分の感情に寄り添ったらよかった。本当はどうしたいのか?どうなりかったのか?
結婚式当日も楽しくなった
もう十何年も前の話だ。実家で写真のデータを見ながら、母と姉に「この結婚式ほんとに楽しくなかった。泥歴史だわ」と言ったら、驚いていた。
????ああ、わかんないもんだよね。そんなこと。
花嫁は幸せじゃなきゃいけないからね。写真を見ても全部幸せそうに笑っとるわ(笑)
この幸せそうな写真には私の罪悪感がぎゅうぎゅうに詰まっているわね。
前日までクソほど準備が大変だっだし
花婿が来るかどうか不安だったし
花婿は結婚式の準備は一切やらなかったし
結婚式の後に母にコテンパンに怒られたし
披露宴の最中も結構なトラブルあったし
化粧は濃すぎて、ブサイクだし
結婚式の後に会社の人に徹底的にダメ出しされたし
↑「こんなこと思う自分が一番ダメだ」と潜在意識にゴリッゴリに刷り込まれたってこと。
こんなにも祝福されているのにもかかわらず、自分の都合でこんなことを思うなんて…(T_T)ってなっちゃってた。
これから始まる結婚生活に暗雲しかなかったよね~(笑)
そして私の罪悪感の補償行為が素晴らしく発揮された、その後の結婚生活ですね!! \(~o~)/
それでもやっぱり過去は変えられる
今が幸せならば、過去にどんなことがあろうとそれは「よかった過去」に書き換えられる。
それはよくわかる。そもそも、私は今幸せだが、パーセンテージで言えば、100%幸せではないのだろう。だって、結婚式が泥歴史って言っているくらいだからね。
あんなこともあったけど私はあの過去があったから今があるのね♡
と思えるようになるまでにあとどのくらいあるのだろう?と思う。
だかしかしだ!!あの結婚式が泥歴史だったと、怒ったり、悲しんだり、誰かに言えるようになった時点で、だいぶ進化しているのは間違いない。
結論として言いたいのは
無理すんな
ってこと。
100%幸せじゃなくてもいいじゃな~いという境地で今のところ生きています。イエーイ!(^^)!