自分掘り

瓶詰めした私をみつけてもらったカウンセリング 朋世さんLOVE

自分掘りが続いています。カウンセラーの山本春野です。

無料モニター様に助けてもらい、育ててもらい、あたたかい言葉をもらっておきながら、なお嫉妬の渦に巻き込まれ、頭ではわかっていながらも感情がついていっていない感覚にもううんざりしている。

劣等感も優越感も、比較も競争も、そして嫉妬もそのままでいい比較と競争そして、嫉妬。 さて、どうしても『できない自分』を受け入れられない山本です。そして受け入れるつもりもないファイターの春野...

そんな折、お弟子のオンラインセミナーで釘付けになった方がいた。

宮本朋世さん。ブログはこちら↓

自分でもなぜだかわからない。恥ずかしいことにその姿をずーーーーっと見ていた。(我ながら気味が悪いな)

理由はわからない。その美しさだったのかもしれないし、そのしぐさの品の良さだったのかもしれない。得体の知れない感覚に襲われたことは間違いない。(私の性的志向は男性です)

カウンセリングを受けてみようか…と思った。でもなぜか激しく迷った。

思えば、私はお弟子同期以外のカウンセリングを受けたことがない。受けるつもりもなかった。(これはこれで問題w)

潜在的に自分自身を掘りたくなったのだろう。朋世さんにカウンセリングしてもらってそれを知った。体中の水分がすべて出てしまったのではないかと思うくらい泣いた。疲れた。きつかった。

それでも、硬く閉まった私の瓶の蓋は開かなかった。でも透明の容器に入った、私が閉じ込めた自分が見えた。

そんな朋世さんのカウンセリングの話。

怒った顔が美しすぎた

ずっとハードワークを続け、そんな自分が好きだった。頑張っている自分、「頑張ってて偉いね」と言われる自分。

いつも元気で、怒ったことあるの?と言われるくらいいつもにこやかで、怒る対象は夫だけ。かといって夫になにか嫉妬することもなく、器が広く深い自分。冷静で感情的にならない自分。

そんな自分が好きだった。

少し前に夫に感情を丸出しにして(本当に清水の舞台から飛び降りる心境)、涙ながらに訴えた。そしたら「ふーんわかった」という感じのあっさりとした返事が返ってきた。特にどうということもないという風な。

という話を朋世さんにした。

さっと顔色が変わった。その目は怒っていた。ざわっとするほどに。あまりにも美しすぎて、私の感情が激しく動いた。

私の怒りを代わりに表現していると思った。そうか、本当は私はこれくらい怒っていたのだ。けれど、例のごとく感情をマヒさせてしまったのかもしれない。と思って涙があふれた。

怒っていいことだったんだ。そんなことにも気がつかなかった。

丁寧にひとつひとつの言葉を紡ぐ

質問されて、それに答える。朋世さんは必ず斜め上をみてしばらく言葉を探す…。

言われる言葉が、きれいなのに痛い。心が痛い。

お弟子では何度もやって来た『自分の価値』を見つける。仲間に『価値』を見つけてもらうワークも何度もやった。

私はこれが好きだった。褒められるのは大好き。そうそう私そういう人なの。とウキウキしながら聞いていたし、受け入れていると思っていた。

なのに、自分から嫉妬している人の話していると「それ、シャドウってわかっていますよね?」と静かに、あの柔らかい口調で、あのまなざしで言われて、初めて「それはない」と感じた。『受け入れられない』とはこの感覚だったんだとわかった。

ここ1か月、仲間のお弟子に激しく嫉妬し始めた自分に驚いた。今まで誰かに嫉妬したことなんてなかった。自分はすごいと思っていたし、誰とも比較なんてしたことなかった。

なのに、この嫉妬の先に自分のシャドウがいるなんて思いもしなかったし、そんなことを考えるだけで、辛い、きつい、ありえない…と尋常じゃない抵抗している自分に驚いた。

感情に直接触れるような言葉を紡ぐ。その言葉に「もうやめてください」と言いたかった。でも言えなかった。決して強い口調でもないし、厳しい言葉でもない。だけど、だたもうきつかった。

そんなことを私が感じていることは朋世さんだってわかっていたと思う。それでもなお、深く潜ってきてくれた朋世さんの勇気に感謝したい。でも怖くはないのだろうか?

幸せであることが義務だった

育った環境や、周りを取り巻く人たち、今まで自分に起きて来た事象。そんなことをひっくるめて「私は結局幸せなんだから」そう思ってきた。だから『幸せ』なんだと。『幸せ』じゃないなんてことは自分には『許されない』

『幸せであるべき』という義務感。

だから「こんなことで悲しいと思うべきではない」「寂しいと思うなんておこがましい」「恵まれている自分に感謝しないとは何事だ」と抑圧してきた…

ということに気づかせてくれた。

朋世さんの口調はこの話になったときもちょっと強くなった。

「本当にそう思っていますか?」
「なんでそう思うのわかりますか?」
「感情が麻痺していることは悪いことじゃない。そうせざるを得ない今までがあったんだから。」
「だけど、自分がどうしてそうなったのか、そうなってしまったのかは分かりますよね?」「シャドウがそう言っています。春野さんはこういいましたよ。それが春野さんです。」

そう、私は確かそう言った。まぎれもなくそう言ったのは自分だ。そしてそれが自分のシャドウだなんて思えない。思いたくない…が正しいかな。

目隠しをしたのも耳塞いだのも全てその両手

朋世さんに『言葉』をいただいた。

何度読んでも涙が湧きおこってくる。こまったもんだ。

愛に包まれて育ってきた。それはまごうとことなき事実。自分が抑圧してきた『それ』を解放することでその愛を否定することにはならない。それは頭ではわかっている。

『そこに翳りを落とすものにものに蓋をし
葛藤を覚えてきたかもしれない』

朋世さんにいただいた言葉の一節。翳りを落とすもの。自分の黒い部分。暗い部分。見たくないというよりは、見てはいけないもの…と思っているのかもしれない。

そんな黒い部分を解放したら、世界が暗くなるのではなく、もしかしたら逆なのかもしれないと、今はそう思っている。

闇に守られて
震える身に朝が迫る
置いていかれた迷子
遅すぎた始まり
さあ、何を憎めばいい
目隠しをしたのも 耳塞いだのも
全てその両手

♪オンリーロンリーグローリー ソングライター: 藤原基央

それでもやっぱり、目隠しした手を離したら、なんかまぶしすぎる気がして覚悟ができない。

朋世さんに見つけてもらった瓶詰めされた自分自身。その蓋を開けるのは私。

でもまだ開ける勇気はない。開けてしまったらどうなっちゃうんだろう?

自分掘りはつづく。

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