自分掘り

心の小さな傷をえぐる一言からそれが簡単に癒えた話【ただの日記】

もじゃもじゃ頭のカウンセラー 山本春野です。どうぞお見知りおきを。

お年玉を携えて、ショッピングモールに行き、ポケモンカードを丁寧に買う兄弟(小4と小1)。私はお年玉をあげない主義(どんな主義?)なのだが、去年から、私の母と姉がお年玉をくれるようになった。ついでに夫も。去年大ケンカした話をブログに書いて、それを読んだ姉が「そんなに欲しいなら…」的な感じでお年玉制度を始めてくれた。

ありがたや~。

小学生のお年玉事情…長男と夫が大ケンカ!夫と長男にとってのお金とは?お年玉の金額ってどうやって決めているんだろう? 結構な大金をもらうものらしいね。世間では。 私の育った家庭はお年玉制度がなかった。...

夫は、兄弟で金額に差をつけていて、それをわかっている長男が突然「おれ、次男にカードを一枚買ってあげることにした。誕生日になにもあげてなかったし」と、カードにしては高価なものを買ってあげていた。

みんなニッコリの冬休み最後の午後。平和です。

子どもたちがカード屋に入り浸っている時間に、本屋に入った。そこで目に入った本。

イモトアヤコさんのエッセイ集。

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これ。

で、思い出した話。私の心の傷をえぐった義父の一言と、それが完全に笑い話になり、いってみれば私にとって『逆に褒め言葉』になっていった話。

私たちは見たい世界と見ていて、聞きたいことだけを聞いていて、自分にとって都合のいいように事実を真実に変えている。

言ってみれば、私たちの世界は自由自在だっていうこと。

キモチワルイ子だな、春野ちゃんにそっくりだな

まだ新婚ほやほやで、義父と夫との3人暮らしが始まったばかりの頃。

夫は毎日仕事が忙しく、午前様が続いていて「私はお義父さんと結婚したわけじゃない!」と吠えていた可愛らしい私だった頃のはなし。

義父と2人でテレビを見ていたら、ハモネプという番組がやっていた。素人さんがコーラスを競うというものだったのだけれど、その中で異色のグループが出ていて、CCBの♪ロマンティックが止まらないを熱唱している女の人がいた。

その女の人は、歌い踊っていた。素人さんなのにまるで芸人さんのように。

ぼーーーーっと見ていたら、義父がニヤニヤ笑いながら言った。

「この子なんだかキモチワルイ子だな。春野ちゃんにそっくりだな」と。

耳を疑うよね。普通そんなこと言わないよね?

でも、義父はこういう人だった。本当に腹の立つことを悪気なく平気でいう人。

文脈からすれば『キモチワルイ子』→『春野ちゃんにそっくり』→『春野ちゃんはキモチワルイ』となる。

私はいたく傷ついた。「あなた、気持ち悪いよ」と言われたようなもんだから。

そうすると、今までの経験が走馬灯のように駆け巡るというもので…。それまで「顔が気持ち悪い」と言われたことを思い出してしまう。

ひとつひとつは大した経験でもないかもしれない。

「口笛吹いている顔がゴリラみたいでキモチワルイ」
「今の歌っている顔キモチワルイ(笑)」
「今変な顔だったよ」

そんなことを言われた時のシーンが次々と思い出されてしまうもんだ。その時は「え~ひどーーーい。あははは~」で済ませていたことだったけれど、それが小さい傷となっていたことに気づく。で、その小さい傷がすこーーーーし疼いている上に、ぐさ――――っと刺さるわけです。上記の義父の発言が。

で、「私はキモチワルイのか」と変に納得してしまう。

その『キモチワルイ』と義父に言われていた子が後になってテレビにタレントとして出ているのを発見した。

それが、イモトアヤコさんだった。

発見した時はとても感動したし、親近感も沸いた。

イモトアヤコさんはとんでもなくすごい人

「春野ちゃんはキモチワルイ」という言葉の呪いのパワーがすごかった。今までみんなそういう目で見ていたのかとも思ったし、鏡を見て「まぁそれもそうか」なんて思っちゃったり…。

でもね、人って変なことで傷が癒されるってことがある。

落ち込んでいる時に、別に仲のいい人でもない人からかけられた一言に救われたりすることもある。

イモトアヤコさんが「自分にはウリがない」と悩んでいる話がイッテQで流されていた時は、とても共感したし、それでも淡々と努力を続ける姿に感銘を受けた。

世界各国を旅して、体を張って、世界の山々を登山して、数々の偉業を成し遂げている。

別に私がなにをしたわけではないけれど、しみじみと千葉の片田舎の変なじいさんに「キモチワルイ子」と言われたくらいなんでもないことなんだよねと思う。

ちょっとはショックを受けることかもしれないけれど、そんなことを言われたからといって、人の価値がどうのこうのされるわけでもなんでもない。

心のどこかで「私はキモチワルイ」と思うことで、何かに蓋をしようとしていただけかもしれないし、そういう世界で生きていたいと潜在意識で思っていたのかもしれない。

それでも、なぜか私はイモトアヤコさんが次々に偉業を成し遂げている姿に「春野ちゃんはキモチワルイ」という呪縛から解放されていったような気がする。

完全に他力本願かもしれないけれど、心から「そんなことどうでもいいか」と思うようになった。

自分で選んだ世界なら、選び直せる

同じことを言われても気にしない人もいるし、とんでもなく傷つく人もいる。

事実は一緒でも、取り方によって未来が変わる。

一度傷ついても、それを自分で癒すことができることもある。
ただただ時間が癒してくれることもある。
誰かの一言に救われて癒されることもある。

いずれにしても、どこをどう見るかで世界が変わる。

私がキモチワルイのか、そうじゃないのかは知らないけれど、問題はたぶんそこじゃない。別にある。

だから、私は私の見たい世界を見て、聞きたいことを聞く。
幸せなビジョンを描くことで、見えてくる世界も、聞こえてくる音も変わってくる。

イモトアヤコさんはとても素敵だ。
そっくりと言われて褒められている気分(笑)

今日はただの日記でした!

誰かから傷つく一言を言われたことはありますか?その傷はまだ疼いていますか?その傷、癒してみませんか?

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