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なんで結婚しないの?というその質問にさほどの意味はないと思うよ

暑いのは嫌いなほうじゃないけれど、死の危険を感じる暑さはやはりヤバイと思う。だからクーラーを入れる。温度を高めに設定するけれど、やはり筋肉がなんとなくこわばってくる。

どっちもどっち。答えがない。なんとなくぼんやりとやりくりしていくしかないんだろうな。そんな曖昧も悪くない。

最近、『八王子国の歩き方』というYOUTUBEにはまっていてちょっと休憩という時に見ている。八王子の魅力を伝えるみたいな動画なんだけど、この「中野智行 52歳 独身』の圧倒的な面白さは、ハマる。

紹介されるごはんも全て美味しそう。『食欲』という欲をどこかに忘れてきてしまった私は、なぜか「食べ歩き」とか「食レポ」とか「大食い○○」とか「激辛○○」といった番組が大好きで、誰かが何かを美味しそうに沢山食べているのを見るのが、快感に近い。

もちろん「孤独のグルメ」は最高だ。

と、前置きが長くなったが、この「中野智行」さんが、ある動画の冒頭でこんなことを言っていた。

「五十過ぎの男に結婚しない理由を聞いてはいけない」
「理由がわかればとっくに結婚できていますから」
「どういう答えを期待して訊いているのか」
「変態すぎて結婚できませんでしたとか言えば納得するんですかね」
「やめてよね。ああいう質問」

とおっしゃっていて、笑った。

ここまで突き抜けていれば曖昧に笑って「はい、ここまで!」となるのだろうけれども、これが「結婚したいけどできなかった」とか「本気で結婚できない理由」がある場合は本当に心に突き刺さるのではないかな?と思う。

私は既婚なので聞かれないから、どれだけ刺さるのかは想像でしかないけれど、同じか、もしくはそれ以上の「なんでそれ訊くの?どういう答えを期待しているの?」という質問に「なんで子ども作らないの?」「二人目はつくらないの?」というものがある。

前後の話の内容にも関わるとは思うけれど、「なにそれ?こっちの勝手だよね?」と思うんじゃないかな?

むかーしそんなことを書いた記事があったなと探してみたらあった。

二人目まだか?と訊かれたときにモヤモヤしない考え方子どもはひとりでいいと思っているのに「二人目まだか?」「兄弟いないとかわいそう」「やっぱり普通は二人以上いないと」等々、面倒くさいこと言...

心理学のしの字もなかった頃の記事だな。2年前か。色々学んだけれど、ベースの考え方は変わっていないようだ。

結婚しないの?も2人目はつくらないの?というのも、結局相手は「いいお天気ですね」というレベルの話をしている可能性が高い。

それについて傷ついたり、突き刺さって落ち込んだりするということは、やっぱり自分の中に「そうであるべきだ」という思いが少なからずあるのだと思う。

それって誰に刷り込まれた思い込みなんだろう?

そこで、「無視すりゃいいよ」という解決策ではあまりに乱暴なので、ちょっと考察してみたいと思う。

その言葉を吐いた人は、どれだけコミュニケーション能力にたけた人なのか?そこら辺の通りすがりの知らない人だったらわからないけれど、身近の人だったら予想がつくんじゃないかな?

お母さんに「なんで結婚しないの?」と言われたら、嫌味で言っているわけでもなくて、本当に「結婚がいいもの」と思っていて、それを自分の愛する娘にも経験してほしいという愛の行動かもしれない。

責められているように聞こえるかもしれないけれど、責めているわけではないかもしれない。

そうやって、相手の言動をもしかしたら『愛情表現』かもしれないなという視点で見てみるとちょっと見方が変わる。

できることなら突っ込んで訊いてみてもいいんじゃないかな?クレームではなく、純粋な「どういう思いからの質問なのか?」という好奇心を持って。

で、もう一つは、あなたが傷ついたということは「あなた自身が『そのこと』をとても気にしていて、それはダメな事」と思っているからだと思う。

「結婚はするもの」と思っていて、それができていない自分はダメと少しでも思っていると、傷つく。

そこはもう相手がどうのではなくて、自分自身の問題になってくる。

で、また、自己肯定感を上げていこう!という話になっちゃうんだけど。

でね、その瞬間に相手を黙らせたい、ギャフンと言わせたいって思いはあるじゃない?(あれ、私だけ?)

相手はそんなに深いことなんて考えてない。冒頭にも書いたけど「天気いいですね」というレベルの話。

だから「変態だからですかね?」とか「あまりにも高根の花だからですかね?」とか「実は私宇宙人なんです」とか言っておけばいいんじゃないかな?と思う。

大した解決策でもない(笑)

自分に軸を戻そう。
他人の他愛もない質問に傷つかないように。

あなたはそう思うのね、私は思わないけど。
人の価値観に左右されるのは、思い込みかもしれない。

その思い込み…カウンセリングで解きほぐしてみませんか?

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