夏野菜が終わり、秋冬野菜を準備しようと思っていたのですが、重い腰が上がらず…。何を植えようか考えているうちに、機を逃しました。残念。
さて、今日は【ココロノマルシェ】に寄せられたご相談にお答えしたいと思います。
夫が、2カ月前より別居、離婚希望してます。
会社経営でお付き合いも多く、出かけることは多いのですが、特に最近は夜中に帰ることが増えました。
急に冷たくなり、一人になりたい、わたしに気持ちがないと言い出したので、女性がいるのかなと思えます。
わたしは、離婚はしたくないので、考えていません。
手が触れたりするとすごく嫌がります。
わたしの事が嫌いで仕方ないのでしょうか?
(まきさんよりご相談)
まきさん、こんにちは!
ココロノマルシェにご相談をお寄せいただきましてありがとうございます。
山本春野が回答させていただきます。
ご主人から「離婚」という言葉が出てとても驚かれたと思います。お食事はされていますか?夜眠れていますか?いろいろ気に病んではいませんか?
自分の感情に逆らわず、辛い時は「辛いなぁ」と思いながら無理せずぐたーーーっとしてみてくださいね。
ご主人の気持ちがどう動いて、こういう事態になったのかはわかりません。まきさんがおっしゃるように「他に女性がいるかも」しれませんし、慢性的で個人的な問題が浮上して、自分自身に向き合いたくなったのかもしれないし、なにかまきさんに対して「やってしまった」ことがあって、その罪悪感から顔を見るだけで辛くなってしまっているのかもしれません。
その原因は分かりませんよね。もし本人がその原因になった『事象』を言葉で表現したからといって、それが本当なのかもわかりません。
人の心なんてそういうものだと思います。思ってもみなかったことが原因だったりすることってありますよね。
だから、「相手がこうかもしれない」と考えることは、自分の不安をあおるだけなんじゃないかなぁと思います。かと言って「考えちゃダメ!」と思ってしまうと、ますますそのことに心を持って行かれてしまうので、ゆる~く「かもれしれないけど、わからんしな」とくらいにとどめておくと、心穏やかに過ごせるかと思います。
さて、今回のご質問の要旨は
>>手が触れたりするとすごく嫌がります。わたしの事が嫌いで仕方ないのでしょうか?
ということですが…私には嫌いかどうかはわかりません。ただ、想像できるのは、今ままでは触られても嫌がっていなかったということであれば、今回の離婚の件で、ご主人の心の中になにかしらの引け目が生まれたんだと思います。
いわゆる「罪悪感」というヤツですね。まきさんに触られるということが、ご主人の心にある「罪悪感」に直接触れるということに直結しているのだと思います。
人は誰でもネガティブな感情はなるべく無視したいと思っています。できたら触れたくないし、無かったことにしたい。だからネガティブな感情を呼び起こされることが起きそうになると、避けたり、他の事で蓋をしたりするんですよね。時には「誰かのせい」にしたりします。
要は、あちらの都合です。こちらにはどうすることもできないんですよね。何を感じでどうしたいのかは、こちらではコントロールできないんです。
じゃぁ、どうすればいいのよ!ってことだと思います。
私の話をするのは恐縮ですが、私の夫も私が触れたりすると極端に嫌がります。突き飛ばしたりします。「やめろ!キモイ」と失礼なことを言います。
少し前までは、まきさんと同じように「どうせ私のこと嫌いなんだろうな」「他に好きな人でもいるのかな」「だからないがしろにするんだ」と思っていました。
いわゆる『夫軸』ですね~。
でも、心理学を学んで、人間心理やら、男性心理を学ぶにつれて、こう考えるようになりました。
「この問題を私はなぜ起こしたんだろう?」「この問題から私は何を得ようとしているのかな」と。
『夫婦は鏡』と言うけれど、私が夫のことを避けてはいないかな?
なぜ私は夫に触りたいと思うのだろう?
夫が嫌がった時、私の感情はどうだった?
私がその感情をないがしろにしていないかな?
嫌がっているのを私が嫌がる理由はなんだろう?
何を私は怖れているのかな?
誰かに自分のご機嫌を任せてはいないだろうか?
そんな感じのことを考えていました。
問題が起きた時はチャンスなんですよね。自分の心がどうなっているかを探ることができるんです。
自分の感情を素直に感じてみる。
全てにおいて自分の心地が良いと思うことと選択してみる。
夫から「離婚」を言われてショックだと思います。ただその『問題』をこれから先、幸せに生きていくための一つの分岐点ととらえたら、今なにができるかということに目が向くのではないかな?と思います。
とことん、自分を大切にする。自分軸で世界を見てみる。
そうすると「触ると夫が嫌がる」という事象が違って見えてくることがあります。
因みにうちの夫に「なにがそんなに嫌なのか?」と訊いたら「暑いから」と答えが返ってきて、「こいつバカか」と思いました。涼しくなったらその言い訳使えないけどな!!とほくそ笑んでいます。そろそろ気温も下がって来たので、どう言い訳が変わるか楽しみです。
今では「夫が私を嫌いなんだ」とはあまり思っていません。嫌いかもしれないけれど、私にとってそこはあまり重要じゃなくなったようです。この『問題』の役割が終わったのでしょうね。
100人いれば100通りの真実があります。だから私の真実がまきさんの真実にはならないし、ご主人の真実がまきさんの真実にもなりません。
ご主人がなにを嫌がっているのはわかりません。
自分の罪悪感に触れられるのが嫌なのか。
ただ、物理的に人の肌の温度を感じるのか嫌なのか。
わかりませんよね。
今は起きている『問題』が新しいので、どうしていいかわからないかもしれませんが、常に「わたしはどうしたいのか?」とご自分に問いつつ、ご主人の問題ではなく、まきさん自身の問題としてとらえて、ご自身に目を向けてみてくださいね。自分軸で。
そうやって、自分に目を向けるために、ご主人と物理的距離をとることも有効かもしれません。
今まで生きてきて沢山の経験をしてきたと思います。楽しいことや辛いことも色々あったでしょう。
そういう過去が、今につながって、未来に進んでいきます。
未来のまきさんが幸せであるように、今のまきさんができることをしてみてくださいね。
まきさんの幸せを全力で願っています。
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