夫婦関係

何に怒っているのかを分かってもらえない時、それは自分もわかってない

もじゃもじゃ頭のカウンセラー 山本春野です。どうぞお見知りおきを。

今朝、久しぶりに発狂しかけた。大したことない話なんだけど…家事をしている人ならわかってくれると思う。っていうか、よくあることと思いたい。

ティッシュを洗ってしまった!!

洗濯機開けた瞬間の絶望感…わかってもらえるだろうか?

えっ?よくあるよ、別に気にしないよ。
洗濯物を全部確認するからそんなことしない。
ティッシュまみれの洗濯物をみても「あ~あ」で終わり。
まぁこんなこともあるよね!と自分を慰める~。

といった対処ができればいい。そう、むしろこうなりたい。

でも…私はやっぱり、怒り狂うのだ!!

もちろん犠牲になるのは、子供たちと夫。(てへっ)

だれ!!ティッシュ入れっぱなしにしたの!!(怒)
ああ~俺だ~ごめん!!気をつける~
夫!!これ見てよ!!ティッシュまみれ!!
あああ~これは大変そうだね…。

という返しがあった。これ、私としては完璧な答えなんです。私の場合はこういう風に寄り添ってくれるだけでいい。

何かをしようとしなくていいし、意見もアドバイスもいらない。

ただ、少し怒りが残っていたので、夫の脇腹にパンチを3発入れさせていただきました(←完全に八つ当たり)

なぜ怒るのか?

なぜティッシュを洗ってしまっただけでこんなに怒るのか?不思議。我ながら不思議。

先に書いたように「あ~あ」で済ます人だっている。でも私は怒り狂う。

とっても重大な問題だ!!と思って怒る。なんでそんなに大きな問題と化すのか?

それは「理想の自分」と程遠いからなんだよね。

「選択する前に全部チェックしない自分に腹を立てている」これが一番大きいと思う。

ちゃんとできない自分。そうしなきゃいけないのに。『普通』のことができないということに腹を立てている。

そもそも、問題っていうのは、生まれ持った「自分らしさ」というセンターから離れてしまっているから起こる。

センターに戻った方が楽に決まっているのに、そこに戻ろうとすると「元の自分に戻ると誰からも認められないよ」という声が聞こえて、戻れなくなる。それが問題となって、イライラの元になる。

私の場合は、元の自分は結構おおざっぱで、いい加減で、自由なんだと思う。だけどそういう自分でいたら、こっぴどく叩かれた経験がある。社会生活を送る上で必要だったのかもしれない。

だから、ふと見えた元の自分を認められないし、その時の傷が疼く。「ダメな自分」が見たくない。

はっきりいって「ティッシュを洗った」ことくらいなんてことはないんだけどね。

「ダメな自分でいいじゃない」と認めてあげると楽になる。

夫の腹立つ対応

「またやったのか?」
「最初に見ておけばいいだろ?」
「なんだよ!俺のせいって言いたいのか?」

ちょっとしたトラブルがって、愚痴るとこういう感じに返してくる男性って多い気がする。夫もこういう返しが多い。

今回は長男がティッシュを入れっぱなしにしたから、あれだけれども、これが夫がやったことだったら「ああ~もうティッシュ!!」と怒り気味でいっただけで、逆切れするパターンがある。

そうなると、こっちも他のところまで波及しちゃって、怒りの塔がどんどん高くなっていく。そして「本当に怒っている部分」から遠く離れて行ってしまう。

まったく腹が立つけれど、これもね「そうかそうか、これも投影なのね」くらいに思えるようになれば最強。

今回は、穏便に夫の脇腹3発で気も済んで「まっこんなもんだ」と治めることができたってことは、私も成長したもんだ。

怒りを抑圧しない。だけど誰かに自分の怒りの処理を任せない。

因みにパンチ3発は、ハグされるより全然いいらしい。むしろ喜んでた?(キモっ!W)

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