一昨日の晩、夫がトイレで具合が悪くなり「救急車呼べ!!」と言って、お尻を半分出した状態で廊下にパタリと倒れた。
おう!と一瞬焦ったが、また芝居がかった調子で悶えており、顔色を見ても悪くなさそう…。ほんとにそこまでなのかな?とまずは疑い…。オオカミ少年的な感じ。するとむっくりを起き上がり歩いている。救急車呼ぶほどには見えない…と様子を見ていると「なにモタモタしてんの!救急車!」と言う。
で、ここで私は素直に救急車を呼びました。
子どもたち大興奮!!「救急車来るよ!!乗れる?」乗れねーよ。っていうか乗らないよ。っていうか…夫だけで行ってほしい。私も行くの~?(←ひどい嫁)
普通に歩いて救急車に乗り込む夫。
「奥さん後から来ますよね?」と何度も念押しする救急隊員の方。(多分私が行かないオーラをふんだんに出していたのだろう)
最終的には「イベントとしてとらえよう」「夫は今救急車が必要なのだ」とイラっと感をなだめました。
これで重篤な病だったら後悔するよね?と自分に問いかけまして…。うん、後悔する。
で、今日の話題は…「弱い夫に腹が立つ」件です。
あっ!こんな時は自己判断せず、救急車呼びましょうね~。
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具合が悪くなると猛アピールしてくる夫にうんざりしていませんか?それはちょっと視点を変えると「ああ、そうなのね」という程度で済ませることができます。
ちょっとでも熱が出ると「37.5度もある・・・ああ、具合が悪い」と芝居がかった調子でぐったりしている夫に腹がたったことありませんか?「あなたは私が具合悪いときに何もしないかもしくは文句言うくせに、なんなんだ!!」と思っちゃいますよね!
まずは、なんで少なからず気がある相手が「具合が悪い」という、かわいそうな状況にもかかわらず、心配できない上に、腹が立つのかを紐解いてみると、気持ちが落ち着くことがあるんですよね。
心配できない自分、腹が立つ自分にちょっとでも違和感を感じているのであれば、相手を理解するのではなく、自分がどうしてそう思うのかに目を向けてみると、おのずと気持ちが楽になってきますよ。
腹が立った時が自己肯定感を上げるチャーーーーンス!!です。
夫が病に対して弱音を吐くと腹立つ心理
気になるのは「なんでそんな大したことのない具合の悪さで、そこまで弱音を吐き、ああしてくれこうしてくれと要求を出し、あげくの果てに文句までつけてくるのか?感謝はないのか?」ということ。一体どういう心理なわけ?
と、腹が立つ。これってね。自分自身が…
と思っているから。だって、自分は我慢してんの。しかも夫婦という一番身近な共同体のくせに、同じ意識も価値観ももたないで、しかもあんたはそれをイケシャアシャアとアピールし、そして押し付けてくる!!なんなのよ!!私が間違っているとでもいうわけ!!きーーーーーっ!!と無意識が叫んでしまっているけれど、はっきりとは認識していないから、ただただ腹が立つっていうわけ。 「普通はこうだよね?」という自分の常識で。
これって、意識上で起きているわけでもないから、あまり気がつかないのだけれど、一回「あれ?そうなのかも」と思うと、イライラの元が分かってくることがある。
元々うちの夫はちょっとでも具合が悪くなると、芝居がかった調子で具合悪いアピールをしてくる。なぜか私はそれに非常に腹が立つ。
なぜか…それは私が、
ちょっとくらい無理してでもそれを我慢してやるべきことをやるべきだ
と思っているからですね。(苦笑)
でもさ、そうせざるを得ない状況を作ったのはあんただよね?という気持ちもある。
人は過去の経験を投影して今や未来を判断する…。よって私には夫の行動にイラっとする要因が過去にある。そうしなきゃいけなかった過去があるわけです。
要は、腹の立つ要因は自分自身の心に中に、過去や経験の投影から来ているわけですよ。浅いところでは夫婦の歴史の中に、深いところでは親との関係の中に。
それが分かれば、すべて解決というわけではないけれど、少し俯瞰してみることができるってこと。
あなたはどんなことを我慢してきた?
