毎日、猫背で歩いているな～と感じているなら、「そんなのダメだな。胸張って歩こう…」と無理に思うのではなく「猫背の私もかわいいな」とまず思ってみて。
さて、強風の千葉です。風が強いとなぜか心がざわついて嫌な気分になるんですよね。多分心理学的になにかあるのかもしれないけれど、特にそんなことはどうでもいいなと思っています。
さて、今日は『限界』について考えてみました。
夫が嫌い過ぎてもう限界！とか
結婚生活の我慢がもう限界とか
あるじゃない？でもさ、自分のホントの限界ってわかっているのかなぁと思った。
限界を知っているから、ここまでやれば向こうの世界のドアが開くと思えるからやれることってあるじゃない。だけどさ、結婚生活の限界なんて考えたこともないし、我慢して、なんとか堪えて、やりくりして限界超えても、繰り返していくもんだなんて思っていたら、自分の限界を超えて頭おかしくなると思うんだよね。
だからまずは自分の限界を知ること。自分の限界を勘違いしていることってあると思うのよ。
それが潜在意識下の思い込みだったりするからね。そこをちょっと掘ってみるのもいいと思うぞ。
お腹が破裂しても食べろ！
私さ、体も小さいし小食なの。子どもの頃からそう。極端に体が小さかったから、周りは心配して食べさせようとしたよね。
はい、これも愛情だってわかっています。愛だから断れないっていうのもそれは違ってね。
小学校低学年の時は、沢山食べる子が偉い子で褒められてた。体が大きい子はやっぱり褒められて、背が低いと「沢山食べて背が伸びるといいわね」と言われた。
はっきり言ってさ、背なんてDNAが決めるもんじゃないの？沢山食べたって背なんて伸びねぇよって今は思うけど、あの頃は簡単に「私はダメな子」ってインプットしてたよね。
で、あの頃って給食って残したらダメだったんだよね。食べ終わるまで食べ続けなきゃいけないわけ。
だから、掃除が始まっても給食を食べてた(笑) 掃除のために机後ろにさげるじゃない？あれと一緒にぎゅーーーって後ろに追いやられて食べるんだよね。
今となっては問題になるんだろうね。
で、もちろんずっと泣いてんの。先生に「食べられません」って言うと「お腹が破れても食べなさい。お腹が切れたら先生が縫ってあげます」って言われたことは40年以上経った今でも覚えている。
衝撃的な言葉だよね～。
繊細な私は馬鹿正直に必死に食べていたよね。
でね、私の人生の転機が小学校4年生の時に訪れる。4年生のある日、やっぱり給食が食べられなくて、泣きながら食べてたの。そしたら、敬愛する担任の先生（今もつきあいがある私の人生を変えてくれた先生）が、私の机の前に座ってこう言ったの。
「山本さん、人間には限界ってもんがあるの。限界を越えたらもうそれはできないことなの。食べられないことを克服しようとするのはいいこと。だけど、限界を超えてまですることじゃない」
って。小学校4年生の私は先生の言葉を正しく受け取ったと思う。
人には限界がある。だからこそがんばれる。
どこまでかんばらなきゃいけないのかは、自分で決めること。
そのためにはまずは自分の限界を知っておくこと。
誰か何と言おうと、お腹が破れるまでやれって言われても、そんなことは関係ない。
自分で自分の限界を設定する。
誰がその設定をしているか？
夫婦関係が上手くいかなくても、まだがんばれるってがんばっている人、多いと思う。
ツイッターを見ていても、うつ状態になっても、毎日イライラして幸せじゃなくても、それでもまだがんばっている。
それってね、きっと誰かの何かのためなんじゃないかなと思う。
子どもはお父さんが好きだから。
夫は嫌いだけどお金はくれるから。
離婚したら親が悲しむから。
世間体もあるし。
そんな思いも大切にしていいとは思う。愛が大きいってことだからね。
だけど、自分の限界を超えてまですることかな。と思う。
その限界設定を一体だれが決めているんだろう？
お腹が破れるまで給食を食べなければならないっていう『ヤマモトハルノの限界』を設定したのは、小学校1年の時の担任の先生だった。
私はそれに従っていた。本当のワタシが設定した限界ではない。
ワタシはワタシの限界を本当は知っていたのに。
あなたはどうだろう？
まだがんばれるって自分に嘘をついていないかな？
もし「がんばりたい」って思っているのなら、それはそれでいいと思うよ。
それが、自分を大切にすることなら。
あなたが笑顔なら、周りもうれしい。
あなたが笑顔なら、あなたの心もよろこんでいる。
笑っていないのであれば、限界間近か、限界を超えている。
その限界設定を下げてみて。
その限界設定はどこでだれが設定したもの？
あなたの周りには何層にも殻が重なっている。
その殻を一枚ずつ剥がしていって、最後に残ったあなたの限界をみつけてみよ？
カウンセリングでは
カウンセリングでは、その殻を一枚ずつ剥がしていくような作業をします。
バリンっ！と殻を破ることはしないです。
誰かのために、何かのために、そんなにがんばれるってことは、その裏に、その下にあなたの大きな愛と才能が隠されているんです。
あなたのことをあなたの言葉でしっかり聞きます。言葉で発すると体から心から重いものを抜け出ていきます。
その心の隙間が心の余裕につながっていきます。
心の余裕ができたら、本来のあなたの才能を愛を一緒に見つけていく作業をしていきます。
質問もします。ワークもします。あなたのだけのオーダーメイドです。
少しずつ本来の自分を見つけていこう。
あなたの笑顔のために。
あなたの未来のために。
一緒にあなたの才能と愛をベースにしたビジョンを見ていきましょ。
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