ブログ

自分をなおざりにすることは自己肯定感を下げる 私空間プロジェクト

3月に仕事を辞め、在宅で心理カウンセラー活動を始めたわけだが、元々我が家には私のスペースはないに等しかった。

机ではないところにPCが置いてあり、椅子ではないものに座ってブログを書いたり、ネット検索したり、勉強したりしていた。

そして、長時間この状態を続けていて気がついた。

「体がおかしくなってきた」と。いろんなところが痛いのだ。そして集中力が持たない。今までは自分のために取れる時間が、細切れで短時間だったので気がつかなかったってこと。

そこで最初に検討したのが、椅子の購入。

今までは、別に困っていないし、『椅子じゃないこの座るもの』でいいではないかと思っていたが、そうではない。とても重要なものだ。

なぜ重要かって?

「自分を大切にする」っていうことに着目すればそれは明らか。体か痛くても我慢して椅子を買わないという選択肢はありえないのだ。それがもったいないと思ったとしても。そもそもなぜ自分のためになにかを購入することが、それがあることで自分自身にやさしくなることがなぜ『もったいない』を思ってしまうのか…。その心理は…まぁあれだね~。

「私は私をそこまでしてあげるほどの価値を見ていない」ってことになるんだろうね!

椅子買いまーす!!とビジネスサロン仲間に訊いてみた…。ゲーミングチェアを推される。そして「作業環境はものすごく重要!!」と切々と説得された。椅子を変えるだけで1時間に2000文字しか書けなかったのが、一気に5000文字になったという方もいた。

おおおお~環境大事!自分を大切にするって大事!!

自分を大切にするための、お金と時間と空間は必要で、そして大切なもの。

妥協ゆるすまじ!

夫との関係も変わって来たよね

そんな話を夫にしたら「うちの会社で社割で安く買える」と言ってきたので、ちょっと見積もりを取ってもらうことに…。

オドロキの定価の高さ!!そしてその値引き率の良さ!!値引き後も高いと思ってしまったけれど購入することに…。

そして夫から「立て替えておこうか?」と言われて「ありがとう~あとで現金で払うね」と言っておいた。そしたらだ!!!椅子が届いてお金を払おうとしたら…

いいよ。買ってあげるよ

と!!これは!!私と夫の関係を知っているブログ読者の方にしてみたら驚きの発言だということは分かってくれると思う!!

夫がお金をくれない→くれるようになったのは誰が変わったのか?かつてこのブログのタイトルは『夫がお金をくれないんです』だった。そのままの話を書いていた。 『夫がお金をくれない』というウラミツラ...

そしてもっと驚きは!!この私が

ありがとう~うれしい!!

きゃぴっとした感じで自然に喜んでしまったことだ。これが2年前だったら

はぁ?別にいいよ。お金あるし、はいコレどうぞ!(さっと現金を渡す)

とか言っちゃってたんだろうな~。(反省)

次は空間を整える

椅子は買った。机も用意できた。そして次は場所だ。

最初設置した場所は寝室。それはそれでよかったのだが、なんとなく「ここじゃない感」があった。

そこに実姉が「ここの部屋にすればいいのにダメなの?」と。そこはかつて義父が使ってきた1階和室。今は物置のようになっていて、夫が自転車の室内練習に使っていたり、使わないおもちゃが詰め込まれている場所であった。

そうか…ここを「私空間にすればいいのか」と思い立ち、さっそく実行(かなり時間がかかった)

するとどうだろう?

作業効率が格段に上がったのだ。この私スペースの重要さをひしひしと感じている。

結局は自分を大切にするって話なんだけど…

問題に直面した時に、環境や行動を変えて問題を解決するという方法がある。

とても有益だと思う。だけどそれをすることで本質的になにをクリアにしているのかを、腑に落とすということも同時に見ていくと、より効果があるのではないかなと思っている。

例えば今回の『私空間プロジェクト』は自分にはこれだけしても許される価値があると思うことが、私はこれだけしてもいい価値があることを自分に許可したということがよかったということ。

あ~ニホンゴムズカシイ。

夫が自由にお金を使うことに腹を立てていた私は、自分が自分のためにお金を使うことを禁止、抑圧していた。ましてや誰かが(夫が)私のためにお金を使うなどとは『こんな私に』と思っていたんだろうなぁ。

お金もそうだが、時間も同じ。自分のためだけに時間を使うっていうことも大変重要。あくせく生きてきて、「ただテレビを見る」という時間がなかったんだから。常に「ながら」で見ていた。あくせくしないでテレビを見てゲラゲラ笑う時間もとても大切~。昨日「ただテレビを見ている自分」がかわいく思えた

そして今回私が気がついたのは、空間。私空間を持つことにまったく気がつかなった私は、たぶん自分の空間『プライベートスペース』にあまり興味がなかったんだろう。これもまた『おこがましい』とさえ思っていた感がある。

それが、この『私空間』の快適さ~。籠れる楽しさ~。ひとりってすばらしい!!

自分を大切にするって気持ちがいいわ~。

そんな快適な私を見た夫が一言

『ひきこーもり』だな。

最高級の賛辞として受け取っておきま~す。

山本春野のカウンセリングメニューはこちら

カウンセリングメニューこちらから
 カウンセリングメニュー 

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください