タイトル通りなのだが、♪友だち100人できるかな?の呪いについて書きたいと思う。
本当に昨日気がついたことだ。今までなんとなく「なんなんだろう?」と思っていたこの事実が分かったことでまたひとつ心の蓋が開いた気がする。
そのままでいいのだという証拠をもう一つ手に入れた。言ってみれば♪友だち100人できるかなの呪いから解放されたのだ。
大人数が苦手なのだ
小学1年生になる時に散々聞かされる♪友だち100人できるかなの歌。きっといい歌なんだと思う。素直な私もはりきって歌っていたと思う。
今調べたら♪友だち100人できるかなというタイトルじゃなかった(笑)♪1年生になったらだった。まどみちおさんの作詞なんだね。知らなかった。
とてもシンプルな歌詞だった。そんなに呪いをかけられるような歌詞でもない。ちょっと能天気な感じもする。にもかかわらず「友だち100人できないとそれはダメなんだよ」と言われているような気がするのは…
そうですね、自分で自分に呪いをかけていたんでしょうね~。すみません。
かといって、私は友だちが少ない方でもないし、初対面の人に話しかけられない性分でもない。むしろ得意と言っていい。初対面の人と話すのは大好き。その人がどんな人なのか?どういう考え方をしているのか?どんなバックグラウンドがあってどんなオーラを持っているのかもとても興味がある。その人に興味がある。
でも、これが人数が増えていくとだんだん疲れてくるのだ。
でもそれは悪いことだと思っていた。だって『友だち100人』は普通だから。
飲み会とか、○○の集まりとかには行く。そしてそれなりに楽しい時間を過ごす。それは間違いない。でも異常に疲れる。3回に1回くらいでいいやと思う。
人混みもあまり好きではない。自分がしゃべらなくてよくても、大人数の中にいるととても疲れる。
あるものを見る
たぶん世の中って、友だち100人いた方がいいし、SNSでもいいね!が多い方がいいし、フォロワーの数も多い方がいいというのがメジャーであると思う。とにかく数で価値をみるってことは多い。
まぁそうなんだろうね。多い方がいい…のか…な?大人数の中でワイワイやれない自分ってちょっとアウトローだよね。そしてそれはちょっと『ダメ』なんじゃないかな?明るくない。ちょっと暗い。
と思っていたら、昨日意外な話をきいて目が開かれた。
「カウンセラーってすごいよね。会ったことない人と話をするんだよね?そんなことできない。大人数で会ってその中で1対1で話すのはいいけど、突然1対1ってできない」
と言われたのだ。
ちょっと待って…?マンツーマンで出会う方がいいに決まってんじゃん?
と思ってからそうかこれは才能だったんだと気がついた。
大人数の中でうまくやれない自分
友だち100人に抵抗がある自分
教室で居心地が悪かった自分
大人数の集まりには行きたくない自分
そんな自分が社会的には「よろしくない」と思っていた。だって、友だち100人の呪いだから。
でも、そうだよね。1対1が苦手な人もいるんだね。そうかそうか…。
大人数の中でうまくやれる人が正しくいい子なわけではない。
ひとりでいるのが好きな人が社会性もなくダメなわけでもない。
逆もしかり。
気がつかないもんだね。自分の才能って。
天職ってことにします
人の話を聴くのが好きなんです。その言葉の使い方を見るのがとても好きなんです。大人数でワイワイ騒ぐのは苦手だけれども、少人数で話をするのはとても好きなんです。
2人きりだったらたぶん何時間でも話せてしまうと思う。
コロナで外出が制限されて、自由に人と会えない状況が続いてきっとストレスに感じている人も多いと思う。
制限が解除されて町に人が出てきて、またふれあいが始まった。
人と人が触れ合うのはとても大切。助けたり助けられたり、差し出したり差し出されたり、受け取ったり受け取られたり…。
でもそれは『ともだち100人』じゃなくていいんだよね。
だからカウンセラーという仕事は天職だと思うことにします。
それでもいいんだと思えるように
どっちがメジャーで、マイナーでとか、いいとか悪いとかはない。
友だち100人いるとか、いないとか。ひとりが好きとか大人数が好きとか…。
自分が自分らしくいられることが、無理をしないことがとても重要なんだよね。
なんとなく生きづらい、自信がない、これでいいのかわからない、なんだかとにかくもう嫌だ、自分が誰なのかすらもうわからないと思う方…
カウンセリングにいらっしゃーい。
マンツーマン大好きな春野がお話を聴きますよ。