我慢していることはなんですか?
そう聞くと「あるある!!夫婦生活なんて我慢しかない!!」って思いますよね。私は意識的にはそうは思っていないと思っていたのですが、やっぱり『我慢』をしているから『不満』が出てきちゃうわけです。
でもさ、我慢しないと夫は機嫌が悪くなるし、下手したら怒鳴ってくるし…って思いますよね~。
例えば私は『夫がお金をくれないこと』を我慢してきました。言っても不機嫌になるか、しつこく言うと「オレ明日死ぬ」とか言うし、私が我慢すればいいのだと自分に言い聞かせてきました。
でも、それが大きな不満になり、不満に思っている自分を責めたりして負のループにはまっていました。
なんで夫は自分の趣味にお金をつぎ込んで、自由に好きなものを買い、楽しくやっているんだろう?なんで私は…?と思っていましたが、「相手にイラっとすることは自分に禁止していること」ということが分かって、私が「自分のためにお金を使うことを禁じているのだ」と気がつきました。
夫がお金をくれなくても我が家の経済は回っている。子どもたちもなんの不自由もしていない。だったら我が家はお金がないわけではない。困窮しているわけではない。
だったら、私も自分のためにお金を使ってもいいのではないか?と気がつきました。
そして…思い切って自分に投資しました!!大好きなBUMP OF CHICKENのグッズやCD、DVDを買いまくり、高価な音楽プレイヤーも買い、なによりも心理学を学ぶための投資は惜しみなくすることにしました。
すると、禁止していたことを開放したせいか、夫がお金をくれないことにイライラしなくなったんです。自分も自由にやっていることで満たされたんでしょうね。
そしてそこを我慢しなくても、我が家は明日食べるお米にも困りませんでした(笑)
相手にやられてイラつくことは、自分も禁止していること。その禁止事項をちょっと緩めると少し気持ちが柔らかくなります。
人の気持ちや感じ方はわからない
そもそも、夫がどのくらい痛いのか苦しいのかは分かりません。私が自分に置き換えて考えているだけ。そのくらいは我慢できんだろう?私が我慢してんだから。っていうのは理不尽なんだと気がつくことができた。
むしろ、それくらいで(←まだこういう表現をするってことは…)「助けてください」と言える夫を尊敬さえする。(←バカにはしていない)
そもそも男性は女性に比べて痛みに弱いらしい。しょうがないよね。弱いんだから。
「私の感じ方は私の感じ方。夫の感じ方は夫の感じ方」と線引きをする。
夫が痛いんだからそれは痛いの。私がわかることじゃない。だから夫がそういうならそうすればよろしい。ということ
※これは子どもにも応用できる。
だから、「あなたはこう思うのね、私は思わないけど」というスタンスを死守しよう。
受け取れたら受け取る
因みに、救急車で運ばれましたが、診断結果は「便秘」でした。病院でトイレにいって便通があり、よくなったそうです。
(大文字太文字マーカーするこの悪意に満ちた行動…。まだまだ女神には程遠い)
(後で医療従事者に訊きましたら「救急車呼んでいいんじゃない?」ということでした。すみません…便秘で死に至ることもあるらしいですから!(驚))
まったく不機嫌だったり、文句ばっかり、要求ばっかりする夫にイラつきまくりですが、今回の救急車騒動の直後「ありがとう」も「ごめんね」もなかった夫。
その上、次の日は「救急車を呼ぶのにもたついた。ひどい」と言い続けていました。
はいはい、と受け流していたら、しばらくしてポツンと「ありがとう…」とつぶやきました。
「おおお!感謝された~わーーい!」と、喜べた私ってかわいいじゃないか!!
そう、前後はともかく、なにかを差し出されたら、それを受け取ることは、とっても自分にやさしい!!「私って愛されているわ~」とおめでたいくらいに受け取ると、幸せ一歩近づくよ!!
やってみて!!
絶対ブログには書くな!誰にも言うな!と言われましたが、書いちゃうよ~。こんないいネタはないからね! スマン!!夫よ(笑)