「ごはんいらない」」という時の夫の言い方が完全に声を荒げた『怒っている』言い方なのが気に食わない。
いや「それは罪悪感からですよ~」なんてアドバイスをもらったとしたら「そんなもんわかっている!」と言い返す。
確かに、私が用意した、もしくは用意しようとしている食事を「いらない」というのは罪悪感だろう。だったとしたら「ごめんね。また作ってね」くらい言えばいいではないか。それを「いらないんだよ!」と言われたらこっちだって「はぁ??」ってなるだろう?
そういうのをな、罪悪感の押しつけって言うんだよ!!とカウンセラーあるまじき怒りを夫に対して爆発させたところで、ご機嫌に今日を始めております。(あっもちろん怒った時点で自らに少なからず罪悪感を募らせていることもわかっております)
さて、今日は自分の弱さだったり、黒い部分を見せること、それをヨシをしてくれることで、癒されることがあるというお話をしたいと思う。
ジョハリの窓
先日、とあるセミナーに参加したら『ジョハリの窓』なるワークをやった。有名なものなのでご存知の方もおられるとは思う。
ざっくり説明すると、
紙を4分割に分ける。
① 左上には、自分も他人も知っている私の性質を書く
② 右上には、自分は気づいていないが、他人は分かっている私の性質を書く
③ 右下には、他人は知らないが、自分だけわかっている私の性質を書く
④ 左下には、自分も他人も知らない、私の性質を書く
というもの。
それそれ①開放 ②盲点 ③秘密 ④未知 を言われるものらしい。
①の開放は書くのは結構簡単なのではないかな。
②は人には言われるけど「そんなことはない」って思うことを書くのだろうね。
③は人には言えないけれど…ってことを私は書いた。
④はむずかしいけれど「3年後にこうなりたい」を書いてみた。
自己理解を深めるためのワークとのことだった。で、この①の開放の部分を広げていくことが自己理解を深めるんだって。
なるほど~って思った。このワーク自体はとても面白かったし、有意義だった。
トキメキってこれかと思った瞬間
ひとりひとりが発表する段になって、少し驚いたことがあった。
ファシリテーターは③は無理して発表しなくていいと言っていたから安心していたら、なぜか参加者のほぼが③について話すのだ。
えっ?秘密を言えちゃうんだ…と一人驚いていた。
で、私の段になり「③は余りに黒すぎて言えません。これ言ったら友達いなくなる(笑)」とだけ発表しておいた。
それで、その時は終わったのだが…
他のワークの時に、その日初めて会った男性が突然…
「春野さんがさっき、黒い春野がいるとおっしゃっていましたが、そこに春野さんの魅力があるんだと思います」
と言ったのだ。
顔から火が出るとはこのことか…と思ったよね。黒春野が認められた瞬間だった。(もちろんその黒内容はこの男性は知らないのだけれど)
言葉にするのは本当にむずかしいけれど、自分が「この欠点は人から嫌われるから絶対に言えない」と思っていたところを「それが魅力だ」と言われることの、得も言われぬ感覚…(いや、実際知ったらドン引きする気もするけれど)
惚れるかと思ったわ。
数日後に我が師匠がこんなツイートを…
欠点そのものが人から嫌われるのではなく、欠点を責めてることから人から嫌われるのである。
欠点を受け入れて愛してあげると、それは愛嬌になる。#格言めいたことを言ってみた
— 根本裕幸|カウンセラー・作家・講師 (@nemotohiroyuki) March 27, 2021
くっ…!
でも、まぁそういうことなんだよね。
責めずに愛してあげると…愛嬌になる。
そして、それを愛させてあげるということもできるんだよね。
人に言えない自分の欠点(だと思い込んでいること)や秘密を自分で愛してあげること。
むずかしいかもしれないけれど、できないことはない。
だって、自分の心の中のことなんだから。
誰かにやってもらうわけでもないし、強制することでもないけれど。
そんな自分もかわいいなと思ってみるのもまた一興。
そもそも、自分では重大欠点って思っていることが、他者にはそうでもなかったり、むしろ愛すべきところだったりもするよね。
そんな感じで生きています。
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