心理学講座

『癒し』とは何か?心理学的視点⑤ 話す(放す)&イメージワーク【心理学】

もじゃもじゃ頭の熟妻カウンセラーの山本春野です。どうぞお見知りおきを。

みなさん、お元気ですか?
元気じゃなくてもいいんですよ~。元気でいることは義務ではありません。

さて、我が家のお隣はほぼ雑木林なんです。一軒家のお庭なのですが、十年以上ほったらかしにしているので、木が沢山生えているんです。さすがに結構な大木になっているものもある。

で、鬱蒼としているので、我が家の日当たりも悪くなるし、うざったいので、時々切ります。昨日切りました。バッサリと。あ~すっきりした!!

(勝手に切っているわけではなく、隣人にはちゃんと「切るよ~」と声かけてます)

で、切ってみると気がつくんですよねぇ。如何に日が当たっていなかったか。切ることで、こんなにもスッキリして明るくなるってことに。

木ってすこしずつ成長するから、ある一定を越えないと気がつかないものなんだよね~。
気づいた時には、そのあまりの大きさに衝撃をうけたりもします。
えっ?こんなにおっきくなってた?みたいな感じに。

人の心もおなじなんじゃないかな~。小さかったはずの問題や、痛みや、悩みが、うかうかしているうちに巨大化していて、ある一定を越えてしまっていて、自分じゃどうにもできなくなってしまっていることが。

「ある一定」を超える前に、日々のメンテナンスが大切ダゾ!(カウンセリングをご有用ください)

さて、今日で最後になります。

『癒し』についての考察⑤ カウンセリングは『癒し』ですよ。

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誰かに思いや感情や経験を話すこと

ひとりで考えていると、自分の頭の中の枠から飛び出すことはとてもむずかしいことなんだよね。

自分の頭にないことを考えるってことはまずありえなくて。だった頭にないんだから。

ぎゅうぎゅうにいろんな思考が詰まっている。ひとりで考えているとね。

「話す」は「放す」と言われます。

言葉に出して、自分の考えや思いを話していると、いつの間にか考えが整理されたり、「ああ、こういうことだったのか」っていう感覚になったことがある人がいるんじゃないかな?

あれって、頭が詰まって、巡りが悪くなっているのが、「話す=放す」ことによって、巡り始めるってことだと思うんだよね。巡り始めて、必要じゃないものを放したことによって、頭と心に余裕ができた。

この余裕ができたところに、なにが心地よいものを入れていくのがいいよね。

カウンセリングって、この作業ができるんだよね。

聞いてもらって、整理されて、余裕ができて、気持ちの良いものを入れていく。

これがカウンセリングだと私は思っています。

話を聞いてもらうだけでもいいけれど、時折話す相手を間違えて逆にダメージをくらったりもするからね。

話すことによって、ネガティブな思いがポジティブに変わることは大いにあるよね。

これが『癒し』。

イメージの世界で生きているから

カウンセリングとかセラピーとかでよくある「イメージワーク」。

イメージっていうとなんか「スピリチュアル…?」って思う人もいるのかな?

私も最初は「なにそれ?なんかそれで変わんの?」って思ってた。正直。「そんなの現実じゃないじゃん」みたいに思っていたかな~。

でもね、今は思うのよ。私たちってほぼイメージの世界で生きているんだよね。

過去の痛みが今も痛くて辛いのは、過去の痛みの原因を作ったアイツでもなければ、あの事象でもないの。

癒されていないことはいろいろあると思う。

それって今この瞬間に起きている現実じゃなくて、もう過去のことになっているけれど、私たちの頭の中では、それを思い出すたびにあたかも「今」起きているように思えるんだよね。頭の中、つまりはイメージの中っていうこと。

イメージワークってなんか胡散臭い感じがする人もいると思う。

私も最初はそうでした。なんか効果あんの?ただの想像だよね?って思っていたんだけど、結局私たちは大体がイメージの世界で生きているもんでね。

相手がこう思っているだろうもそうだし、思い込みもそう。過去に起きた出来事を、自分が足したり引いたりしてイメージを作り出している。

ただ、ひとりでしているイメージは答えは1つしかない。だから誰かとするイメージワークは凝り固まった自分のイメージにちょっと変化を与えるためにとても有効だったりするのね。

過去の辛い出来事っていうのは、その出来事が自分を辛くさせているわけではないの。過去に自分を戻して、それを今に映してしまって、自分を責めたり、際われたくないと思ったり、選択肢を失くしてしまったりする。

例えば、中学時代にいじめにあっていろんな自身を否定されるようなことを言われた。高校に上がっていじめはなくなったけれど、その過去の声を今度は自分が自分に言う。「どうせ私は○○だから」とは「結局はああなるでしょ」とか、自分で自分を責めるわけ。これが辛さの正体なんです。

すべてはイメージの世界の話です。今起きている現実じゃない。それをイメージの世界の中で癒してみるのもよろしいよ。

カウンセリングではイメージワークを使って『癒し』に向かうこともします。

イメージの中で辛かったあの頃のあなたに、あなたが辛くても頑張ってくれたから、今私はここにいるという意味を込めて…

ありがとう

と伝えてみてください。

あなたがあなたを癒してあげてください。

そのパワーがあなたにはあるんだから。

『癒し』についての考察はこれで終わりです。お読みいただきありがとうございました!

あなたのその痛みが癒されますように。

その痛みが「そういえば、あんなこともあったけな」って思えるようになりますように。

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