心理学講座

夫の真実と私の真実の違いをバレンタイン事件に見る【心理学】

もじゃもじゃ頭のカウンセラー 山本春野です。どうぞお見知りおきを。人間距離(じんかんきょり)を程よく守って、沈めてしまった本当のあなたを見つけるお手伝いをしています。

昨日はバレンタインデーでしたね!!

町にも出ないし、元々そういう類のイベントに興味がないので我が家も普通の日を過ごしました!

と言いたいところですが、バレンタインだけはどうしてもこの事件を思い出しちゃうんだよね↓

『怒りに満ちた杏仁霜事件』

男子にとってはバレンタインはそんなに重要なのか!知らなかった!!バレンタインデー…さほど興味をもったことのないイベント。 というか、記念日やイベントに興味をもったことがあまりない。 結婚記...

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今年はバレンタインデーが日曜日でしたね。

数日前にふと長男に

「ああ、今年はバレンタインは日曜なんだね」と言ったところ

「オレの勝ちだな」と言っておられました。

うん??なんか誰かと勝負してたんかな??

 

さて、付き合い始めて初めてのバレンタイン。そして忘れもしない、私の頭の血管が切れまくった日。

私は怒りに満ちていたけれど、夫はなんだったんだろう??

ただの無神経だと思っていたけれど、なんだったんだろう?

最後まで読んでいただいても答えはないです。ごめんなさい。
でも、あなたはどう思います?

ただ言えるのは、すべては真実の取違い。思いのすれ違いだったのだろうということ。

夫の真実は、永遠に私は知り得ないことのだから。

もし夫が言葉に直して言ってくれたとしても、それを夫が感じている通り受け取ることはとても難しい。言葉にすべてを直すことはできないからね。

客観的にみて思うこと

去年の今頃はまだお弟子講座の最中で、言ってみれば心理学を学び始めてたったの半年だった。

濃厚な日々で、あの半年間で信じられないくらいの伸びを我ながら見せたと思う。

心理学はとても面白く、発見も多く、「なんでああだったんだろう?」と考えるのにも夢中だった。

『怒りは感情の蓋』という言葉で、あのバレンタイン事件を読み解いている!!

我ながらファンタスティックだ。マーベラス!

私の感情は去年の記事の通りだったと思うのよ。色々恥ずかしかったし、認めてほしかったし、悲しかったし、悔しかったし、なんかできない自分に腹が立っていたし…。

正しさの競争
完璧主義
承認欲求
感情に蓋
罪悪感
無価値観

まぁいろんな要素が入っているわね。

で、火に油を注ぐような夫(この頃は彼氏か)の態度。

いろいろすれ違っているなと。

私の真実と夫の真実は違う。

事実と私の真実と夫の真実(想像)

コナン君は「真実はいつもひとつ!」と言いますが、真実はひとつじゃないよね~ということはあなたももうお分かりですね!

事実や事象はひとつだけど、それをどうとらえて、どう解釈するかによって『真実』は変わります(心理学ではそういいます。日本語学的には知らない)。

ひとりひとりの真実があるのよね。

『私』の持っている感覚とか、過去のデータからの解析などで『真実』が作られるのよ。

では、『怒りに満ちた杏仁霜事件』の真実を紐解いていきたいと思う(夫部分は完全に妄想)

手作りの件

事実 >>「バレンタインは手作りチョコくれる?」と夫(彼氏)が言った。

春野の真実 >> 手作りチョコを要望するなんて…。手作りできるかどうかのテスト?なに女子力テスト?? これって強制じゃない??

夫の真実 >>手作りチョコだったらうれしいな。できたら手づくりがいいけど、そうじゃなかったら寂しいから先に確認しておこう。

 

遅刻+待ち合わせ場所

事実 >>バレンタイン当日、夫(彼氏)が遅刻をした上に、待ち合わせ場所がわからないと言った。

春野の真実 >> わからないがわけがないのにそんなこと言うなんて、楽しみにしていた今日をないがしろにされた。私はやっぱり愛されていないし、大事にされていない。

夫の真実 >> バレンタインに定時に帰ったら「あれ?デート??」って勘ぐられるのも恥ずかしいし、でもそう春野に言うのも恥ずかしいから場所がわからないって言っとけばいいかな。

※因みに夫の職場は私の前の職場と同じで(私はすでに退職していた)、同僚は私たちが付き合っていることを皆知っていたので、たぶん「はるさんとデート?」くらいは聞かれていただろうし、実際覗きに来た若い子たちがいた。しかも私の激怒っぷりを目撃されてしまい、私は微妙な顔するしかなかったよね(笑) はぁ~いい思い出だ。

 

食わねぇのかよ

事実>> もらったスノーボールクッキーを食べなかった。

春野の真実>> ほらやっぱり私が一生懸命手作りしたお菓子なんてなんの価値もないよね!下手くそだし、確かに不味いし、食べないでカビ生やさせるのはあたりまえ(怒)! それを私に見せつけるためにそのままにおいておいたんでしょ!!(怒怒)

夫の真実>> もらっただけでうれしいし、美味しいか美味しくないかはあまり関係ない。っていうか甘いものあんまり食べないし。もらったことが大切だったからそのまま忘れちゃった。

夫の部分は能天気に楽天的に考えてみた!!

真実は知らない!!

あっ!遅刻したこととか、せっかく作ったお菓子を食べないとか、そういうことはもちろん怒っていいのよ。だって腹立つしね。

でもその事実を、自分の価値が低いとか、愛されていないとか、そういうことを判断する材料にしなくてもよかんべ?っていう話。

能天気に考えても別になんの害もないなって思うのよ。夫の真実を知ってもいいけど、知らなくても私が幸せだったらいいかなと…。

でもね、ここで大切なのは

私が夫に喜んでもらいたくてした行動なんだと、感情で感じておくことだと思うのよ。

見返りを期待せず、自分自身を過大評価も過小評価もしないで、ただあげたいと思う気持ちだけでよかったんだろうね。

あ~~~恥ずかしい!!

さて、突然の問いかけ!

どうですか?相手がどう思っているかを勝手に妄想して、判断して、きっとそうに違いない!!私にはわかるもん!!って思っていませんか?

それって、もしかして『あなただけの真実』かも?

すこーーーーーーーし疑ってみるのもいいかもね。

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