ブログ

自分軸じゃなくてそれは自己中なんだけど、違いが分からない

もじゃもじゃ頭のカウンセラー 山本春野です。どうぞお見知りおきを。

私の愛するBUMP OF CHICKENの新曲CDと、去年のツアーDVDが11/4発売なので、もちろん予約した。そしたらなぜか今日まとめて届いた!!

11/4に届くと思っていたので、うれしいやら予定が狂うやらで…こういう時の言葉ってなんていうんだろうね?嬉困る?

うっかりBUMP漬けになってしまった今日でした。ちょっと罪悪感…(なんで?)

さて、週末は実家でちょっと諸々をやっつけておりました。

そしてシミジミと…「母は気持ちのいいくらいの自己中だなぁ」と。自立と見せかけて依存が爆発している愛すべき母でございます。私たち3姉妹は母を中心として回っております(笑)。自分軸、時々母軸(文句は言う)ってところかな~。

母はわがままです。自立をため込んで一点集中依存ビームを打ってくる。それをよけながら、笑いながらのお付き合いもなかなか乙なもの(笑)

自分軸と自己中心の違い

さて、先日友人が「知り合いが自分軸過ぎて扱いに困る」と言ってきた。

ほぉ!どういうことだろう?とよく話を聞いてみたら…

Aさんが「町内会のボランティアをやって、お礼の品をもらったけど、そのボランティアは半強制のような気がして、お礼の品はいらないからボランティアに参加したくない」という話をした。

うんうん、よくあるよね。そういうの断りづらいよね。

で、それをきいたBさんが言った。

「そんなの旦那に行かせて、品だけもらえばいいじゃない?私はそうしてるよ。一度もボランティアには行ったことないけど、毎年お礼の品はもらっているよ。旦那に行かせなよ」

ほぉ~それはそれは、内情はわからないけど…なかなかだな。

で、その会話を聞いていたCさんが私に言った。

「Bさんは自分軸だからそれでいいっていうけどさ~。自分軸困るよ~。「そうしな」ってしつこくてAさんがかわいそうだった」と。

うん???Bさん…それ自分軸じゃなくて…自己中じゃない?

といったら、Cさんは「だってBさんが「私は自分軸だから自分の好きなようにやる」って言っていたよ」と。

なるほど…。

自分軸と自己中心ってちょっと区別がしにくいことがあって…

自分の都合で相手を動かすのが自己中心
自分の都合で自分を動かすのが自分軸

Aさんは他人軸だよね。やりたくはないけれど「そういうものだからやる」とか「人の目が気になってやる」とかそういうもの。

他人軸もさ、別に程度の問題でなんてもかんでも他人軸は辛いけど、本当に辛くて辛くて…というほどでなかったら、ブーブー文句を言いながらやるのもたまには楽しかったりするけどね。「あ~人の目が気になるぜ~」と言いながらやるのも別にいいんじゃない?と思っている。

わかっていればいいと思うんだよね。

で、Bさん。自分の思い通りに周りを動かそうとする、もしくは動かしているのは…自己中です。自分のやり方や考え方を押し付けるのも自己中だぞ。

自分軸的な考え方は…

私はボランティアは行きたくないから行かないけれど、Aさんは事情があって行くのはそれはそれでいいと思います。

これだと思う。

自分軸は「自分さえよければそれでいい」ということでもない。お互いに尊重し合って、落としどころを見つけていくのが、自分軸同士の付き合いだと思う。

同調じゃなくて、協調ね。

母は人を動かすけれど、それを自分軸で受ければよい

母はわがまま。父が存命の頃は、父がなんだかんだ言いながら、結局母の思い通りに動いていたと思う。

だからといって父が母軸だったとは思わない。父は自分の人生を謳歌していて、誰かのために何かをするときは決して無理もしないし、自分の喜びのためにやっていたのは目に見えてわかった。

誰かのためじゃなくて自分の人生を生き抜いたんだなと思ったのは、今際の時だったと思う。とにかく父は「心残り」がない人生だったんだと思う。

相手がわがままだからといって、それに乗っかって共依存になる必要はないんだよね。

できることはできる。できないことはできないと、きっぱりと線を引くこと。そこがとても重要なんだなと思う。

わがままなパートナーと付き合っていくのには、要望にお応えすることじゃない。

やってあげたいのはやまやまだけど、それはできない。ときちんと言うことが、パートナー同士の信頼が生まれることなんだろう。

要望に応えることが「愛をみせる」ことではないんだよね。

いくら近しい関係でも、線を引くこと。

亡き父が言っていた。

「初めてあった人には旧来の友人のように、長年の付き合いの人には初めて会った人のような態度で」

それが人間距離(じんかんきょり)のコツだと。

できることはできる、できないことはできない。

要介護1の母は山奥で一人暮らし。メインの暖は薪ストーブ。でもちょっと扱いが母にはむずかしい。

でも母は薪ストーブを使いたい。でも今ある薪は大きすぎて持ち上がらない。だから細く割って欲しがっている。でも、今回は時間もなかったし、ちょっと重労働なので…

薪割りは…1週間分しかしてこなかった(笑)

来週の母当番の次姉にあとは頼んだ~。

母、ピンチ(笑)

いくら一番近しい関係でも、遠まわしにしつこく頼まれても、できることはできるけど、できないことはできない。

できないならどうするか?はもちろん考えるけどね。そうやって家族マターは乗り越えていくもんだ。

*********

ただいま、LINEでお友達追加していただけると、無料で1往復無料お悩み相談承り中です!

友だち追加
山本春野のカウンセリングメニューはこちら

カウンセリングメニューこちらから
 カウンセリングメニュー 

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください