夫婦関係

夫のあの一言が忘れられない。私の罪悪感を煽り夫の罪悪感を背負わされたような…

夫婦関係を再構築しようと決心し、覚悟を決めてからもう3年経つ。早いもんだな。

劇的にラブラブになるなんてことはありえなくて、まずは本来の自分を見つけたり、それに近づくようになんだかんだやったり、依存したり、自立したり…まぁ色々あったなぁ。

話をして「やっぱりコイツ腹立つわ」と思ってみたり、一人で大きな声で怒鳴っているのをみて「こんな姿をみてもなんとも思わなくなったなぁ」と自分に感心したりしている。

が、昨日久しぶりに「傷ついた夫の一言」を思い出した。なんで思い出したのかはよくわからないのだが、それを思い出しても「思い出し怒り」にならなかった。

私は何を手放したんだろう?

義父が脳梗塞で倒れた時

同居の義父が脳梗塞で倒れたのは、結婚後6か月を経ったクリスマスだった。

ちょっと前から調子が悪く「早く病院に行ってください」「今日行きましたか?明日は行くんですか?」と私はしつこく聞いていた。

「寒い寒い」とよく言うようになり、体がしびれるといって湿布を貼ったりしていた。

今思えば予兆だった。でもあの時はわからなかった。

倒れた前の日、私は40°近い高熱を出し、うなされていた。夫は「大丈夫?」と言いながら、休日だったので当番医を探してといっても探してくれないし、一切なにもしてくれなかった。かろうじて食事は男二人でなんか食べている音は聞こえていた。(もちろん私の分はない)

次の朝、ようやく37°台に下がったので、フラフラと病院に行った。その時義父の部屋のランプがついているのが見えた。ちょっと「あれ?会社に行っていないのかな?」と思った。

病院から帰ってきて薬を飲もうと台所にいた時、いつもまとわりついてくる猫がいないことに気がついた。

どこを探してもいないので、入ったことがなかった義父の部屋に入ったら、猫がいた。義父もいた。

もう動けない状態だった。

何度も「嫁が…」という言葉

脳梗塞だった。脳梗塞が発症した時間がわかれば投与できる薬があると、お医者さんが何度も言った。でも正確な時間はわからない。そしてその薬は正確な時間がわからないと投与できないものらしい。

何度も訊かれて、さすがに後悔のような思いが湧きおこってくる。あの時、病院に行く前に部屋を覗いていれば…高熱を出していなければ…先週、無理やりにでも病院に連れて行っていれば…なんで私は気がつかなったんだろう?

夫は私を責めたりはしなかった。怒ったりもしなかった。そして私から事情を聞いて淡々と親戚に連絡を始めた。

「ええ、嫁が早く気づいていれば投与できる薬もあったんですけど…」
「先週から具合が悪かったらしいんですよね。嫁がその時に病院に連れて行っていればよかったんでしょうけど」

きっと、他意も悪意もなかったのかもしれない。この二つの言葉が何度も何度も繰り返される。親戚の数だけ言われる。

腹が立つと共に、やっぱり自分を責めた。

一命は取り留めたけれど、完全車椅子の介護生活が始まった。8年間続いた。出産の時は施設にお願いしたが、その他は自宅で介護した。

罪悪感MAXだった私の補償行為だったのだろうか?よくわからない。

嫁が失敗して…

義父は自宅で大動脈瘤破裂で他界した。本当にある朝突然に…だった。

その日の朝、顔は土気色であまり力が入らないようで、いつもはスムースなベッドから車椅子の移乗がうまくできずに、私も力が足らず転んでしまった。

どうにもならなくなって、夫を呼んだ。

文句を大声で言いながら登場し、悪態をつきながら義父を車椅子に戻してくれた。

それでも様子がおかしく、そのまま眠るように…だった。

死因は大動脈破裂。これは間違いない。なのに、夫は親戚やその他の知人に電話をかけてこういった。

「嫁が車椅子に移乗させる時に転ばせちゃって…」

違う。まったく違う。死因は大動脈破裂だ。私が転ばせて死なせたわけじゃない。なんでそういう勘違いさせる言い方をするのか?と腹が立った。

直接お世話になった方に挨拶に行った時も同じことを言って、その方は「打ち所が悪かったってことなのかしら?」と言った。それに対して夫は何も言わなかった。

この人、本気で私が殺したとでも思っているのか?とまで思った。もしくはそう思いたいの?と。

これが事実か真実か?

ここまで読むと「ちょっと夫さんひどくない?そんな人とよく一緒にいるね?」と思う方もいるだろう。「別に夫さん変なこと言っていないよね?」と思う方もいるだろう。「前後の話がわからないから何とも言えない」という方もいるだろう。

だからこの見解は、あくまで私側の主観でしかない。

夫がどう思っていたのかはわからない。

もちろん、この後に夫には尋ねた。どういう意味だったのか?なにが言いたかったのか?と。

夫の答えは「そんなこと言っていない」だった。

真実はわからない。私の罪悪感が強すぎて妄想をみていたのかもしれないし、「そういう風にしか思われていない価値のない女なのだ」と思いたかったかもしれない。

いずれにしても『人生は自作自演』であり「人は見たいものを見て、聞きたいことを訊く』のだ。

私は幸せになることにした。自分が幸せになることをする。

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昨日、突然思い出してこの話題を夫に振ってみた。夫は「そんなこと言っていない」ではなく、最近のブームの「おれ、そんなこと言ったんだ。ひどいね~」と言っていた。

夫はやっぱり宇宙人。

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