今日から給食が始まりました～。うれしいんです！本当に。
作らなくていいという喜びもありますが、1日3食栄養もなにも考えていないメニューばかりで子どもたちの健康が心配…という思いからの解放もあります。
給食万歳三唱。
さて、今日はココロノマルシェに寄せられたご相談にお答えしました。
昨年主人の浮気が発覚し、一度は修復することにしましたが、主人の私への気持ちが戻らないから無理だということで離婚したいと言われました。
離婚したくなかったけれど、一緒に生活することはお互い辛いだけだと思ったので別居をすることにしました。
いま私は女性のみのシェアハウスで生活をしています。連絡も1か月は取らないようにしようと決めています。
引っ越してまだ1週間ですが、さみしい気持ちはほとんどなく、あれほど強かった離婚したくない気持ちもわからなくなってしまいました。主人の顔色をうかがうこともなく、金銭的には余裕はありませんが気持ちに余裕ができて楽しく生活できています。
主人の離婚したい気持ちは頑なだし、離婚するのだとしたらこのままの気持ちで自分が傷つくこともないとは思いますが、いずれ話し合うために再会したら主人への気持ちが戻ってきてしまいそうでこわいです。そもそも自分が主人を好きでいたいのか忘れたいのかもよくわからなくなってしまいました。どうすれば自分で自分の気持ちを知ることができますか。
アドバイスいただけたらと、ありがたく相談させていただきました。よろしくお願いいたします。
（ほたるさんよりご相談）
ほたるさん、こんにちは～。
時々、自分の脳内会話がやかましくて「私もしかして二重人格？？」とビビることがある山本春野が回答いたします。
辛い経験をされましたね。それでも自分で決めて、なおかつ『今』を楽しくしているということはとっても素晴らしいと思います。
楽しいのが一番ですもんね～。
それでもほたるさんは、あんなに夫さんに対して強い感情を持っていたのにもかかわらず、今「別にいなくてもいっか…」と思っている自分を少しうたがっているのかなぁと思います。
もう一回会ったら気持ちが戻るかもしれない自分。
傷つかないように自分で自分を大切にしている自分。
本気で離婚してもいいかと思っている自分。
ホントの自分はどれだ？
本当に私がしたいことってなんだ？
私はどうしたいのか？
それがわからない。
本当の自分の気持も感情もわからない…！？
って感じですかね？
そもそも論になっちゃいますけど、自分の気持が100％わかるってことって少ないと思うんですよね。
ものすごくイラついていて「なんでこんなにイラついているんだろう？」って考えたら、さっき見たドラマが腹立たしかっただけだったなんてことありませんか？私だけかな？
物事は忘れちゃっているんだけど、その時の感情だけ残っているみたいなこと？
あれ、私だけかな？
なにが言いたいかっていうと、自発発生的な感情じゃなくて、周りの状況とか人の痛みとか、社会情勢から何かを拾ってしまって、それを自分の感覚のように勘違いしていることってあると思うんだよね。
だからこそ、自発発生的な感情を大切にしていくことをお勧めするわけです。
他人軸から自分軸ってことにつながってくるのかな。
カウンセラーはよく言います。
「自分の気持を大切にして」「本当はどうしたいかで選択をしよう」ってね。
もちろん私も言いますし、自分にもそういつも話しかけています。
今日も本当は白いご飯が食べたかったけど、餃子の残りがあったのでそれをお昼にしました。（どうでもいい話だけど）
そこでね、一旦脳内会議するわけ。
という脳内会議の結果、餃子を食べました。
本当の気持は『白いご飯』なの。それがわかっていたらそれを認めた上で、どれをどう選択するのは自分なんだよね。
餃子を食べたいわけじゃない。でも餃子を無駄にしたくない（←これは外的要因）。それがわかっていればそれでいいの。ただ本当の自分の気持だと勘違いしないことから始めてみる。
白いご飯と餃子両方食べれば？と思ったかもしれないけれど、その選択肢は私の中にはないの(笑)
でも、その通りでね。選択肢は「白いご飯か餃子か」だけでもないわけ。
自分の選択肢の少なさを疑うこともできるのよ。
ほたるさんも一旦、ほたるさん１とほたるさん２で脳内会話をしてみたらどうだろう？
白いご飯か、餃子かの会議ではなく（あたりまえ）。
ほたるさん１がほたるさん２に訊いてみるの。
「あんなに離婚したくないって思っていたのはなんでだろうね？」とか、
「今が楽しいのは、どうしてだろう？」とか、
「夫に会って気持ちが戻ったらなにが困る？」とか…。
知りたい自分の気持を一旦質問してみて。結構ね意外な答えが返ってくることがあるのよ。
あれ、私そんなことも考えていたんだなって。こんなことを感じていたんだなって。
本当の気持ちなんて、時間でコロコロ変わるし。状況でも変わるし。話している相手でも変わるし。何が本当かなんてわかったら丸儲け。
いつの間にか癒されてしまって、忘れ去られてしまうこともあるし。
忘れていたつもりでも、あとからふとしたきっかけで浮上してくることもあるし。
「本当の気持ち」も「私はどうしたいか」も流動的。
これっ！！っていう鉄板があったらそれはとても素晴らしいことだけど。
こうかもしれないし、こうじゃないかもしれない。
昨日まではそうだったけれど、明日は変わるかもしれない。
昨日まで悲しかったけれど、明日はハッピーってこともある。
悲しみが消えるなら、喜びも同じこと。その逆も然り。
その都度、脳内会議を開いてみてはいかがだろう？
夫さんに気持ちが戻ったら、そうなる何かが心にあったんだろうから、その時にまた尋ねてみる。
「気持ちがざわつくね？ちょっと気持ちに触ってみよう？」ってな具合に。
どんな自分も私。
どんな私もOK。
相手がどうだろうと、なんだろうと、『私』は『私』を生きよう。
ヤダなと思うこともあるけれど、「私なんか」と思うこともあるけれど。
それでも、今まで『私』は『私』を生きてきたんだから。
夫さんを好きなままでもいいんじゃない？
相手に「だから○○して欲しい」と思わなければ。
まぁむずかしいし、辛いかもだけど。
それも『私の選択』だ。
心の薬に特効薬も妙薬もないのよね。じわじわと訊いてくる薬の類しかない。
ゆっくり時間をかけて「私はどうしたい？」を進めていってくださいね。
ひとり脳内会話がうまくいなかったら、カウンセリングも選択肢の一つに入れてくださいね～。
選択肢は常に無数にある。
進む道の選択は1本じゃないし、2本でもない。
360度すべて道。どこにでも進める。
ゆるくゆるく楽しく行きましょ！
参考になれば幸いです。
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